「渡辺岳夫音楽祭」と「伊福部昭百年紀Vol.1」が爆音リマスターでリニューアル発売
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谷川俊太郎さん追悼【30%オフ・送料無料】「TBSと日本の巨匠・團伊玖磨」【3SCD-0051】
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3CD-BOX【TBSと日本の巨匠・團伊玖磨】完成! 谷川俊太郎作詩の合唱曲、倉本聰や芥川也寸志との対話、オリンピック序曲、ラジオの歴史に残る名作を厳選。 秘蔵音源で聴く作曲家の音楽と人生。 谷川俊太郎は、作詩から半世紀を経て、CD収録の合唱曲《ディヴェルティメント》を聴いて「今の若い人たちに歌ってもらいたいなと思いました。日本語がきれいに響くための練習になると思うんです。合唱コンクールの課題曲になるといいですね」と語っている。 あのTBS Vintage Classics シリーズの最新作。 世界の巨匠たちのJapan Liveに続き、日本の巨匠たちの秘蔵音源を発掘! 日本の歴史的な瞬間は團伊玖磨と共にあった。音で聞く、本人の語りで知る、作曲家の人生。 【作品タイトル】 ■TBSと日本の巨匠・團伊玖磨(全3巻セット) 第1集/音楽/CD1「團伊玖磨その音楽/谷川俊太郎、アラブ、東京オリンピック」 第2集/対話/CD2「團伊玖磨の人生/聴き手:倉本聰」 第3集/対話/CD3「團伊玖磨が語る/音楽、タバコ、母、旅」 偉大なる作曲家の仕事がTBSのアーカイブに眠っていた! 「夕鶴」「ぞうさん」「ラジオ体操」など誰もが知る音楽を作った作曲家・團伊玖磨(だん・いくま)。 TBSのアーカイブに眠っていた「日本の巨匠・團伊玖磨」の偉大なる仕事が甦る! 谷川俊太郎と團伊玖磨が新たな合唱音楽をめざした「ディヴェルティメント」。 團伊玖磨が自らアラブに赴き調査研究したシンフォニックルポルタージュ。 日本の歴史に燦然と輝く東京オリンピックを飾った「序曲」・・・。 作曲家の人生に様々な角度から光をあてた倉本聰の3時間に及ぶロングインタビュー。 奇跡的に保存されていた谷川俊太郎の詩作メモや自筆原稿、ラジオ番組のオリジナルキューシートなど初公開の貴重な資料を集成したカラー28ページブックレット付属。 TBSのアーカイブに眠っていた歴史的音源を厳選した豪華3枚組CDとして完成。 ■タイトル「TBSと日本の巨匠・團伊玖磨」 ■品番:3SCD-0051(全3枚組セット・限定300部) ■定価:4999円(税込) ■バーコード 4560224350511 ■発売:2020/02/12 ■企画:スリーシェルズ ■出演:團伊玖磨、谷川俊太郎、倉本聰、芥川也寸志ほか ■原盤・協力:TBSヴィンテージ ジャパン 【収録番組】 ■混声合唱のためのディヴェルティメント(1968年) 作曲:團伊玖磨、作詩:谷川俊太郎 制作:細谷隆夫・阿部昭・浜井誠 指揮:木下保、フルート: 宮本明恭・植村泰一、合唱:日本合唱協会 ■特別番組/シンフォニック・ルポルタージュ《アラブ》(1958年) 構成・作曲・指揮:團伊玖磨/制作:門馬直美 演奏:新室内楽協会、語り:近江正俊 ■オリンピック序曲(1964年)作曲:團伊玖磨 ■電子音楽「オリンピックの鐘」(1964年)作曲:黛敏郎 実況:渡辺謙太郎、ゲスト:芥川也寸志 ■「倉本聰・ニッポン人生録」 第17回~19回(1997年) ■「百万人の音楽」(1988年) 司会:芥川也寸志 ■「暮らしのサロン」~タバコの話(1967年) ■「母を語る」(1968年) ■ 朝のファンファーレ「一口ゼミナール」~島の話(1984年) 【3枚組CD、28ページブックレットのおすすめポイント】 ・本人の声、本人の演奏による「リアルな音の記録」を初CD化 ・まるで團伊玖磨が目の前に居るかのような対話の数々を収録 ・歴史ファン、文学ファン、音楽ファンまでに配慮したわかりやすい内容 ・谷川俊太郎秘蔵の自筆原稿など、貴重な写真を多数掲載 ・谷川俊太郎への最新インタビュー(2019年)を掲載 ・TBSに残された歴史的音源を専門家がセレクション ・TBS制作のラジオ、テレビ番組における團伊玖磨関連データを掲載 ・オリジナルキューシートなどの当時の秘蔵資料を掲載 ・TBSと日本の巨匠シリーズのスタート記念の特別価格で発売 【TBSと日本の巨匠・團伊玖磨/収録曲目一覧】 第1集「團伊玖磨その音楽/谷川俊太郎、アラブ、東京オリンピック」 ■混声合唱のためのディヴェルティメント(1968年12月22日放送/芸術祭賞受賞記念番組) 作曲:團伊玖磨、作詩:谷川俊太郎/制作:細谷隆夫・阿部昭・浜井誠 指揮:木下保、フルート: 宮本明恭・植村泰一、合唱:日本合唱協会 1.冒頭コメント 2.團伊玖磨(作曲)のコメント 3.谷川俊太郎(作詩)のコメント 4.木下保(指揮)のコメント 5.演奏者紹介 6.ディヴェルティメント 第1章「風」 7.ディヴェルティメント 第2章「愛」 8.ディヴェルティメント 第3章「祭」 9.ディヴェルティメント 第4章「巡礼」 ■シンフォニック・ルポルタージュ《アラブ》(1958年2月23日放送/特別番組) 構成・作曲・指揮:團伊玖磨/制作:門馬直美 演奏:新室内楽協会、語り:近江正俊 10.オープニング音楽(音楽:團伊玖磨) 「バグダッド」 11.ひらけゴマ~寺院 12.アラブのバザール 13.バグダッドの楽隊 14.金属の弦楽器サントゥールのソロ 15.擦弦楽器ラババのソロ 「砂漠」 16.ジープで砂漠へ (音楽:團伊玖磨) 17.白いラクダに乗った老人の歌 18.数々の人類の歴史を飲み込んだ砂 (音楽:團伊玖磨) 19.遥か彼方の地平線 「遊牧民」 20.ベドウィン族、遊牧の大移動 (音楽:團伊玖磨) 21.遊牧民のラクダの声 22.族長の歌「お前を殺すぞ」 23.アラブの小笛ミズーチ 24.オアシス(音楽:團伊玖磨) 25.アブマリアの泉 (音楽:團伊玖磨) 「バグダッドふたたび」 26.再びバグダッドの街角 27.アラブのキャバレー(カヌーンソロ) 28.いつ果てるともないアラブの夜 (音楽:團伊玖磨) 29.さようならアラブ (音楽:團伊玖磨) 30.番組クレジット ■オリンピック序曲(1964年10月10日放送/オリンピック東京大会実況中継 第1日) 実況:渡辺謙太郎、ゲスト:芥川也寸志 31. 13時00分の時報~番組テーマ音楽~実況中継~ BGM:行進曲「大空」(作曲:須摩洋朔/斎藤徳三郎指揮、自衛隊中央音楽隊) 32. 堂々たるバンドの行進~芥川也寸志のコメント BGM:行進曲「雷神」(作曲:スーザ/岡英男指揮、消防庁音楽隊) 33. 13時49分「すべての目が、耳が、いまこの国立競技場に」 34.「オリンピック序曲」(作曲:團伊玖磨)斎藤徳三郎指揮 陸・海・空自衛隊、警察、消防庁、皇宮警察、神奈川県警、各音楽隊ブラスバンド 35.「オリンピックで重要なことは勝つことではなく参加することである」 電子音楽「オリンピックの鐘」(作曲:黛敏郎) 第2集「團伊玖磨の人生/聴き手:倉本聰」 ■「倉本聰・ニッポン人生録」 第17回~19回(1997年2月9日、2月16日、2月23日放送) 1.ナレーション 「幼少期」 2.オレンジ色のアロエの花が咲く八丈島にて、高台にある團伊玖磨邸 3.家業について、生まれについて、世襲を厭う家系 4.人生最初の視覚的な記憶 5.人生最初の音の記憶 6.音楽家として頭に残る最初期の記憶 7.父の考えからピアノを始める 8.一宮道子(三千子)先生の教育 9.血盟団事件について 「東京音楽学校」 10.東京音楽学校の歴史 11.山田耕筰の仕事 12.作曲家になろうと決心する 13.中学二年、山田耕筰に面会に行く 14.山田先生は曲でなく人間をみた 15.下総皖一の厳しい指導 16.実作について、骨格を大事にした諸井三郎 17.山田耕筰の指導、日本語のイントネーション 「戦争、軍楽隊、終戦」 18.戦争と重なった自分の青春 19.音楽学校から陸軍軍楽隊へ 20.陸軍軍楽隊の同級生 21.軍楽隊の生活 22.学徒動員 23.軍楽隊から戦後の音楽家が育った 24.團伊玖磨の認める軍歌・戦時歌謡10選 25.戸山学校が燃えて、浅草橋で終戦を迎える 26.B29のビラで予感した終戦 27.終戦直後の軍楽隊、またあう日までグッドバイ 「戦後」 28.終戦後、電車もハガキも、人々は業務をこなしていた 29.父との約束「学校を出たら自活」 30.NHKの専属作曲家は13人 31.ジャズの流入 32.日本人のリズム感覚、ジャズとストリップ 33.映画音楽はだいぶあと 34.コンクールで芥川也寸志と1位を分け合う 「オペラ」 35.夕鶴について 36.素朴な疑問への回答として 37.ヨーロッパでも上演されるオペラを書きたい 38.オペラを書くには「なぜ歌うか、なぜ話すか、を疑え」 39.日本の音楽文化は、受け取る側の変化を求められている 40.本気で書く。物を作るには物を作る生き方をするべき 41.自分に手間ひまをかけて経験を積むことが大事 42.7つめのオペラに至るまで、将来残るオペラの題材とは 43.オペラは手書きで楽譜を書く。本当のオペラ劇場で完全上演を 「倉本聰のコメント」 44.インタビューを終えて 第3集「團伊玖磨が語る/音楽、タバコ、母、旅」 ■「百万人の音楽」(1988年5月8日放送/司会:芥川也寸志、野際陽子) 1.番組テーマ 「中国旅行」 2.海南省と南寧への旅 3.56の民族からなる中国 4.中国への旅は36回目 5.芥川也寸志の訪中話。杜子春の峨眉山へ 6.若き日のソ連から中国への旅 7.砂漠の話 8.ラクダの話 「中国の音楽」 9.腱鞘炎を鍼で治す 10.西洋医学と東洋医学を音楽に当てはめて考える 11.中国は芸術より先に人間がいる 12.中国はおおらか、日本は尻込みしてしまう 「シルクロードと3人の会」 13.管弦楽組曲「シルクロード」 14. 3人の会 15.今後は第2シルクロードを書きたい ■「暮らしのサロン」~タバコの話(1967年10月11日放送/聴き手:高階玲子) 16.作曲しているときは吸わない 17.日本語の名前を大切に 18.食べ過ぎ、飲みすぎだって良くない 19.パイプの良さ 20.タバコを美味しく吸うには 21.愛用のパイプ 22.「ダンヒルたばこ紳士」 ■「母を語る」(1968年5月10日放送) 23.母はアメリカで生まれた 24.アメリカで育った母の性格 25.アメリカの家庭と日本の家庭との違い 26.母の教育方針 27.「思う通りやりなさい」母は音楽への夢を応援してくれた 28.音楽学校を経て、家へ戻ると 29.世の中の本当の厳しさを教えてくれた母 ■ 「一口ゼミナール」~島の話 (1984年7月23,24,25,26,27,28日放送/聴き手:山本文郎) 30.「にっぽん島の旅」全5巻の話 31.山本アナウンサーの感想 32.八丈島の生活 33.釣りは地球との会話 34.八丈島の方言 35.第1巻「太平洋の島々」の話 36.島へ滞在する喜び 37.「パイプのけむり」の話 38.島は日本人の魂のふるさと 39.大自然に暮らす人々への配慮 40.第2巻「北海道の島々」の話 41.歴史、美食、祭り、流通、旅の醍醐味 42.第3巻「瀬戸内海の島々」の話 43.島は島。孤独によって自分を取り戻す 44.八丈島のスナック、島の酒 45.テレビ番組「音楽の旅はるか」の話 46.第4巻「九州の島々」の話 47.無人島の話 48.人が住む島に必要なもの 49.第5巻「沖縄・薩南の島々」の話 50.沖縄の音楽 51.沖縄から先の島々 52.18年暮らしている八丈島 53.島の人々 54.島の抱える問題 55.團伊玖磨が推薦する島 56.訪ねていない島をシラミ潰しに 團伊玖磨(だん いくま 1924-2001) オペラ《夕鶴》をはじめ、《ぞうさん》《やぎさんゆうびん》 《ラジオ体操第二》《花の街》など多くの作品が親しまれている国民的作曲家。 大田黒元雄の『西洋音楽史物語』を読み、12歳で作曲家になると決めた少年は、 東京音楽学校(後の東京藝大)を経て、陸軍戸山学校軍楽隊で小太鼓と編曲作業を担当して作曲家になった。師は、山田耕筰、諸井三郎、近衛秀麿、下総晥一、橋本國彦、細川碧ら。七つのオペラと六つの交響曲を創作の柱とし、管弦楽では《シルクロード》、吹奏楽では《祝典行進曲》、合唱では《筑後川》などすべてのジャンルへ愛される作品を残した。 作風は、大陸的で雄大な時間の流れと歌謡性、オーソドックスではあるがゆるぎない構造美が持ち味である。 盟友の芥川也寸志、黛敏郎と3人の会を結成して、戦後の作曲界に大きな足跡を残したほか、前衛の波に揺らぐことのない確固たる創作姿勢で77年の生涯を貫いた。様々な歴史文化芸術に触れるために、旅を愛する人でもあったが、なかでも中国には1966年以来、50回以上訪中。日中文化交流協会の会長を務めるなど中国との関わりが深かった。27巻に及ぶ随筆集『パイプのけむり』シリーズなど著書多数。2001年5月、旅行先の中国・蘇州で急逝。
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生誕100年価格【30%オフ・送料無料】「團伊玖磨 吹奏楽作品集Vol.1」【3SCD-0001】
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團伊玖磨 吹奏楽作品集Vol.1 収録作品 ①若楠国体行進曲(序曲つき)* ②パシフィック・フリート ③ブリヂストン・マーチ* ④青年 ⑤航空自衛隊大行進曲* ⑥べっぷ ⑦祝典行進曲 ⑧新・祝典行進曲 ⑨行進曲「横須賀」 ⑩吹奏楽のための奏鳴曲 * 世界初CD化 国民的作曲家である團伊玖磨(1924-2001)は、「夕鶴」をはじめとするオペラ、交響曲、「筑後川」等の合唱曲といった大規模な作品から、「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」などの童謡やラジオ体操第2といった実用音楽まで、実に幅広いジャンルにわたって傑作を書いていますが、吹奏楽の分野も例外ではなく、多くの注目すべき作品を残しています。しかしながら、「祝典行進曲」など極一部の作品を除いてそれら吹奏楽作品の大半は人知れず埋もれていると言えましょう。 本CDは、そんな埋もれた傑作を掘り起こすことにより、今一度團の吹奏楽ワールドを俯瞰し、そしてなにより聴く楽しみを提供します。当然ながら世界初CD化となる作品も多数含まれていますが、特に楽譜の紛失により正に幻の名曲となっている「吹奏楽のための奏鳴曲」は貴重でしょう。更には、地球規模のスケールの大きさと、勇壮な男の背中が宿すペーソスが絶妙に融合された「パシフィック・フリート」、朗らかで明るく理屈抜きにマーチを聴く喜びに浸れる「若楠国体行進曲」等々・・・ 知られざる團の吹奏楽ワールドをご体験ください。
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生誕100年価格【30%オフ・送料無料】「團伊玖磨吹奏楽作品集 VOL.2」【3SCD-0006】
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團伊玖磨 吹奏楽作品集 Vol.2 収録作品 ①オリンピック序曲* ②行進曲「伸び行く佐賀」* ③行進曲「京都府の歌」* ④キスカ・マーチ ⑤行進曲「マツダ」* ⑥組曲「わが街に」より前奏曲* ⑦行進曲「ビア・フェスティバル」* ⑧行進曲「希望」 ⑨March Tanabata ⑩行進曲「海の若者」* ⑪福岡国体行進曲* ⑫「ブルレスケ風交響曲」より行列* * 世界初CD化 1964年の東京オリンピック開会式のために作曲された「オリンピック序曲」をはじめ、1954年の第1回3人の会で初演された「ブルレスケ風交響曲」から「行列」などの埋もれてしまっていた大作が、約半世紀に甦ります。 一方で、祇園小唄が顔を出す行進曲「京都府の歌」や、たなばたさまが引用されているMarch“TANABATA”、黒田節が挿入されている福岡国体行進曲など、シンフォニックな作品から軽妙でユーモラスな作品まで自在に操る團伊玖磨の吹奏楽ワールドをご堪能ください。
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生誕100年価格【30%オフ・送料無料】【3SCD-0010】「團伊玖磨 合唱作品集/長崎街道」
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團伊玖磨 合唱作品集/長崎街道 【演奏】 永井宏(指揮)、国立音楽大学合唱団 小林一男(朗読) 澤畑恵美(ソプラノ) 大和田葉子(フルート) 【録音】 2008年6月(ライヴ) 團伊玖磨メモリアルコンサート 【曲目】 團伊玖磨 海を探しに行こう 独唱・混声合唱・フルート・ピアノのための 長崎街道 長崎街道のための序の唄 太宰府の春 磨崖佛 長崎街道のための中の唄 雨の唐津 九十九島 長崎街道のための終りの唄 おやすみ長崎 女声二部合唱 遺稿 夏帽子 秋の思い 花の街 筑後川だけではない! 長崎街道の美しい歌を一聴あれ! “旅立ちの哀しさは 新鮮なよろこび……” 團伊玖磨の埋もれている美しい歌を紹介いたします。長崎街道は、詩人 辻井喬と作曲家 團伊玖磨の出会いにより生まれた正に珠玉のような合唱作品で、合唱曲としては異例の朗読、ソロソプラノ、ソロフルートを加えた斬新な編成になっております。太宰府の春、磨崖佛、雨の唐津、九十九島、おやすみ長崎……様々な詩人の感慨がナレーションとインテルメッツォに導かれて歌われてゆきます。特に、“太宰府の春”における桜の花ぐもりの中の永遠のような駘蕩感、“磨崖仏”の口笛を吹くような軽快感、“おやすみ長崎”の深い鎮魂の底からの希望の光は、必聴でしょう! 朗読にはオペラ「夕鶴」等で高い評価を受けた名テノール 小林一男、ソロソプラノには澤畑恵美、フルートには團作品初演に多く関わった大和田葉子。いずれも團伊玖磨に縁の深い奏者ばかりです。合唱はN響の第九演奏会の常連、永井宏率いる国立音楽大学合唱団。 更に、團が旅立った時に自宅の愛用のピアノの譜面台に乗っていたという遺作の2つの女声合唱曲“夏帽子”と“秋の思い”も収録しています。
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生誕100年価格【30%オフ・送料無料】【3SCD-0004】「團伊玖磨弦楽作品集」
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ファンタジア~小林武史による團伊玖磨弦楽作品集~ ヴァイオリン:小林武史 ①~④ ピアノ:梅村祐子 ①~③ ピアノ:ヨゼフ・ハーラ ④ 指揮:小林武史 コレギウム・ムジクム東京 ⑤ 収録作品 ①ソロ・ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア第1番 ②ソロ・ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア第2番* ③ソロ・ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア第3番* ④ヴァイオリンとピアノのためのソナタ* ⑤2つのソロ・ヴァイオリンと弦楽合奏のための 「古雅なるファンタジア」* * 世界初CD化 小林武史は1931年インドネシア・スマトラ生まれ。第18回毎日音楽コンクールで第1位(1949)となり、1955年に東京交響楽団のコンサートマスターとなる。1961年には渡欧してチェコ・スロヴァキア国立ブルノ・フィルハーモニーのコンサートマスター、1964年にはオーストリアのリンツ・ブルックナー交響楽団のコンサートマスターに就任し、ヨーロッパで活躍する日本人ヴァイオリニストのパイオニア的存在となる。1967年に帰国し、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経てソリスト活動に専念する。1972年以降は毎年のように海外に演奏旅行。訪問先はヨーロッパを中心に、北米、南米から中近東、アジア全域にまで及び、プラハの春、ミュンヘン国際音楽祭など各国の著名な音楽祭にも招待されている。 一方で、小林は新作の委嘱・演奏にも積極的に取り組んでいて、伊福部昭のヴァイオリン協奏曲第2番、ヴァイオリン・ソナタなどが有名であるが、特に團伊玖磨との関係は深く、ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア3曲、ヴァイオリン・ソナタ、弦楽合奏のための古雅ファンタジアが作曲されており、本CDはその全5曲を収めている。ファンタジア№1を除く4曲は世界初CD化である。 中でも《ヴァイオリン・ソナタ》は、抒情性を兼ね備えた構造美という團の特性の最高峰のひとつである。《古雅ファンタジア》は、伝統の上に立ったモダニスト團の面目躍如といった作品ある。弦楽オーケストラとチェンバロというバロック風の編成を使ったたいへんユニークなもので、現代日本においてこのような音楽を書いたのは團ただ一人であろう。
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【和田薫自筆サイン入り!】CD「和田薫作曲/パズドラ」Vol.3 交響詩「パズドラ」ほか収録
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スリーシェルズは、2024年3月3日にCD「TVアニメ「パズドラ」オリジナル・サウンドトラックVol.3/和田薫 作曲」(3SCD-0074)を全国のレコード店、amazon、タワーレコード、HMV、スリーシェルズ通販ほかで発売することを2月29日に発表しました。 テレビ東京系列にて放送中の人気アニメ「パズドラ」サウンドトラックVol.3が発売! 和のテイストが炸裂するMATSURI!、爽快なパズドラマーチ、交響詩「パズドラ」など必聴!初回は和田薫自筆サイン入り! テレビ東京系列にて放送中の大人気TVアニメ「パズドラ」オリジナル・サウンドトラックVol.3が新発売! 和のテイストが炸裂するエンディングテーマ曲「MATSURI!」や爽快な「パズドラマーチ」など必聴の傑作群! 和田薫が再構成した15分の交響詩「パズドラ」も収録!!! 初回出荷限定で、作曲家・和田薫先生がジャケットに自筆サインを書き込んでいます! 詳細はこちら https://3scdjrl.shopselect.net/items/83377051 プロデューサーの西耕一より TVアニメ「パズドラ」は、大ヒットスマートフォン向けRPGゲーム「パズル&ドラゴンズ」の世界観をモチーフとして、プロゲーマーを目指す主人公「明石タイガ」の成長を描いたアニメです。 作曲者の和田薫は、アニメ「犬夜叉」の音楽だけでなく、交響曲、映画、舞台、ゲームなど幅広いジャンルで活躍しており、ヴァラエティ豊かな音楽を提供しています。 本サウンドトラックCDには「パズドラプロリーグ玉龍杯戦」と「パズドラ宇宙大会編」を中心に第5,6,7回の録音と、第1回から4回までのベストセレクトである15分の交響詩「パズドラ」で構成されています。 つまりこの1枚でTVアニメ「パズドラ」の音楽が一通り味わえてしまうのです! 「和」のテイストが炸裂する楽曲群だけでなく、昭和テイスト、寅さん風、戦隊風、特撮マーチ風など、監督からのオーダーによるパロディ曲も満載! 豪華!華麗!豪快!手に汗握るオーケストラサウンドが駆け巡ります。 和田薫先生の音楽と共に熱き魂が燃えるTVアニメ「パズドラ」の世界をお楽しみください! ■CDタイトルCD「TVアニメ「パズドラ」オリジナル・サウンドトラックVol.3/和田薫 作曲」 ■CD番号 3SCD-0074 ■作曲:和田薫 ■演奏:篠崎正嗣ストリングスほか ■税込:3056円 ■発売:2024年3月3日 ■解説:和田薫 ■発売元:スリーシェルズ ■バーコード:4560224350740 ■レコーディングスタジオ:Sound City A Studio ■ミックススタジオ:MicroMacro Studio ■レコーディングエンジニア:古川健司 ■マスタリング・エンジニア:山田正弘(Beat) ■ミュージシャンコーディネート:間宮えまり(タブロー) ■アートデザイン:山口翔悟 ■原作:ガンホー・オンライン・エンターテイメント「パズル&ドラゴンズ」 ■原案:森下一喜 ■監督:亀垣 一 ■アニメーション制作:Studioぴえろ 【収録曲】 01.MATSURI! 02.今日も勝つぜ! 03.新たなるプロゲーマー 04.怒りのみずき 05.どうしようもない2人 06.デレデレな男たち 07.おとぼけな奴ら 08.男の友情 09.悲しみの昭和ブルース 10.お気楽ご気楽 11.胡散臭いゾ 12.恋するゲーマー 13.ゴッド戦隊オーディンズ! 14.出動!諭吉お守り隊00:00:45 15.トラゴン誘拐 16.集えプロゲーマー 17.決戦のとき! 18.壮絶!下克上 19.パズドラマーチ 20.宇宙への旅立ち 21.宇宙人?! 22.宇宙プロゲーマー・ギンガ 23.タイガVSギンガ 24.選抜戦サバイバル 25.パズドラ宇宙大会 26.宇宙戦艦ハナクサ 27.おかしな宇宙ゲーマーたち 28.宇宙海賊あらわる! 29.宇宙プロゲーマー大集結! 30.最強の敵 31.宇宙対決 32.最終バトル 33.交響詩パズドラ CDより「和田薫コメント」 2024年現在、6年目のシーズンを絶賛放送中の「パズドラ」ですが、これまでサントラは、CD・配信(Vol.1)、配信(Vol.2)を数え、今回のリリースでVol.3となり、待望の盤の販売となります! この6年間で7回のレコーディングをしてきましたが、本アルバムには5,6,7回のレコーディング音源が収録されています。5回目はエンディング曲「MATSURI!」のみの録音なので、実質的には2回の劇伴レコーディング曲を中心に構成しています。6回目は世界チャンピオンになった玉龍杯戦、7回目は宇宙大会がステージとなっているので、アルバムの構成をかつてのLPレコードのようにA面B面に分け、前半のA面を“パズドラプロリーグ玉龍杯編”とし、後半のB面を“パズドラ宇宙大会編”としました。それぞれのトップには「MATSURI!」と「パズドラマーチ」を配しています。〈中略〉曲を聴きながら色々なシーンを思い起こして頂ければと思います。 特に近年のアニメでは珍しくエンディングを劇伴作曲者が担当し、オーケストラの曲がエンディングで流れるのはとても光栄なことでした。しかも第3期から現在の第5期まで、2曲続けてのエンディング担当は重責と喜びが交わってエキサイティングな仕事でした。 そして本アルバムのボーナストラックとして、サントラVol.1&2からのセレクションで「交響詩パズトラ」をお届けします! 選りすぐりの全11曲15分半という長尺の1曲ですが、交響詩という名に相応しい構成で聴き応えたっぷりです!! 5年という長い年月を共にパズドラ制作に関わったキャストやスタッフの皆さんは、家族のような信頼関係とチームプレーで支え合っています。今回のアルバムをCDという盤でリリースできたのも、亀垣監督が「CDでサントラ聴きたいなぁ」の一言がきっかけでした。そのCDを車でかけて仕事現場に行くのが楽しみだそうで、作曲者にとってとても嬉しい一言でした。 このサントラを手に取られた皆さんへも、パズドラの音楽が生活の一部、人生の応援曲になれたら作曲者として無上の喜びです! ■指揮・プロデュース・作曲・編曲:和田薫(わだかおる) 1962年山口県下関市生まれ。東京音楽大学作曲科卒業。作曲を伊福部昭に師事。これまでニューヨーク国際現代音楽作曲家コンクール入賞、日本交響楽振興財団作曲賞入賞、1984年吹奏楽コンクールに「吹奏楽のための土俗的舞曲」が課題曲に選定等受賞。国内外で活動し、2009年には西ドイツ放送協会(WDR)主催「日本の響き 和田薫の世界」をケルン放送管弦楽団指揮、熱狂的な成功を博す。 映画・TV・舞台等の音楽から現代音楽まで、幅広いフィールドで活躍。オーケストラを中心とした作品を欧米・アジア各国で発表すると共に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第四期)」「D.Gray-man」「パズドラ」等アニメを中心に映画・テレビ・演劇等の音楽を多数担当。「KINGDOM HEARTS」や「モンスター・ハンター4」等のアレンジ・指揮も担当。指揮者としても国内外で自作曲を公演する。1995年には映画「忠臣蔵外伝四谷怪談」で、日本アカデミー賞音楽賞を受賞。 http://www.kaoru-wada.com/
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【新譜】3SCD-0073 正門憲也作品集 閑ゆりあ(ヴァイオリン) 茂木彩(ピアノ)
¥3,300
スリーシェルズは、2024年3月1日にCD「正門憲也作品集/閑ゆりあ(ヴァイオリン) 茂木彩(ピアノ)」(3SCD-0073)発売します。 古典と現代を横断する新鮮な感覚を持つ作曲家・正門憲也の作品集CDが完成! 正門憲也は、近藤譲、三善晃、佐藤眞らに作曲を師事して、数々のコンクールでも評価された作曲家です。 ライフワークである《遊戯》シリーズから、ヴァイオリン、ピアノによる珠玉の6曲を収録しました。 多層的かつ華麗に躍動する音たちを、閑ゆりあ(ヴァイオリン)、茂木彩(ピアノ)の光彩陸離たる演奏が聴かせます。 音響的にも優れたマリーコンツェルトホールで2023年8月に行われたライヴ録音をCD化! ■CDタイトル「正門憲也作品集/閑ゆりあ(ヴァイオリン)、茂木彩(ピアノ)」 ■CD番号 3SCD-0073 ■作曲:正門憲也 ■演奏:閑ゆりあ(ヴァイオリン)、茂木彩(ピアノ) ■税込:3300円 ■発売:2024年3月1日 ■序文:西耕一 ■解説: 正門憲也 ■発売元:スリーシェルズ ■バーコード:4560224350733 【収録曲】 01 遊戯第28番 ひばり 02 遊戯第9番 Stumble 03 遊戯第30番 Spontaneous 04 遊戯第15番 Sonatine 第1楽章 05 遊戯第15番 Sonatine 第2楽章 06 遊戯第32番 イソヒヨドリ 07 遊戯第16番 舞踏組曲 Prelude 08 遊戯第16番 舞踏組曲 Allemande 09 遊戯第16番 舞踏組曲 Courante 10 遊戯第16番 舞踏組曲 Sarabande 11 遊戯第16番 舞踏組曲 Gavotte-Mussett 12 遊戯第16番 舞踏組曲 Minuet 13 遊戯第16番 舞踏組曲 Gigue レコーディング(LIVE):2023年8月8日マリーコンツェルト 使用ピアノ:STEINWAY&SONS B-211 録音・編集・ミキシング:宮本章光 And EM 裏表紙:小杉直寛(ペルピニャン:サン=マルタンの午後) デザイン:山口翔悟 写真:Roco (Atelier H.R.K)/ヘアメイク:冨本あゆみ CD序文より ―古典と現代を横断する新鮮な感覚―正門憲也の音楽について/西耕一(音楽評論) 10年ほど前だろうか、ある会合で、正門憲也の耳の良さに驚いたことがある。それは雑談に近い会議のクロストーク中に、遠隔地にいる話し手と私の携帯電話を通じて、意見を交わすという場面だった。正門は、ノイズのなかで携帯電話の小さな話声を聴き取って、遠隔地にいる話し手の意図を理解したのだった。携帯電話を持っていた私でさえよく聞き取れなかった内容を聴き取る「超人的な聴覚」を如何にして正門が得たのか? 卵が先か、鶏が先か、という話でもあるが、正門のたゆまぬ研鑽ゆえと捉えた。 この度、正門憲也作品を幾度も初演、再演している閑ゆりあ(ヴァイオリン)と茂木彩(ピアノ)を迎えて、一晩のライヴを収録したCDが作られた。その光彩陸離たる演奏にも感嘆したが、収録された作品を聴く内に、日々移り変わる景色の美しさを思った。微細な変化が次第に大きな変化として認識されるような、1日単位では気付かなくとも、木々の紅葉が風景を変えていくような表現が、正門によるアレグロの活発な音楽には編み込まれている。そこには様々な生き物もいて、幾つかの作品でタイトルになっている鳥たちもあらわれ、生命を謳歌する。西洋の古典組曲などの形式を使って、しかし、日本の古謡を思わせる韻を踏むような節回しもあり、かといってそれ一辺倒にもならない。ある意味ではバランスが取りにくいように思われる古典と現代のギリギリの部分を、それこそ鳥が瞬間的に枝から枝へ飛び跳ねるように軽々と横断していく。ミニマルやオスティナート音楽の新たな可能性とも聴き取った。 そのような正門憲也の創作史を短く紹介する。東京藝術大学在学中から日本音楽コンクール他、数々の作曲賞へノミネートされ、早熟な才能を発揮した。幼少期から作曲を志して、兵庫県立西宮高校では、音楽科ヴァイオリン科で学んだ。作曲は、高校時代に池上敏、藤島昌寿に、大学では佐藤眞、三善晃、近藤譲に師事している。初期は、大編成の管弦楽の書き手として認められ、佐藤眞、三善晃のレッスンのもと、藝大卒業作品として仕上げた5管編成の管弦楽曲は、3管編成への書き直しを余儀なくされたが、結果的には日本交響楽振興財団第15回作曲賞に入選した。この作品が、《管弦楽のための遊戯Ⅰ》である。この作品は翌年の第4回芥川作曲賞選考演奏会でも取り上げられ、松村禎三、黛敏郎、武満徹によって審査された。このときのレセプションで、正門が受けた言葉はその後の創作にも通底している。武満からは、《遊戯》のタイトルについて、AmusementではなくPLAYかJEUXにすべきと示唆を受けた。黛からは、正門を芥川作曲賞に推したのは自分であったが、中間部の叙情的な部分がなければ更に良かった、との言葉を受けた。松村からは、打楽器の音量に対しての厳しく温かな言葉があったという。 ドビュッシーの「遊戯」の持つ静的な美しさを意識するようになったのは高校三年の頃からだった。そして、この当時の 《遊戯》は「美しさを損なわない爆発力や楽しさを追求」していた。若き日はデモーニッシュな音楽を求める気持ちもあったが、次第に、音楽が、急速に近代から現代へ進みすぎてしまった、との思いを抱くようになり、その間隙を埋めるような作品を書きたいと考えるようになった。今回のCDのための筆者の質問に対しては、自分の音楽は次第に「天上寄りの作品」への憧れを持つようになってきた。天上は書けないにしても、その入口に至る道を書けるようになりたい。そして、ヒーリングミュージックとはまた違う意味で、透明な湧き水が流れるような、手垢の少ない音楽を書きたいと思うようになったと語ってくれた。 達人による一筆書きのように迷いない筆致をライヴCDとして残したこの作品集は、正門の多彩な音感覚をリアルに知らせてくれる意義ある仕事と私は考える。 ■閑 ゆりあ Yuria SHIZUKA 千葉県出身。5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学附属「子供の為の音楽教室」、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ヴァイオリン専攻卒業。 在学中、桐朋学園室内楽演奏会に弦楽四重奏のメンバーとして出演。第9回日本クラシック音楽コンクール審査員特別賞を受賞。その後奨学金を得てイギリス・ロンドンに渡り、 英国王立音楽院大学院修了。 現在は、クラシックを中心にジャンルを問わず各地で演奏するほか、音楽教室を主宰し教育活動にも熱心に取り組んでいる。 正門憲也作品では2019年9月NCMにて「ひばり Play No.28」初演、翌ʼ20年アプサラスアネックス第3回演奏会にて再演、2022年2月NCMにて「Spontaneous Play no.30」初演、 そのほかヴァイオリンとピアノのための2作「Stumble Play no.9」「舞踏 Play no.16」もピアノの茂木彩とともにレパートリーとして持つ。 これまでに、桜木弘子、鈴木愛子、天満敦子、名倉淑子、磯野順子、宗倫匡の各氏に師事。 ■茂木 彩 Aya MOGI 東京都出身。桐朋学園大学附属「子供の為の音楽教室」にて5歳よりピアノを始める。 同音楽教室首席修了。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業後、渡仏。 エコールノルマル音楽院修了。 第8回イルドフランス国際ピアノコンクール第2位、第2回エレーナリヒテル国際ピアノコンクール第1位、第21回日本演奏家コンクール第1位及び鎌倉市⻑賞受賞、第3回日本室内楽ピアノコンクール第1位(金賞)他、国内外のコンクールに入賞。NHK交響楽団奏者 とシューマンのピアノ五重奏曲を共演。東京、パリでのリサイタルを始め、ソロ、室内楽を問わず、各地で演奏を行う。2019年9月New Chamber Music 第6回 演奏会にて、正門憲也作曲「ひばり Play no.28」を初演 (Vl.閑ゆりあ)。 好評を博し、2020年9月アプサラスアネックス第3回演奏会にて再演するなど、古典から現代作品まで活動の幅を広げている。 これまでに、野口恭子、磯崎淳子、竹内啓子、御木本澄子、恩田明香、ジェルメーヌ・ムニエ、パトリシア・トマ、ディーナ・ヨッフェ、菅野潤の各氏に師事。 ■正門 憲也 Kenya MASAKADO 兵庫県立⻄宮高等学校音楽科ヴァイオリン科を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科、同大音楽研究科修士課程作曲専攻修了。ヴァイオリンを北村芳子、東儀幸、日高毅、作曲を、 池上敏、藤島昌壽、近藤譲、三善晃、佐藤眞の各氏に師事。 第59 回日本音楽コンクールにて管弦楽曲「死の舞踏」第2位(小松一彦指揮:東京フィルハーモニー交響楽団)、「舞踏狂詩曲(ヴァイオリン協奏曲)」⻑谷川良夫賞(松尾葉子指揮:東京藝術大学管弦楽研究部、Vn独奏:小川有紀子)、第15 回日本交響楽振興財団作曲賞「管弦楽の遊戯」(小松一彦指揮:東京フィルハーモニー交響楽団)入選し、第4回芥川作曲賞選考演奏会(同演奏)、また東欧にて再演・放送等。これまでの主な作品に遊戯第6番(アルス金管五重奏団)、遊戯第7番(OKSQ&Pf:黑田亜樹)、遊戯第8番「祭歌・童歌」 (B.スローカー&三宅美子委嘱 神奈川県作曲委嘱助成作品)、遊戯第14 番「鐘」(小澤英世・松浦真砂 再演時:鶴園紫磯子CD発売)、遊戯第18番「浮舟」華麗なる饗宴演奏会ほかアメリカにて再演、遊戯第19番「木霊」東京チェロアンサンブル、管弦楽の舟歌、弦楽の舟歌第1番−第4番、クラリネットの舟歌、弦楽四重奏曲第1番−第3番などがある。 日本現代音楽協会、APSARAS、New ChamberMusic 等に所属。特殊奏法を用いず、古典と現代双方の融和から導く新しい音と、強拍を極力減らした多層的で美しい音を研究している。 楽譜は I.T.S. Music Studio https://music.its-c.jp/
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【残部限り】3SCD0072渡辺宙明音楽選3 「怪獣王子、赤い花/田中由美子」「美佐の歌、白バラ仮面/根本由美」
¥3,056
幻の作品「怪獣王子」(渡辺宙明版)の主題歌・BGMや「太陽戦隊サンバルカン」用の未発表曲「美佐の歌」ほかを収録したCD「渡辺宙明音楽選3 未発表作品集」が完成! ■CD番号 3SCD-0072 ■発売元 スリーシェルズ ■CDタイトル 渡辺宙明音楽選3 「怪獣王子、赤い花/田中由美子」「美佐の歌、白バラ仮面/根本由美」 ■キャッチコピー「ついに怪獣王子が音源化!新発見楽曲を含む未発表作品集」 ■作曲:渡辺宙明 作詞(補):田野倉健之 ■編曲:吉原一憲(怪獣王子主題歌、美佐の歌、美剣士白バラ仮面、赤い花) ■歌:田中由美子、根本由美、成松こだま ■解説:怪獣王子についての宙明先生へのインタビューより(田野倉健之)、プロデューサーノート(西耕一)、歌詞 ■税込 3056円 ■発売 2023年10月1日(コンサート会場限定) ■収録楽曲 01.怪獣王子 主題歌 作詩:渡辺宙明(補:田野倉健之)編曲:吉原一憲 歌:田中由美子 タケル・ネッシーの声:成松こだま 02.テーマ 03.予告篇の①のI 04.予告篇の①のII(予告篇の⑦)乱斗 05.予告編の①のIII 06.予告篇の②(+③)南方の島の静かな不気味さ 07.予告篇の④対面 08.予告篇の⑤恐竜(怪獣) 09.予告篇の⑨ 夜の護衛艦・夕景 10.予告篇の⑩I テラノドン来襲 11.第1回の⑪ I 乱斗(予告編の⑩II、予告篇の⑭) 12.第1回の⑭A End 13.第1回の①のI 14.第1回の①のII(15秒) 15.第1回の①のIII(30秒) 16.第1回の② 17.第1回の②A+第1回の③ 18.第1回の④(第1回の⑧II)島への上陸・ミステリー 19.第1回の⑤ 20.第1回の⑥ ジャングルへ忍び込む 21.第1回の⑦ 少年と会う 追っかけ 22.第1回の⑧ I 恐竜に追われている男 23.第1回の⑨ I 24.第1回の⑩ 25.第1回の⑪ II 予告篇用ラスト 26.オーディション用 GO GO LATIN 27.怪獣王子 主題歌 ガイドメロ 28.怪獣王子 主題歌 カラオケ 29.美佐の歌 作詩:田野倉健之 編曲:吉原一憲 歌:根本由美 30.美剣士白バラ仮面 作詩:田野倉健之 編曲:吉原一憲 歌:根本由美 31.美佐の歌ガイドメロ 32.美佐の歌カラオケ 33.美剣士白バラ仮面ガイドメロ 34.美剣士白バラ仮面カラオケ 35.赤い花 作詩:田野倉健之 編曲:吉原一憲 歌:田中由美子 36.赤い花 演歌版 DTM・編集・ミキシング:吉原一憲 歌録音:2023年8月25日 演奏:35,36のみオーケストラ・トリプティーク ■渡辺宙明版『怪獣王子』の音楽について 『怪獣王子』は、1967年10月2日から1968年3月25日までフジテレビ系で毎週月曜19:30 - 20:00に全26話が放送された特撮作品である。『ゴジラ』とは一味違った「恐竜」がでるTVシリーズを、ハリウッドや海外輸出作品として作ろうと、巨額の予算が投じられ、会社や撮影スタジオが作られたほどだったが、相次ぐトラブルで打ち切りとなった。音楽担当は、渡辺宙明を予定として台本や設定資料も作られていたが、いつの間にか違う作曲家になった。当時、資料を受け取った渡辺宙明は、予告篇、第1回の音楽の作曲を終わらせており、主題歌については、作詞が仕上がってこないので、自ら作詞をして主題歌のプロトタイプを作っていた。しかし、相次ぐプロダクション側のトラブルのため、謝礼も受け取らず音楽を降板することになったという。残された楽譜は、そのまま手つかずのまま放置されていたが、この度、DTMの打ち込みオーケストラでBGMを再現した。渡辺宙明作詞作曲による主題歌の歌唱は、『仮面ライダースーパー1』でヒロイン・草波ハルミ役や『電子戦隊デンジマン』第33話「吸血楽器レッスン」のヨーコ役で知られる田中由美子が担当した。 BGMは25曲ほどの楽譜が残されており、ジャズやラテンのアダルトなサウンド、シンフォニックで壮大な要素、尺八の使用や、テープの遅延再生を行う前衛的な技法など、渡辺宙明の才能が存分に発揮された傑作となっている。 ■『美佐の歌』『白バラ仮面』について 『太陽戦隊サンバルカン』のヒロインの嵐山美佐のために作曲されたと思われる譜面は、宙明先生のサンバルカン関係の楽譜の中から発見された。これまで放送でも使われず、レコードにもCDにも録音されたことがなかった曲である。とはいえ『怪獣王子』の歌詞を作って仮の主題歌を準備するほどの宙明先生。挿入歌が必要になるかもしれないと、美佐のために先回りして曲を作っていたのだろうと推察した。同じく「白バラ仮面」も当時の楽譜資料から発見したもの。2曲とも作詞はされていなかったため、渡辺宙明氏のアシスタントであった田野倉健之氏が、新たに作詞をして嵐山美佐こと、根本由美さんが歌ってくれた。 根本由美は「宙明先生が作曲してくださった曲があるならば、自分は歌は得意ではないけれども、挑戦してみたい」と決意を語られ、40年以上眠ってきた曲を、実際に歌唱を想定された御本人に歌ってほしいと、ファンのためにもやらなければ、と率直に思った。『怪獣王子』主題歌と同じく、吉原一憲氏によって80年代アイドルを意識しつつも令和サウンドを聞かせる巧みなアレンジによって『美佐の歌』『美剣士 白バラ仮面』ができあがった。 ●プロデューサーノート(西耕一)より 今回のCDは、渡辺宙明先生と生前約束していた、未発表作品のCD化実現となった。宙明先生との会話の中で『怪獣王子』を含め、自分にはまだ音になっていない楽譜がいくつかある。私は積極的にやって欲しいとは言わないが、誰かがやりたいと言うのであれば、それを止めません。そのような遠回しな言い方だったが、今思えばの照れ隠しもあったのかもしれない。 怪獣王子について 『怪獣王子』のスコアについては、2015年の卒寿コンサートのために、譜面整理を行った際に、現物を確認しており、いつか機会があればと御許可を頂いていた。コロナ禍に改めて、宙明先生の譜面整理を行った際に、以前には見つからなかった譜面も発見され、今ではパソコンや音楽ソフトも目まぐるしい進化を経て、DTMの打ち込みオーケストラで音にしてみたい、と考え、映画『怪猫狂騒曲』で宙明先生の歌をアレンジした吉原一憲氏にお願いした。主題歌の歌唱は、『電子戦隊デンジマン』にも出演していた女優の田中由美子さんが、担当してくださった。 『怪獣王子』のBGMは、ジャズ、ラテン、シンフォニックサウンド、尺八やテープのスピードを遅延させて音を変化させる技法も用いられていた。このような実験的で鮮烈な仕事が眠ったままだったのだ。嬉しい発見は「主題歌」だった。ここには、「渡辺宙明作詞」の第1番の歌詞が掲載されていたのだった。第2番以降は、断片的に候補となる歌詞が記載されたのみで、楽譜はメロディー譜のみ。主題歌の伴奏オーケストラの楽譜は存在しなかったため、中身のBGMを参考にしつつ、吉原一憲氏によってアレンジして頂いて音になった。56年もの歳月を眠ってきたスコアが生き返った、否、新たな生命を得たのだ。 赤い花について 前述の吉原一憲氏が、アレンジを担当した『赤い花』については、作詞の田野倉健之氏が、一文字だけ歌詞を変更したい、と、常日頃、心残りを語っており、今回、映画『怪猫狂騒曲』にも出演された田中由美子さんが、改訂した歌詞での歌唱を引き受けてくださり、ボーナストラックとして収録させて頂いた。テイクとしては2テイクしか録音していないのだが、通常の歌い方と、演歌風の2種類を歌ってくださり、どちらも捨てがたく、2種類の歌唱を収録した。長年活躍する女優の円熟の「芸」を堪能させて頂いた。 今回もCDの制作中は、宙明先生のお言葉を思い出しながら作っていた。「私の作品は、私が100歳になるまで、毎年新しいCDが1枚出ていれば嬉しい。それは、旧作の再レコーディングや発掘サントラでもいいので、いつまでも私の作品が聞かれることがなによりの望みです」。改めて、このCDのために御協力頂いた皆様に深く御礼致します。 プロフィール ■渡辺宙明(わたなべちゅうめい) 1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で逝去。 ■吉原一憲(よしはらかずのり) 複数のコンテンストでグランプリを受賞しCM等の音楽制作依頼を受けるようになる。 敬愛する伊福部昭の音楽を若い世代に広めるべく「シンフォニア・タプカーラ」「ピアノと管弦楽の為のリトミカ・オスティナータ」等の代表曲をクラブ・ミュージックへアレンジを試み、好評を得たことをきっかけに伊福部昭生誕99年白寿コンサートにて「リトミカ・オスティナータによる《讃》」「アメノウズメの舞」の編曲を担当し今井重幸より手解きを受けた。 横川寛人監督の映画『怪猫狂騒曲』で、渡辺宙明作曲楽曲のアレンジと、BGMの作曲を担当した。
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新譜・限定120枚【送料無料!】3SCD-0071「渡辺宙明音楽選2/ヒーローオーケストラ」(2018年ライヴ・BGMのみ収録・購入者用You Tubeコメント動画あり)
¥3,056
CD「渡辺宙明ヒーローオーケストラ」完成! 2018年に「昭和の子どもたちへ」というメッセージとともに開催された渡辺宙明卒寿シリーズVol.5。齊藤一郎指揮、オーケストラ・トリプティークのBGM特集とアンコール大合唱を追悼CDとして発売!(歌手の歌唱部分は収録されていません) 【購入者特典動画あり:スリーシェルズ直販からの御購入者には、田野倉健之と西耕一による、CD用副音声コメントの限定公開動画を鑑賞可能です。購入者にYou Tubeの限定公開URLをお知らせします。2018年のコンサートの様子、宙明先生の当時の御様子、西の解説などが収録されています。】 ■CDタイトル「渡辺宙明音楽選2/ヒーローオーケストラ」 ■CD番号3SCD-0071 ■作曲:渡辺宙明 ■演奏:齊藤一郎、渡辺宙明指揮、オーケストラ・トリプティーク ■税込:3056円 ■発売:2022年4月4日(予定) ■解説:西耕一 ■発売元:スリーシェルズ ■バーコード:4560224350719 【初回限定200部】 収録曲 1-5.マジンガーZ組曲 6-10.グレートマジンガー組曲 11-19.太陽戦隊サンバルカン組曲 20-33.宇宙刑事ギャバン組曲 34.レーザーブレードメドレー 35.アンコール:宇宙刑事ギャバン(宙明先生指揮、お客様合唱) 36.アンコール:太陽戦隊サンバルカン(宙明先生指揮、お客様合唱) 37.アンコール:マジンガーZ(宙明先生指揮、お客様合唱) 38.宙明先生のお言葉 39.ボーナストラック:野球狂の詩(カラオケ) ※水木一郎、堀江美都子、串田アキラによる歌唱は収録されていません。 レコーディング:2018年4月21日・文京シビック大ホール 録音・編集・ミキシング:上埜嘉雄 企画:スリーシェルズ 協力:キョードー東京、渡辺宙明、田野倉健之 写真撮影:渡會裕 プロデューサーノート/西耕一 このCDには、2018年4月21日に文京シビックホールの大ホールで行われた「渡辺宙明特集 ヒーローオーケストラ/昭和の子どもたちへ」における齊藤一郎指揮、オーケストラ・トリプティークによるインストゥルメンタル部分とアンコールの宙明先生の指揮によるお客様との合唱のライヴ録音を収録しました。 ヒーローオーケストラとは、アニメ、特撮などのヒーローの活躍を彩った音楽をゴージャスなオーケストラで楽しむ新企画であり、その第1回目として、アニメ・特撮音楽の巨匠、渡辺宙明が生み出した“宙明サウンド”を特集したのでした。 宙明先生たっての希望で、宙明先生に縁の深い水木一郎、堀江美都子、串田アキラの各氏を迎えて行われたコンサートで、ホールは超満員となり、お元気だった宙明先生は文化放送のラジオ生出演や、ストリーム番組DOMMUNEの特集「渡辺宙明ヒーローサウンドを語る」にも出演され、Twitterのトレンドになるほどの大きな話題となりました。 お馴染みのアニソンだけでなく、BGMのダイナミックで華麗なサウンドを鑑賞して頂きたいという、卒寿コンサートからの趣旨も受け継いで行われたコンサートでした。 当時92歳の宙明先生は、まだ車椅子を使うこともなく、アンコールでの指揮も担当され、大変にお喜びで、終演後には、ゲスト歌手の皆様とも食事をされるなど、和気あいあいとコンサートの余韻までたっぷりと楽しまれた御様子でした。当初からBGMのみでのCD化を予定して収録していたのですが、なかなかCDを発売する機会がなく、宙明先生の没後の発売となってしまったことをお詫び申し上げます。 そろそろ未来に見えてきた宙明先生の生誕100年には、宙明先生の歌をお客様と大合唱できる時代がまた来るはず。 その時は、あちらの世界にまで届くような大合唱で祝いたいと思っています。 ■渡辺宙明(わたなべちゅうめい) 1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で逝去。
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【送料無料】3SCD-0062渡辺宙明音楽選1 歌のおもちゃ箱、CBC歌謡ほか
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マジンガーZ、宇宙刑事、スーパー戦隊の作曲家・渡辺宙明の最古のラジオ音楽を発掘!CD「渡辺宙明・音楽選1」を6月23日に発売。 ラジオ歌謡や子供のためのラジオミュージカルなど最古の宙明作品をCD化! マジンガーZ、宇宙刑事、スーパー戦隊の作曲家・渡辺宙明の最古のラジオ音楽を発掘! CD「渡辺宙明・音楽選1」を6月23日に発売。 CDの先行販売予約はこちら https://3scdjrl.shopselect.net/items/45446895 ラジオ歌謡や子供のためのラジオミュージカルなど最古の宙明作品をCD化! 現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』の音楽で絶好調の渡辺宙明先生。2021年8月19日には96歳を迎えます。作曲家デビュー以来、数え切れないほどの作品を世に送り出してきました。この度、その御本人が保存していた録音からアーカイブするシリーズが開始されました。 今回は、CBC時代のラジオ音楽を中心に、SPレコードやオープンリールテープからのCD化です。60年以上前のラジオ歌謡やラジオミュージカルなど、美しいメロディと叙情的な音楽の宝庫です。團伊玖磨門下の渡辺宙明、と安易につなげてはいけないが、しかし、やはりこのメロディ、このオーケストレーションは、日本音楽界の正統派の血脈を感じること多し!今あらためて聴いて欲しい。今につながる渡辺宙明先生の原点を是非お聴きください。 ※マスターテープ、マスター音源について 経年劣化によるノイズはございますが、マスターテープの保存状態は60年以上の前のものとは思えないほど良質なものが多かったため、デジタル的なノイズ処理は殆ど行わず、Acoustic Revive社のケーブルを使うなど、原音再生を心がけました。 SP盤については、盤が割れたものしか発見されなかった楽曲が2曲あり、レーザーターンテーブルで再生をした後、デジタル上で音飛びノイズを削っていく作業を行いました(限界あり)。 テープに残されたMコール(録音前の掛け声)など残っている音声、テイク違いなども完全収録して、「渡辺宙明の音資料のアーカイブ」という側面も心がけました。 すべてモノラル音源となりますが、作品のクオリティの高さはもちろん、1950年代のラジオ放送の演奏レベルや音質の良さは特筆されるべきでしょう。放送史、児童音楽史、ラジオ音楽など様々な意味でも貴重な資料となることでしょう。 CDタイトル「渡辺宙明音楽選1」 作曲・指揮:渡辺宙明演奏:CBC管弦楽団、CBCポッポ会、CBC合唱団ほか 発売予定:2021年6月23日 発売レーベル:スリーシェルズ CD品番:3SCD0062 価格:3,056円(税込) バーコード 4560224350627 渡辺宙明インタビュー(田野倉健之) 解説・プロデュース:西耕一 音源提供:渡辺宙明、田野倉健之 協力:早川優、松谷敦、田野倉健之、小林孝志 収録曲目CBC歌謡 01.水たまりの歌 02.沈丁花が匂います 03.ひぐらしの笛 04.追分船頭さん 05.フランテンの唄 歌のおもちゃ箱 06-30.『雨ぼうず』 31-54.『僕の日記3 初秋の空』 55-62.『仲良し劇場』BGM 63-70.水たまりの歌 渡辺宙明所有マスターテープ音源を使用(03.04.05はSP盤より) ■CD詳細内容 CBC歌謡 01.水たまりの歌 02.沈丁花が匂います 03.ひぐらしの笛 04.追分船頭さん 05.フランテンの唄 歌のおもちゃ箱『雨ぼうず』 06.歌のおもちゃ箱テーマ 07.ポロンポロン、てるてる坊主 08.16人のてるてる坊主 09.間奏曲 10.ちょん切られたくない 11.てるてる坊主のマーチ、遠い国へ 12.夜の交番、私の目玉は赤信号 13.フクロウとてるてる坊主 14.チョチョッキン 15.雨はオイラの命水 16.ケロケロ族とてるてる坊主 17.てるてる坊主は雨ぼうず 18.お巡りさんとケロケロ族 19.嗚呼!水が抜けてしまった 20.ケロケロ族、困った 21.間奏曲 22.雨乞いの歌(ケロケロ族) 23.こんな雨ではダメだ 24.雨ぼうず、祈りの歌 25.ポロンポロン 26.降り注ぐ雨 27.雨に消えた雨ぼうず 28.さようなら 29.水晶の玉は、雨ぼうずの涙 30.歌のおもちゃ箱エンドテーマ 歌のおもちゃ箱『僕の日記3 初秋の空』 31.歌のおもちゃ箱テーマ 32.秋がくる 33.僕の日記、夏の終わりに 34.朝からジイジイ蝉の声 35.正チャンが暑気あたり 36.間奏曲 37.正チャンとぼくと金魚 38.お庭は花盛り 39.裏の畑の案山子 40.ウエムラさんの送別会 41.正チャンのタコ踊り 42.ウエムラさんの嬉し涙 43.ほたるほたる 44.田舎へ絵の具を届けに行く 45.間奏曲 46.ネッコちゃんのお父さん 47.滝に行った話 48.川原にて 49.すいすいトンボ 50.蛇の想い出 51.正チャン蛇に追われる 52.間奏曲 53.お土産は、鮎とゴリ 54.バスで帰る~エンドテーマ 『仲良し劇場』BGM 55-56.Mコール、仲良し劇場テーマ 57-58.Mコール、エンドミュージック1 59-60.Mコール、エンドミュージック2 61-62.Mコール、エンドミュージック3 水たまりの歌 63-64.水たまりの歌(1,2,3番) 65-70.水たまりの歌(1,2,3番) 作曲、指揮:渡辺宙明 演奏:CBC管弦楽団 合唱:CBCポッポ会、CBC合唱団、他 歌唱:石井千穂、泉ケイ子、伊東満、春日八郎、他
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送料無料【3SCD-0024】CD:渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.1
¥4,400
SOLD OUT
アニメ、特撮音楽の巨匠90歳を祝う記念ライヴ! CDタイトル「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.1」 監修・作曲:渡辺宙明 構成・楽譜編集・曲目解説:堀井友徳(アドバイザー) 宙明先生の言葉を当日配布冊子より部分採録(インタビュー:小林淳、西耕一) DISC1 『マジンガーZ』組曲 『グレートマジンガー』組曲 『大鉄人17』組曲 『太陽戦隊サンバルカン』組曲 『スパイダーマン』組曲 『宇宙刑事ギャバン』組曲 アンコール 『レーザーブレードメドレー』(昼・夜共通アンコール) 御客様との大合唱 『太陽戦隊サンバルカン』組曲より(夜の部アンコール) 渡辺宙明指揮 『マジンガーZ』組曲より(昼の部アンコール) 渡辺宙明指揮 DISC2 『渡辺宙明卆寿を祝うハッピーバースデー』渡辺俊幸 編曲、指揮 『ミラクル戦隊ナマコプリ』(作詞:カワムラユキ、オーケストラ編曲:斎藤ネコ) 歌:芸術家アイドルユニット「ナマコプリ」 御客様との大合唱 『スパイダーマン』組曲より 渡辺宙明指揮 『グレートマジンガー』組曲より 渡辺宙明指揮 【指揮】松井慶太(DISC2-1を除く)、渡辺宙明(大合唱)、渡辺俊幸(DISC2-1) 【演奏】オーケストラ・トリプティーク 発売予定 2016年4月6日 発売レーベル:スリーシェルズ CD品番 3SCD-0024 バーコード番号 4560224350245 価格:4400円(税込) デザイン:田代亜弓 企画:西耕一(スリーシェルズ) 2015年8月30日(渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにてライヴ録音) 録音&MIX:江崎友淑、編集:江崎友淑、皆川誠志
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送料無料【3SCD-0028】CD:渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3
¥4,400
CDタイトル「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」 演奏:松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク 2017年4月14日発売 レーベル:スリーシェルズ CD品番 3SCD-0028 バーコード番号 4560224350283 価格:4400円(税込) 作曲:渡辺宙明 楽曲構成・解説:堀井友徳 デザイン:山口翔悟 企画プロデュース:西耕一 2016年5月15日新宿文化センターホールにて収録 録音・マスタリング:磯部英彬 収録曲目 DISC1 (1)秘密戦隊ゴレンジャー(1975)エンディングテーマ 2分24秒 バトルフィーバーJ組曲(1979)16分40秒 (2)パート1 M-1-1(序奏)M-1-3(メインテーマ) (3)パート2 M-7-1(緊迫)(M-2-2バトルシャーク出動) (4)パート3 M-4-2(明るい若者達)M-5-2(召集)M-5-4(サスペンス) (5)パート4 M-4-3(栄光) (6)パート5 M-3-3(エゴスの行動開始)M-6-3(追跡)M-8-3(決闘、対決、立ち回り) (7)パート6 M-10-1(バトル各々のテーマ)M-10-2(メインテーマエンディング) 「機動刑事ジバン」組曲(1989) 15分10秒 (8)パート1 C-2(悪の怒り)C-4(悪の陰謀)E-4(怪物出現)A-9(変身前のアクション) (9)パート2 E-6(ショック)A-1(アクション)A-5(走り、戦い)D-7(怒り) (10)パート3 B-7(危機)B-2(敵の襲撃)A-6(走り、戦い)A-2(アクション) (11)パート4 D-1(平和) (12)-(16)宇宙刑事シャリバン組曲(1983)パイプオルガン付き15分54秒 (12)パート1 B-8(浮かぶ幻夢城)A-1 (13)パート2 F-1(悪のテーマ)パイプオルガンソロ (14)パート3 B-4(悪の超能力)B-6(危機)A-6(苦戦) (15)パート4 C-1(オートバイの伊賀電)C-6(愛のテーマ) (16)パート5 F-2(危機)A-5(乱闘)A-8(空中戦)A-7(巨大メカ出動) (17)パート6 B-3(巨大タンク)B-1(敵の襲撃)B-2(レーザーブレード)A-2 神魂合体ゴーダンナー!!組曲(2003)13分42秒 (18)パート1 オープニングテーマ A-8(戦闘・壮大) (19)パート2 B-8(怪しく不気味)B-7(迫り来る恐怖)B-4(強敵現る)B-6(危機) (20)パート3 E-2(ミラの哀愁) パート4 B-4(敵の襲撃 破壊)B-2(敵の襲撃)A-11(激戦) (22)パート5 A-9戦闘(悲愴) Disc2 宇宙刑事シャイダー組曲(1984)混声合唱付き 17分13秒 (1)パート1 C-4(荘厳)~主題歌 (2)パート2 不思議ソング (3)パート3 D-1(サブタイトル)B-4(敵迫る)B-15(悪女たちの踊り)B-5(敵の決断)A-13(高速メカ) (4)パート4 B-15'(不思議時空発生)A-5(乱闘)E-2(燃結) (5)パート5 B-1(敵の襲撃)B-3(レーザーブレード)A-12(ロボへ変型) (6)パート6 C-6(愛、希望)A-4 渡辺宙明指揮によるアンコール (7) 秘密戦隊ゴレンジャー 1分29秒 (8) 強さは愛だ 1分39秒 指揮:松井慶太、渡辺宙明 演奏:オーケストラ・トリプティーク Flute 向井理絵、佐藤友美 A-Sax 川島亜子 T-Sax 中嶋紗也 Trumpet 高見信行、後藤慎介、小島光博、守岡未央 Trombone 山本靖之、加藤直明、平田芳子 BassTrombone 鯖瀬真義 1Vn 三宅政弘(コンサートマスター) 大河内涼子、加藤美菜子、迫田圭、藤代優意、田口雅人、梶川空飛亜、原田真帆 2Vn 三瀬俊吾、内藤歌子、民谷香子、星野仁子、知見寺武、唐澤菜美子 Va 扇慎也、伊藤美香、星光、米納真妃子 Vc 竹本聖子、任キョンア、加藤皓平、朴純香 Piano 藤井麻理 Synthesizer(エレクトーン) 菊池友夏 Guitar 佐藤健太、加藤裕幸 Electric Bass 須崎誠 (Guitar、Bassはマイネマイヌク) Drums 待山一生 Timpani 大家一将 Percussion 大場章浩、篠田浩美、林瑞穂、冨岡春絵、日比彩湖 パイプオルガン 小島弥寧子 渡辺宙明卆寿記念合唱団 女声 品川更紗、菅沼安佐代、平井裕子、山岸由佳、中川絵梨香、安邨尚美 男声 根岸一郎、植田真史、上田純也、草原哲広、富塚研二、富永響、遠藤貴之、堀越尊雅、大宮成浩、大崎健志、中野広、篠嵜利雄
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【新発売・送料無料・サクラロックのシングルCDとセット】3SCD-1001/Zen&Shin:YELLOW BIG BANG【ロック、昭和レトロ、シティポップ】
¥3,056
本品をお買い上げいただけますと、特別に「サクラロック」のシングルCDをプレゼント致します。 スリーシェルズは、作曲、作詞デュオZen&ShinのデビューCD「YELLOW BIG BANG」を発売しました。 Zen&Shinの楽曲は、ビートルズや、昭和のグループサウンズ、歌謡曲のエッセンスを巧みに取り入れ、ノリの良いロックサウンドと、心がときめくようなメロディー、ほんのり懐かしさが感じられます。 デビュー・シングルの「サクラロック/半田浩二」(テイチク/2022年7月)は、オリコンチャートで初登場からチャートインして ロックサウンドを取り入れた明るく、朗らか、胸を締め付けるメロディーセンスが話題となりました。 この度、Zen&Shinの楽曲をレコーディングしていくプロジェクトが立ち上がり、日本の最高のスタッフが集いました。 天才アレンジャーとして日本の音楽界を盛り上げ、音の魔術師と呼ばれる萩田光雄氏を迎えてデビュー・アルバムを発売します。 Zen&Shinの、古き良きロック、シティ・ポップや昭和歌謡にも通じる鋭い感覚を引き出す萩田アレンジは必聴です。 演奏は、エリック・ミヤシロほか、超一流のスタジオミュージシャンによるもので、「6さいのばらーど」などで知られるゆーゆ、「電磁戦隊メガレンジャー」などで知られる風雅なおと、デヴィ・スカルノ夫人も太鼓判を押す声楽家・西田真以、実力派の女性デュオSOL BLANCO(ソル ブランコ)を迎えて、キングレコードのスタジオで収録されています。 今後も、様々な形で新たなスタイルの表現を開拓していくZen&Shinをよろしくお願いします。 ■CD番号 3SCD-01001 ■発売元 スリーシェルズ ■CDタイトル「ZEN&SHIN/YELLOW BIG BANG」 ■キャッチコピー「工学博士号を持つ二人組、Zen&Shinが紡ぎ出す音楽のビッグバン。衝撃のデビュー・アルバム!」 ■作曲・作詞:Zen&Shin ■編曲:萩田光雄 ■歌唱:ゆーゆ、風雅なおと、西田真以、SOL BLANCO ■プロデューサー:西耕一(スリーシェルズ)、ディレクター:松川秀幸(100%) ■アートディレクション:田中真史(デザインプール) ■税込 3056円 ■発売予定 2023年3月3日 ■バーコード 4560224359972 収録曲 1.「8時の電車」Vocal:風雅なおと 2.「18歳の夏」Vocal:SOL BLANCO(Mio/Yukary) 3.「夏の終わりに」Vocal:SOL BLANCO(Mio/Yukary) 4.「バックシャン」Vocal:風雅なおと 5.「おまえが、好きさ」Vocal:SOL BLANCO(Mio/Yukary) 6.「機関車天国」Vocal:風雅なおと 7.「愛のラプソディー」Vocal:SOL BLANCO(Mio/Yukary) 8.「Black Panther」Vocal:西田真以 9.「僕の彼女はコケティッシュ」Vocal:ゆーゆ 10.「木漏れ陽」Vocal:西田真以 11.「真夏の夜の夢」Vocal:SOL BLANCO(Mio/Yukary) 12.「恋の万有引力」Vocal:ゆーゆ 13.「恋のカウントダウン」Vocal:ゆーゆ 14.「そよ風のラブソング」Vocal:SOL BLANCO(Mio/Yukary) レコーディング/ミキシング:2022年4月~9月(キングレコード) ■Zen&Shin 工学博士号を持つ二人組、Zen&Shinが紡ぎ出す音楽のビッグバン。 今、40年間の沈黙を破り、創作活動を再開。 中学時代からコンビを組むZen&Shinは、カレイドスコープのように多彩な曲の数々を世の中に送り出します。 2022年7月にシングルCD「サクラロック/半田浩二」(テイチク)でデビュー。デビュー・シングルは、オリコンチャート上位を記録して 明るく朗らか、かつ、ロックサウンドの力強さを備えた楽曲が話題となった。 日本音楽界の巨人・萩田光雄という稀有なアレンジャーとの出会いによって、これまで以上に楽曲に輝きを増し、デビューアルバムCDを完成させた。 今後の活動にご注目下さい。
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【限定300枚CD】3SCD-0070「大群獣ネズラ」歌唱:串田アキラ/作曲:渡辺宙明/デザイン:横川寛人
¥3,056
CD「大群獣ネズラ」完成! 渡辺宙明&串田アキラによる特撮映画『ネズラ1964』のヒーローソングがついにCD化! マンモスネズラの叫びが轟く!君もチュチューと叫べ! サンプルはこちら https://www.youtube.com/watch?v=x3j2fPWjebQ ■CD番号 3SCD-0070 ■発売元 スリーシェルズ ■CDタイトル「大群獣ネズラ/串田アキラ・渡辺宙明・ヒーローコーラス」 ■キャッチコピー「映画監督・横川寛人の話題作に渡辺宙明が新曲を提供!君もチュチューと叫べ!」 ■作曲:渡辺宙明 ■編曲:大石憲一郎(大群獣ネズラ、青春の日)、中野広(ネズラのテーマ) ■演奏:串田アキラ(大群獣ネズラ、青春の日)、ヒーローコーラス(ネズラのテーマ) ■税込 3056円 ■発売予定 2023年1月1日 ■バーコード 4560224350702 収録曲 1.大群獣ネズラ(歌唱:串田アキラ) 2.青春の日(歌唱:串田アキラ) 3.カラオケ:大群獣ネズラ 4.カラオケ:青春の日 5.ネズラのテーマ(ヒーローコーラス) 歌唱:1.2.串田アキラ、5.ヒーローコーラス 編曲:1.2.3.4.大石憲一郎、5.中野広 串田アキラ・レコーディング:2020年11月18日・渋谷 ヒーローコーラス・レコーディング:2020年11月7日・浅草橋 根岸一郎、植田真史、富塚研二、大崎健志、中野広、篠嵜利雄、三好駿、今堀拓也、田野倉健之、加藤武、磯野隆一、北野はる ■渡辺宙明(わたなべちゅうめい) 1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で逝去。
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【第59回レコードアカデミー賞特別部門受賞記念・送料無料】3SCD-0058「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情 會田瑞樹」
¥3,056
SOLD OUT
■日本の旋律をヴィブラフォンで奏でたい! 會田瑞樹の提案に日本の作曲家とクリエイターが結集! 滝廉太郎、山田耕筰、わらべうた、民謡、子守唄など、誰もが知る 日本のこころ、と形容できそうな名曲たちをヴィブラフォンのために編曲をして収録。 原曲に忠実なものから、驚きの芸術的なアレンジまで、ヴィブラフォンのサウンドをたっぷり味わえます。 収録には入念な準備を経てAcoustic Reviveのケーブルを使い、高音質の2枚組CDとして完成! 特別価格3056円として11月3日より全国のCD店、アマゾン、タワーレコード、HMVほかで発売予定! Disc 1 春 1.Sakura/細川俊夫(日本古謡) 2.お菓子と娘/森ミドリ(西條八十作詞・橋本国彦作曲) 3.花/水野修孝(武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲) 4.荒城の月/山本菜摘(土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲) 5.この道/佐原詩音(北原白秋作詞・山田耕筰作曲) 夏 6.ほたるこい/今堀拓也(わらべ歌) 7.われは海の子/佐原詩音(文部省唱歌) 8.てぃんさぐぬ花/吉原一憲(沖縄県民謡) 9.どどさい節/白藤淳一(岩手県雫石町民謡) 10.はないちもんめ-ひらいたひらいた-あんたがたどこさ/国枝春恵(わらべ歌) 11.長谷観世音火伏の虎舞/大畑眞(宮城県登米市民俗芸能) ボーナストラック 12.浜辺の歌1943 /會田瑞樹(林古渓作詞・成田為三作曲) Disc 2 秋 1.残芯の汽車ぽっぽ/山本純ノ介改編(本居長世作詞作曲) 2.無名の歌/木下正道(文部省唱歌) 3.琵琶湖就航の歌/會田瑞樹(小口太郎作詞・吉田千秋作曲) 4.赤とんぼ/薮田翔一(三木露風作詞・山田耕筰作曲) 5.紅葉/會田瑞樹(高野辰之作詞・岡野貞一作曲) 6.揺籠の歌〜夕焼け小焼け/福嶋頼秀(北原白秋作詞・草川信作曲) 冬 7.五木の子守唄/徳永洋明(熊本県球磨郡五木村民謡) 8.ペチカ/清道洋一(北原白秋作詞・山田耕筰作曲) 9.星めぐりの記憶/羽根玲夢(宮沢賢治作詞作曲) 10.ふるさと/権代敦彦(高野辰之作詞・岡野貞一作曲) ✳曲名/編曲者(原作)を記しています。 本CDのために新しく生み出された作品を中心に、楽曲の新たな姿とヴィブラフォンの深い可能性を映し出す画期的な作品集となりました。 【CD詳細】 ■ CD番号 3SCD-0058 ■品名 CD「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情 會田瑞樹」 ■帯 ・日本のメロディーを再構築!予想を超えた編曲と魅惑のサウンド ・ヴィブラフォン奏者會田瑞樹が贈る日本のメロディーの花束。 ・世代を超えて受け継がれてきた音楽をヴィブラフォンの響きに乗せて豊かに奏でる… ・現代を生きる作曲家が集結しヴィブラフォンのために紡ぎ、楽曲の新たな魅力も再発見。 ■バーコード 4560224350580 ■定価 3056円(税込) ■ 発売 2020年11月3日(予定) ■ 企画・発売元 スリーシェルズ ■ プロデュース 西耕一 ■ 録音・編集 磯部英彬 ■ スコアチェッカー 今堀拓也 ■ 巻頭文 小沼純一 ■ 解説 會田瑞樹 ■ 装丁画 きむらめぐみ ■ アートワーク 竹田知弘 ■ 写真 薮田翔一 ■収録 2020年8月5,6,7日 かなっくホール/2020年9月22日 Tokyo,Kameido ■ケーブル協力:Acoustic Revive ■助成:公益財団法人仙台市市民文化事業団「多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業」/公益社団法人企業メセナ協議会 助成認定事業 ---16ページ全カラーの美しいブックレット。言葉と音楽と記憶が寄り添うCD--- CD序文は、文筆家で詩人の小沼純一による鮮やかな言葉が幻想的な幕開けを暗示する。曲解説は會田瑞樹によるもので、堅苦しいものではなく、楽曲や作曲家について、そして自信の経験・記憶も踏まえたエッセイ風の語り口となっている。各楽曲の歌詞も掲載され、CDを聴きながら思いを巡らし、口ずさむこともできます。 ジャケット装丁画はかわいらしいキャラクター”ヨビボエン”のデザイナー、きむらめぐみの書き下ろし。アートワークは竹田知弘、四季のイメージにあわせて撮影掲載された写真には国際的な評価を受ける作曲家であり写真家としても活躍する薮田翔一。 まさに五感で感じて欲しいCDが完成しました。
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【送料無料!3SCD0065】「鹿野草平/交響曲第1番2020、よみがえる大地への前奏曲」
¥3,056
2021年8月・パラリンピックの開会式の選手宣誓シーンで音楽が使用されました。 2021年4月24日「鹿野草平/交響曲第1番2020、よみがえる大地への前奏曲」 松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク、早稲田吹奏楽団による演奏 の公開録音CDとなります。 ニコニコ超会議で約7万人の視聴者を記録した、交響曲第1番《2020》のCD完成! 鹿野草平が、コロナ禍に対峙して人類の未来を拓く交響曲として作曲。 パラリンピック開会式で使用。 人類にとって未曾有の事態となり世界中に傷跡を残しているコロナ禍。 作曲家の鹿野草平が、その犠牲者への哀歌と、それを乗り越え、未来を切り拓く人類の叡智を、交響曲として描きました。 鹿野草平(1980-)は、東京音楽大学で池辺晋一郎、西村朗、三木稔らに、学外で水野修孝に学んだ作曲家で、吹奏楽作曲や、ゲーム、アニメ音楽や、伊福部昭百年紀の楽譜作成でも知られています。鹿野の作品について、彼の師匠の作曲家の池辺晋一郎は「音の連鎖に光が降り注いでくる」と形容しています。 確かに、マーラー、ショスタコーヴィチ、芥川也寸志、伊福部昭、矢代秋雄、黛敏郎、吉松隆への敬愛を感じさせる部分もあり、日本に新たなシンフォニスト登場!と言えるでしょう。 作曲者は交響曲第1番について下記のように述べています。 オーケストラで演奏される楽曲で、「交響曲」ほど純粋に音だけでものごとを語る手法は他にありません。 壮大な音楽、悲壮な音楽。かつて様々な天才作曲家が、数々の交響曲を生み出してきました。 私はこの状況に際し作曲家・音楽家の役割として、2020年から続く惨禍と亡くなった方々への哀悼、そして困難を乗り越え平和を取り戻す人類の叡智を、交響曲という手段で表現し、後世に記憶を残さなければならないと考え、このたび新作交響曲を完成させました。 楽曲の構成は以下の通りです。 第1楽章 「平和と脅威」 第2楽章 「爆発」 第3楽章 「哀歌」 第4楽章 「叡智」 もう一つの収録曲は、2011年の東日本大震災からの復興を描いた《よみがえる大地への前奏曲》。 この曲は、鹿野草平にとって社会や時事との関わりを意識した音楽への取り組みとして、交響曲第1番の10年前に作曲された作品です。 2011年の東日本大震災の際、現地に赴きボランティア活動をした経験を元に、どんな困難も乗り越えて、未来に希望を持つこと、諦めずに生きていく人々をえがいた音楽として作曲されました。 吹奏楽バージョンは東北大学吹奏楽団が世界初演を行い、その後、全国の吹奏楽団の定番曲として、百回以上の演奏回数を重ねています。 本盤では、そのフルオーケストラ版の世界初演が記録されています。 演奏は、オーケストラ・トリプティーク、指揮は松井慶太で、2021年4月24日に杉並公会堂で感染拡大防止対策として無観客コンサートとして行われました。 池辺晋一郎によるメッセージ「鹿野草平のこれから」より一部紹介 鹿野草平の「よみがえる大地への前奏曲」と「交響曲第1番」を聴いた。その印象は、「作曲の喜び」という一語に尽きる。フル編成のオーケストラ作品を書きおおせるという高揚と興奮の感覚、おびただしい数の音符を五線に記すという圧倒的な充足感──スコアはそのような快感と汗で、満ちている。(作曲家 池辺晋一郎) 【CD詳細データ】 帯: コロナ禍に対峙して人類の未来を拓く交響曲 CD品番:3SCD0065 CDタイトル「鹿野草平/交響曲第1番《2020》」 指揮:松井慶太 演奏:オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター三宅政弘)、早稲田吹奏楽団(指導:竹内公一) 収録:2021年4月24日杉並公会堂 発売レーベル:スリーシェルズ 価格:3,056円(税込) バーコード 4560224350658 発売予定:2021年10月22日 解説:鹿野草平、池辺晋一郎 録音:上埜嘉雄/マスタリング:AUBRITE MASTERING STUDIO CDデザイン:關翔太 プロデューサー:西耕一 協力:#コンパス 戦闘摂理解析システム、NHN PlayArt /ドワンゴ、ニコニコネット超会議2021 主催:交響曲第1番《2020》実行委員会 【収録曲目】 1.よみがえる大地への前奏曲(2011)管弦楽版初演※ 交響曲 第1番《2020》(2021)世界初演 2.第1楽章 「平和と脅威」 3.第2楽章 「爆発」 4.第3楽章 「哀歌」 5.第4楽章 「叡智」 ■プロフィール 鹿野草平 かのそうへい (1980年~) 東京音楽大学に特待生として給費入学し、現代音楽の作曲を修めるかたわら、映画音楽や吹奏楽、管弦楽編曲を研究する。2004年に同大学卒業。2006年同大学院修了。2010年春に同人活動として新作オペラを自主公演し注目を集めた。2009年に『吹奏楽のためのスケルツォ第2番《夏》』が翌年の全日本吹奏楽コンクール課題曲Vに選定され、これを皮切りに吹奏楽作品を多数発表、出版。 これに並行して、TVアニメ『フラクタル』(2011)等の放送・劇伴音楽のコンポーザー、および映画・ゲーム等の管弦楽・吹奏楽コンサートのためのアレンジャーを歴任する。近年では「ベストドレッサー賞」でのオーケストラ演奏の作曲・指揮を務めるなど、着々とその活動範囲を拡張させている。洗足学園音楽大学講師。 ※「交響組曲・コンパス」「結ンデ開イテ羅刹ト骸」は収録されません。 ※パラリンピックの開会式・選手宣誓の部分で使われました。
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團伊玖磨生誕100年【送料無料】3SCD0013 日本の管弦楽曲100周年ライヴ!
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【曲目】 1.松村禎三(1929-2007) ゲッセマネの夜に(2005) 14:41 黛敏郎(1929-1997) セレナード・ファンタスティック(1946/世界初演) 2.第1楽章 序奏とロマンス 9:51 3.第2楽章 間奏曲とダンス(未完) 2:13 フルートソロ:大西宣人 4.黛敏郎(1929-1997) G線上のアリア(1978)12:17 ヴァイオリンソロ:長原幸太 5.山田耕筰(1886-1965) 序曲ニ長調(1912)3:2 6.團伊玖磨(1924-2001)ラジオ体操第二(1952)2:45 7.古関裕而(1909-1989) NHKラジオ「ひるのいこい」テーマ(1952)0:57 8.北爪道夫(1948-) NHK-FMベストオブクラシック・テーマ音楽(1990)2:15 9.芥川也寸志(1925-1989)NHK大河ドラマ「赤穂浪士」よりタイトル(1964)2:57 10.伊福部昭(1914-2006)交響ファンタジー「ゴジラVSキングギドラ」よりVII ゴジラ(1991)2:45 11.黛敏郎(1929-1997)NTVスポーツ・ニュース・テーマ(1953)1:23 12.深井史郎(1907-1959)日本テレビ「鳩の休日」(1953)復元:松木敏晃1:10 13.團伊玖磨(1924-2001)シネ・ファンタジア「無法松の一生」(1958/1968)5:39 14.斎藤一郎(1909-1979) 映画「眠狂四郎女妖剣」より(1964)3:04 15.黛敏郎(1929-1997)映画「天地創造」より「間奏曲」(1965)3:34 【演奏】 齊藤一郎(指揮) セントラル愛知交響楽団 NHK-FMでも放送され、大反響を呼んだセントラル愛知交響楽団の演奏会をCD化。山田耕筰による日本人初のオーケストラ曲から現代音楽の傑作、懐かしのテーマ音楽まで! 創立30年を迎えたセントラル愛知と常任指揮者齊藤一郎の演奏で日本の交響楽史を楽しみつつ味わえます。 日本人が初めて作曲したオーケストラ曲である山田耕筰の「序曲」の完成は1912年でした。それから100年を経た2012年に、日本の管弦楽曲100周年を記念して行われたセントラル愛知(常任指揮者齊藤一郎)の渾身の定期演奏会(2012年11月2日 愛知・しらかわホール)が待望のCD化となります。 日本の作曲家が100年の間に作曲した様々な音楽から、これからのスタンダードとなるべき重要作、映画やラジオ、テレビで親しまれたテーマ音楽も特集してお届けします。大迫力のオーケストラを味わえる「ゴジラ」「赤穂浪士」「スポーツ行進曲」「ラジオ体操第二」「無法松の一生」や、懐かしさが心に満ち溢れる「ひるのいこい」のテーマ等、ラストを飾る感動的な「天地創造」まで誰もが知る名曲が収録されています。クラシックファンには、「ベストオブクラシックのテーマ」の初CD化も目玉です。 松村禎三最後の管弦楽曲、黛敏郎の幻のフルート協奏曲の初演、長原幸太(元大フィルのコンサーマスター)のソロによるド迫力音響曼荼羅となる黛敏郎のヴァイオリン協奏曲! 同姓同名、斎藤一郎の映画音楽「眠狂四郎女妖剣」を齊藤一郎が指揮するお楽しみも。 発売・販売元 提供資料 (2013/12/06) 祝・ 日本の管弦楽曲100周年! 2012年は我が国の交響楽史において、100年の節目になる年です。山田耕筰による日本人初の管弦楽曲完成から現在までに生まれた数多くの名曲より、セントラル愛知でしか聴けないベスト・セレクションでお届け致します。ドビュッシー生誕150年やケージ生誕100年だけでなく、日本の管弦楽曲100周年も祝いましょう!
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【送料無料】3SCD0064|冨田勲メモリアルコンサート/藤岡幸夫指揮、オーケストラ・トリプティーク
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冨田勲の映像音楽を特集したライヴCD「冨田勲メモリアルコンサート」が完成。 「マイティジャック」を生オーケストラで聴けることへの感激のメッセージが庵野秀明監督から届くなど、話題になった伝説の公演をCD化! 宇川直宏が冨田勲メモリアルコンサート用に作ったアートワークをCDジャケットとして特別に使用した愛蔵盤。 【新発売】3SCD0064 「冨田勲メモリアルコンサート/藤岡幸夫指揮、オーケストラ・トリプティーク」 CDタイトル「冨田勲メモリアルコンサート」 指揮:藤岡幸夫 演奏:オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター三瀬俊吾) 合唱:冨田勲メモリアル合唱団 発売予定:2021年9月16日 発売レーベル:スリーシェルズ CD品番:3SCD0064 価格:3,056円(税込) バーコード 4560224350641 解説:小林淳 録音:上埜嘉雄 編集:磯部英彬 ジャケットアートワーク:宇川直宏 CDデザイン:山口翔悟 プロデュース:西耕一 公演監修:樋口尚文 「冨田勲 映像音楽の世界 Sounds of TOMITA」として2018年9月17日に東京国際フォーラムで行われた伝説のメモリアルコンサートがついにCD化! 小林淳(評論家)による約1万字の書き下ろし解説と、コンサートパンフレット掲載のメッセージを収録。上埜嘉雄による高精細録音を、磯部英彬による迫力のサウンドバランスで再現した感動の録音! 庵野秀明監督から「マイティジャック」を生オーケストラで聴けることへの感激のメッセージが届くなど、コンサート開始前から話題になったイベントであり、司会は樋口尚文(公演監修も)と中江有里が担当。 花の生涯、徳川家康、勝海舟など「大河ドラマのテーマ音楽」や「マイティジャック」「キャプテンウルトラ」「ノストラダムスの大予言」などの特撮音楽、手塚治虫のアニメ音楽などを大特集。 藤岡幸夫の指揮により、シンセサイザーを加えたオーケストラにダンスや合唱も参加しての圧巻のステージに、来場したファンは、鳴り止まぬ拍手で色褪せぬトミタサウンドへ喝采を送った。アニメ映画音楽、現代音楽、日本の作曲家の演奏に定評のあるオーケストラ・トリプティークのエネルギッシュな演奏がトミタサウンドを新たな時代に届けるような歴史的なコンサートとなった。 会場を埋め尽くした1200人の観客と合唱団、児童、ダンスの皆さんによる「マイティジャックの歌」をアンコールとして特別に収録。力強く、どこか儚い、胸に熱く響き渡るトミタサウンドが甦る。 収録曲(作曲:冨田勲) 1.コムポジション愛 2.ジャングル大帝のテーマ 3.ビッグX主題歌 4.「キャプテンウルトラ」組曲 「NHKのための映像音楽より」 5.きょうの料理 6.新日本紀行テーマ 7.大河ドラマ「花の生涯」 8.大河ドラマ「徳川家康」 9.大河ドラマ「勝海舟」 10.「ノストラダムスの大予言」組曲 11.「マイティジャック」組曲 12.アンコール(マイティジャックの歌) コンサートへ寄せられたメッセージより ■庵野秀明監督からのコメント ----------- 「マイティジャックの歌」は、僕が人生で一番繰り返し聴いている大好きな音楽です。 その曲がオーケストラの生音で聴けるとは、感激です。生きててよかったと実感してます。 それだけでも感涙モノなのところに、ジャングル大帝、リボンの騎士、ビッグX、新日本紀行のテーマ、勝海舟、キャプテンウルトラにノストラダムスの大予言まで聴けるとは、本当に生きててよかったです。 ------2018年7月30日庵野秀明----- 樋口尚文(映画監督・評論家・コンサート監修)コメント シンセサウンドで世界を席巻した冨田勲――それ以前の、わが国の名だたるテレビ番組、映画作品を彩った珠玉のサウンドトラックをフルオーケストラで再現!まさに長くファンに待ち望まれていた、これまでにないメモリアル・コンサートが遂に実現。人気番組『新日本紀行』、大河ドラマ『勝海舟』や名作アニメ『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『ビッグX』の音楽などおなじみの楽曲はもちろん、今回は「ぜひオーケストラで聴きたい」という熱烈なリクエストに応えてあの円谷プロの特撮ドラマの頂点『マイティジャック』のサウンドトラックを映像付きの圧倒的迫力で演奏。 さらに胸躍る人気SF『キャプテンウルトラ』のテーマから伝説の大作映画『ノストラダムスの大予言』のテーマの本邦初オーケストラ演奏まで!あの輝ける1960~70年代の高度成長期の熱気、未来と科学への夢を今に伝える、冨田勲の世界。この機を逃すと絶対に聴くことのできない垂涎のトミタ・サウンドの奔流に、あなたのなかの少年少女がわくわくと鼓動する! 西耕一(公演プロデューサーのコメント) アニメ、特撮、映画、テレビ・・・。様々なジャンルへ優れた音楽を提供し続けた冨田勲(1932-2016)。その斬新なサウンドと飽くなき探究は、シンセサイザーや初音ミクなどだけでなく、大編成のオーケストラでも発揮されていました。冨田勲はオーケストラ音楽の魔術師だったのです。 とにかくカッコいい『マイティジャック』! メカ特撮と主題歌、トミタのスペシャルサウンドの絶妙なマッチング。壮大でゴージャスなだけでなくジャズやロックも取り入れたダイナミズムは特撮の魅力を最大限に引き出してくれます。 『キャプテンウルトラ』のシャープな切れ味と宇宙空間とバトルを彩るトミタサウンド! 躍動感たっぷりの歌も特筆されるが、オーケストラにエレキギターのテケテケGSサウンドも取り入れたセンスも特筆されます。 若き日の冨田が瑞々しい感性を閃かせ入魂のスコアを提供しています。 冨田勲の『ノストラダムスの大予言』は幻の傑作! 日本人に衝撃的なトラウマを与えた怪作ですが、音楽は日本映画史に残る傑作です。 アナログシンセサイザーと合唱、オーケストラが融合した信じられないような壮大なサウンドが展開される。人々が滅亡の危機を迎えても、愛のために希望を失わない。 美しく、そして人々の心に訴える「愛のテーマ」は涙なしに聴けません。 手塚治虫のアニメ、NHK、大河の傑作オーケストラ音楽を上演! 誰もが知る『ジャングル大帝』『ビッグX』など手塚治虫とのコラボ。 大河ドラマ『花の生涯』『徳川家康』『勝海舟』や『新日本紀行』『きょうの料理』などのNHKの傑作音楽をオーケストラでまとめて聴けます! 最高の音楽家、最高のスタッフが揃ってのコンサート。大空間を満たす、唯一無二のトミタサウンドを満喫しましょう! プロフィール 作曲 冨田勲・とみたいさお(1932~2016) 作曲家、シンセサイザー・アーティスト。 慶応義塾大学在学中から作曲家として多彩な分野で活躍をはじめ、74年にはシンセサイザーによる「月の光」を発表してビルボード誌の第1位を獲得し、さらに日本人として初めてグラミー賞にノミネート。以後発表するアルバムは次々に全世界で空前のヒットとなる。その後、多数のNHK大河ドラマや山田 洋次監督作品で音楽を担当。2011年からは「ISAO TOMITA PROJECT」が始動。「惑星」や「月の光」など、過去の名作をリメイク&サラウンド化した完全版が日本コロムビアより継続的にリリースされている。2011年1月に朝日賞受賞。11月には宮沢賢治の作品世界を題材にし“初音ミク”をソリストに起用した「イーハトーヴ交響曲」の世界初演が行われ大きな話題となる。14年には、REDBULLMUSIC ACADEMY東京2014に招かれ、世界の若きミュージック・クリエイターたちの前で講演を行い世界中で話題となった。15年5月には「イーハトーヴ交響曲」が中国・北京で上演された。 平成28年5月5日、慢性心不全のため逝去。享年84歳。
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送料無料【3SCD-0052】 小松左京音楽祭 松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク&金属恵比須(佐藤勝、広瀬健次郎、田中正史ほか)
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小松左京音楽祭のCD(限定特別特典・コンサート当日配布の樋口真嗣監督特製ポストカード他。まだ特典あります) 小松左京音楽祭 収録曲目 01.伊福部昭(作曲)映画「ゴジラ」よりメインタイトル (ピアノは元東宝スタジオのメイソンアンドハムリン使用) 02.冨田勲(作曲) テレビドラマ「宇宙人ピピ」主題歌(Instrumental) 平尾昌晃・京建輔(作曲)映画「エスパイ」 03.東宝マーク 04.ヨーロッパ国際特急 05.見知らぬ国へ 羽田健太郎(作曲)映画「さよならジュピター」 06.後奏(間奏曲) 07.さよならジュピター メイン・テーマ 08.大赤斑への接近 09.宇宙船団臨戦態勢 10.カルロス爆破準備完了 11.小惑星での葬儀 12.さよならジュピター・サブテーマ 13.田中正史(作曲)ラジオドラマ「日本沈没」 佐藤勝(作曲)映画「日本沈没」 14.東宝マーク 15.日本列島 16.「日本沈没」 テーマII 17.渡老人 18.「日本沈没」 テーマI 19.東京壊滅II 20.D2計画II 21.小野寺の叫び 22.沈み行く日本II 23.エンディング ■広瀬健次郎(作曲) TVドラマ「日本沈没」 24.アヴァンタイトル 25.主題歌「明日の愛」TVサイズ(Instrumental) 26.明日の愛 テーマアレンジ 27.愛のテーマ 28.友情(田所のテーマ) 29.アイキャッチ 30.異変 31.災害 32.避難作戦 33.脱出 34.危機一髪 35.安堵 36.悲しみ 37.小鳥(フルート ソロ) 38.小鳥(Instrumental) 39.エンディング 40.小松左京の合唱曲 41.小松左京所有のヴィオラ演奏(演奏:伊藤美香)
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【3SCD-0044】送料無料【セール】「オーケストラ・トリプティークによる芥川也寸志個展」
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オーケストラ・トリプティークによる芥川也寸志個展 芥川也寸志の全弦楽作品を収録した決定版! 日本の弦楽オーケストラ作品の中でも、武満徹と並んで上演回数の多い芥川也寸志の「トリプティーク」。 芥川の最高傑作とも呼び声の高い。その「トリプティーク」だけでなく、 幻の作品「絃楽オーケストラのための陰画」、清道洋一編曲によるNHK大河ドラマ「赤穂浪士のテーマ」や映画「ゼロの焦点」「鬼畜」「譚詩曲」「24の前奏曲」などオーケストラ・トリプティークによる芥川也寸志作品集。 名演との評判も高かった2016年のコンサートをついに発売! 解説:清道洋一 協力:芥川眞澄、吉原一憲 オーケストラ・トリプティークによる芥川也寸志個展 -芥川が絃楽へ寄せた想い- 収録曲目 ①絃楽オーケストラのための陰画(1966) ②大河ドラマ『赤穂浪士』よりテーマ(1964) ③オペラ『暗い鏡』より「間奏曲」(1960) ④映画『鬼畜』 (松本清張原作、野村芳太郎監督)よりストリートオルガン(1978) ⑤映画『猫と庄造と二人のをんな』(谷崎潤一郎原作、豊田四郎監督)より(1956) ⑥映画『ゼロの焦点』(松本清張原作、野村芳太郎監督)より(1961) ⑦映画『破戒』(島崎藤村原作、市川崑監督)より(1962) ⑧-⑩絃楽のための三楽章(トリプティーク)(1953) ⑪譚詩曲(1951) ⑫-⑳『24の前奏曲』より(1979) 「ハ長調、イ長調、ト短調、ニ長調、ロ短調、変ホ短調、ヘ長調、ホ短調、変イ長調」 ㉑秋田地方の子守歌(1977) ----ボーナストラック(2013年9月19日の浜離宮朝日ホールにおける第2回演奏会より)------ ㉒ music for Strings #1 -盟友・武満徹に捧げる- (陰画、トリプティーク、間奏曲、music for Strings #1 以外は清道洋一編曲) 水戸博之 指揮 オーケストラ・トリプティーク 1Vn 三宅政弘コンサートマスター 迫田圭、加藤美菜子、大杉那々子、千原徳子、原田真帆 2Vn 三瀬俊吾、内藤歌子、星野仁子、小澤麻里、阿曽璃子 Va 髙橋奨、伊藤美香、星光、米納真妃子 Vc 竹本聖子、任炅娥、渋井妙、加藤皓平 Kb 佐藤洋嗣、志水祐亮 企画構成 西耕一 編曲・曲解説 清道洋一 協力 吉原一憲 録音 上埜嘉雄 会場 2016年7月13日・渋谷区文化総合センター伝承ホール (㉒のみ2013年浜離宮朝日ホール:録音シャッツグレーバー) 「芥川也寸志の全弦楽作品を収録した決定版!」 『芥川也寸志個展へ寄せて」 企画 西耕一 芥川也寸志にとって『絃楽のための三楽章(トリプティーク)』は重要な意味を持つ作品である。すぐれた音楽性、精緻な建築を思わせる構造と絶妙なバランス、音楽を愛し、人間たちを愛した芥川のあたたかな心も聴き取れる。 ニューヨーク・フィルによるアメリカ・カーネギーホールでの世界初演、アメリカ、ソヴィエト、中国など海外での演奏、楽譜出版など、日本の音楽界にとっても発表当時から重要な役割を果たしてきた作品である。 2012年から、オーケストラ・トリプティークという名前で、日本の作曲家による絃楽オーケストラのシリーズをスタートした私達にとっても、芥川也寸志という存在と、その作品は特別な意味を持っている。 2012年のスタート時、オーケストラの命名に一切迷いはなかった。私達、日本に住む音楽家が、日本の音楽史を切り拓いてきた先人の名作を演奏する。それも絃楽オーケストラによる作品を中心に。とすれば『トリプティーク』しかない。 これまでオーケストラ・トリプティークは、絃楽オーケストラ公演だけでなく、絃楽四重奏やフルオーケストラ、室内オーケストラなど様々な編成によるコンサートを行ってきた。いずれも「日本の作曲家のみ」。芥川の師匠にあたる伊福部昭の個展シリーズは、2014年からスタートしてこれまでに6回行った。 ギリギリの賭けでもあったが2015年は芥川也寸志生誕90年としてフルオーケストラによる個展を行った。 『KAPPA』『小管絃楽のための組曲』『赤穂浪士』『鬼畜』『八甲田山』『八つ墓村』『NHK-TV 放送開始と終了』など盛りだくさんで3時間近くかかるコンサートだった。楽譜の蒐集、浄書、楽器手配も大変な労力・時間・費用のかかることであったが、これまでに誰もやらなかった、しかし芥川ファンの多くが夢見ていたことができたと考えている。しかし、1回の演奏会では演奏しきれないほど多くの名曲を芥川也寸志は残してくれた。それが今回の企画の発端のひとつである。 日本人が日本の作品を演奏しないで誰がやるのか? これは私達がコンサート企画をするとき必ず考えること。その原点とも言えるのが、芥川也寸志と、彼が無給の指揮者として関わったアマチュアオーケストラの新交響楽団による「日本の交響作品展」である。名前の通り、日本の交響作品を特集する演奏会シリーズであった。プロでは経済的・集客的な理由などから成り立ちにくかった日本の作品による演奏会を続けた。 その第1回は1976年。その頃、日本のオーケストラ音楽の歴史がその第一歩から60年ほどの時間を経て、鬼籍に入った作曲家も増えてきた頃。ある意味では文化損失の危機にあった日本の作品の楽譜や音源のアーカイヴに繋がる活動となった。伊福部昭、諸井三郎、清瀬保二、安部幸明、菅原明朗など多くの作曲家が再評価のタイミングとなった。芥川と新交響楽団だけでないムーブメントとして、この頃に日本の作曲家への注目が大きく集まったことは特筆して良いことだろう。芥川の遺志はその後も受け継がれ、新交響楽団は創立60年を越えた。これだけの時間が経っているのだから、日本の作品を専門に演奏してゆく「プロオーケストラ」が出来てもおかしくないはず。オーケストラ・トリプティークは、誰かがやらねばいけないこと、このままでは知られずに埋もれてしまう日本の名作を再び演奏して、広く一般に知っていただくことを意図して活動している。 奇しくもオーケストラ・トリプティークの結成は、山田耕筰が日本人初のオーケストラ曲『序曲』を書いた1912年から100年となる2012年であった。第1回目の演奏会は、同年9月13日。芥川也寸志や黛敏郎や松村禎三が明治村への移築から救った旧東京音楽学校の奏楽堂(日本初の西洋式音楽ホール)が、再び閉館となる直前に旧奏楽堂で行った。虫の鳴き声が聴こえる秋の暑い夜の演奏会だったが、多くの来場者があり、この分野へ興味を持つものが少なくないことを実感した。あの日は、真鍋理一郎、今井重幸、渡辺宙明、水野修孝ら作曲家も来場し、私達の活動に対して熱いエールを送ってくださった。 第1回のオーケストラ・トリプティーク演奏会では、オーケストラの名前の由来にもなった『トリプティーク』を敢えて取り上げなかった。このオーケストラが『トリプティーク』を取り上げるのはずっと先。少なくとも第3回の演奏会を行った後になるだろうと考えていたからである。プロ、アマ問わず、世界中で演奏されているだけに生半可な思いで取り上げられる曲ではない。印象深いコンサートでは、来日したワレリー・ゲルギエフが2009年のNHK音楽祭でN響を指揮して取り上げたこともあった。2015年までの絃楽オーケストラシリーズは「個展」形式ではなく、アラカルトで様々な作曲家の作品を取り上げて、これまで100年以上の歴史を持つ日本の作曲界や作曲家たちを把握して頂ければと考えてきたが、2015年のフルオーケストラによる芥川也寸志個展をきっかけに、一人の作曲家をシリーズ化していく意味を再確認して、今回の企画となった。2016年6月10日には、電子音楽、デュオ、室内オーケストラまで幅広く集めた黛敏郎個展を行った。その約1ヶ月後の本コンサートは、両輪のごとく、芥川也寸志個展となる。 芥川也寸志が絃楽オーケストラとして作曲したオリジナル作品は、『絃楽のための三楽章(トリプティーク)』『間奏曲(オペラ『暗い鏡』より)』『絃楽のための音楽 第1番』『絃楽オーケストラのための陰画』の4作である。そのうち、『絃楽のための音楽 第1番』はオーケストラ・トリプティークの第2回演奏会で取り上げていることと、その楽想をより深め、編成を大きくしたのが『絃楽オーケストラのための陰画』であることから、今回は『絃楽のための音楽 第1番』を割愛した(ライヴCD化に際してボーナストラックとして過去の音源より収録した)。この3曲だけではトータルで30分ほどしかないこともあり「編曲」を含む個展となったが、これは吹奏楽の世界などで、同族楽器によるアレンジがより一層その分野の拡がり担っていること、そして優れた音楽は編成を変えて様々な楽器で親しまれ、人口に膾炙していくことを踏まえての選曲である。映画音楽は、芥川の様々な顔の一面であろうが、この側面も知ってほしい。編曲で特筆しておきたいのはまず『24の前奏曲』。芥川也寸志のエッセンスともいうべき小品の集まりであり、もしかしたら絃楽編曲もありえたかもしれない、という楽想が凝縮されている。初期の『譚詩曲』も芥川の徹底したオスティナートの美学が反映された逸品である。『アレグロ・オスティナート』や『オスティナータ・シンフォニカ』とも比肩できる堆積オスティナートの結実がある。私は、これらが新たなレパートリーになっていけばとも考えている。 そして、今回が初演以来の演奏かもしれない『絃楽オーケストラのための陰画』は、ここで新たな芥川の再評価をと考えて選曲した。通常の芥川オスティナートが、音を繰り返し堆積させて音楽を作るのに対して、既にある音から減算してゆく、“音の消え行く様”に焦点を置いたマイナス美学があらわれているように思う。これら演目と並べて『絃楽のための三楽章(トリプティーク)』を取り上げるのは、大きな意味のあることと思う。 末筆となってしまったが、今回の演奏会に対して、あたたかく見守ってくださった芥川眞澄様、いつも大変な企画に一生懸命対応してくださるオーケストラの皆様、編曲の清道さん、指揮の水戸さん、そして関係したすべての皆様にこの場を持って深く御礼申し上げます。
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【3SCD-0068】日活&DOMMUNE全面協力「ハレンチ学園」音楽大全(限定プレス:CD2枚組・BOOK・A5版50ページ予定付き)
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日活&DOMMUNE全面協力! 「ハレンチ学園音楽大全」(CD&BOOK)ついに完成! 宇川直宏のデザインによる表紙とピクチャーディスクCD2枚! 豊富なスチル写真掲載のBOOKは横川寛人デザインで54頁! CD曲順構成・解説執筆は上妻祥浩です。 【CD詳細】 ■CD番号 3SCD-0068 ■品名 CD「ハレンチ学園音楽大全」(CD2枚+BOOK) ■作曲 山本直純、鏑木創ほか ■バーコード 4560224350689 ■定価 4400円(税込) ■初回プレス枚数:300枚 ■発売 2021年12月31日 ■企画・発売元 スリーシェルズ ■プロデュース 西耕一 ■構成・執筆 上妻祥浩 ■表紙デザイン 宇川直宏 ■冊子内デザイン 横川寛人 ■原盤・協力(C)日活株式会社 DOMMUNEで2回の特集放送が行われ大反響を呼んだ実写映画「ハレンチ学園」全4部作の音楽大全CDが完成! 日活に残されたマスターテープからの楽曲を完全収録、テープが残されていないものは光学録音からもセレクトしたCD2枚組(完全収録は初)ついに完成! 山本直純&鏑木創のオケ&ロック炸裂!(野良猫ロックシリーズとも通じるクレイジー&ファンキーサウンドを、池内友次郎門下の最高の職人技で仕上げています) 日活所有のスチルを豊富につかったインパクト大!な写真集付き解説書(デザイン:横川寛人、解説:上妻祥浩)は54ページ!!! A5冊子+CD2枚という「SOUNDTRACK BOOK」形式での商品となります。 ■解説の内容 スチル写真集 曲目一覧 カラースチル写真集 映画『ハレンチ学園』シリーズについて 『ハレンチ学園』シリーズの音楽について このCDについて ハレンチ学園職員室 作品データ W十兵衛写真集 ハレンチなスチル写真集 楽曲解説 キューシート 主な収録曲は <曲目一覧> 【DISC 1】 『ハレンチ学園』<光学トラックより 1:メイン・タイトル=ズビズビ・ロック= 2:オープニング 3:ヒゲゴジラとの取引 4:山岸父子の戦い 5:チャランポランの鐘(ver.Ⅰ) 6:鉄棒の実演 7:丸ゴシ興奮する 8:柳生一族の遺伝 9:十兵衛の一大事 10:新任教師の緊張 11:修学旅行? 伊豆へ向かって 12:「ベタベタ・ホレホレ」(映画ver.) 13:暴走の果て 14:エンドマーク 『ハレンチ学園 身体検査の巻』 15日活マーク=チャランポランの鐘(ver.Ⅱ)=(チャランポラン鐘のみ) 16:メイン・タイトル=十兵衛のこんなことってあるかしら=(PS-1-4)(*) 17:「野ばら」(M-1A-2) 18:モデルのお手本(M-2-2) 19:女子の逆襲(M-3-1) 20:写真は町じゅうに(M-4-1) 21:身体検査(M-5-1) 22:丸ゴジの籠城(M-6-1) 23:「嘆きのボイン」(映画ver.Ⅰ)(PS-35-1) 24:マカロニの帰還(M-7-1) 25:「オーッ!ハレハレ」(PS-94-2)(*) 26:「嘆きのボイン」(映画ver.Ⅱ)(PS-39-2) 27:マカロニ対エースのジョー(M-10-1) 28:弁当を狙うヒゲゴジラ(M-12-1) 29:トイレがない!I(M-13-1) 30:トイレがない!II(M-13A-1) 31:家庭訪問~柳生家での陰謀(M-14-1) 32:柳生一族の帰宅(M-15-1) 33:只則、脱出を図る(M-16-1) 34:柳生家の騒動(M-17-1) 35:ワニ!(M-17-2) 36:山岸精肉店での戦い(M-18-1) 37:「十兵衛のこんなことってあるかしら」(M-19 合成-2)(*) 38:男子の殴り込み(M-20-1) 39:格闘技の実習教育(M-21-1) 40:即席教会作り(M-24-1) 41:「いつくしみ深き」(PS-88-1) 42:豪華な晩餐(M-25-1) 43:罠への船出(M-26-1) 44:邪魔者を一掃(M-27-1) 45:無人島に漂着(M-28-1) 46:仲直りの夕食(M-29-1) 47:十兵衛と山岸(M-30-1) 48:「ハレンチ天国」 49:砂浜の決闘(M-32-1) 50:エンドマーク(M-ENDのみ-1) 51:チャランポランの鐘(ver.III)(チャランポラン鐘) 【本編使用楽曲素材】 52:M-19-1 【本編使用楽曲別テイク】 53:PS-1-1(NG)(*) 54:PS-1-2(NG)(*) 55:PS-1-3(NG)(*) 56:PS-1-5(KEEP)(*) 57:M-2-1(KEEP) 58:M-19 合成-1 (NG)(*) 59:M-19 合成-3(NG)(*) 60:M-19 合成-4(KEEP)(*) 61:PS-39-1(KEEP) 62:PS-88-2(KEEP) 63:PS-94-1(KEEP)(*) 【本編未使用楽曲】 64:M-23-1 『ハレンチ学園 タックル・キッスの巻』<Part 1> 65:日活マーク(M-1) 66:勧誘活動(M-2) 67:入学資格テスト(M-3 ) 68:タイトル(M-4) 69:メイン・タイトル=ハレンチ学園のテーマ=(M-4A) 70:授業参観(M-5) 71:丁半勝負の実地教育(M-6) 72:教師対PTA/賭場の大乱闘(M-7) 73:PTA逃走す(M-8) 74:忍法くノ一出歯亀殺し(M-9) 75:十兵衛と山岸の登校(M-10) 76:新任教師バイクで登場(M-11) 77:昼下りの乱暴な情事(M-12) 78:連帯責任で処罰(M-13) 79:反撃作戦開始(M-14) 80:虎子をトラックで追放(M-15) 81:教師たちへの逆襲(M-16) 82:十兵衛の告白(M-17) 83:柳生家花婿選抜御前試合(M-18) 84:嘆きの歌(南州太郎) 85:左頭市(M-19) 86:老武芸者(M-20) 87:ホンジャマカ(M-21) 【DISC 2】 『ハレンチ学園 タックル・キッスの巻』<Part 2> 1:花婿候補の大混戦(M-22) 2:教師トリオ追放(M-23) 3:男子、パンツで出陣(M-24) 4:男子と女子の対決~仲直り(M-25) 5:ハレンチ学園差押え(M-26) 6:シルエット・ストリップⅠ(M-27) 7:シルエット・ストリップⅡ(M-28) 8:宝探しへ出発!(M-29 ) 9:ヒゲゴジラ、崖から転落(M-30) 10:マカロニ、再び登場(M-31) 11:マカロニのキャンピングカー(M-31A) 12:男の意地(M-32) 13:乙女たちの想い(PS-67A) 14:ゴジラ族の襲撃(M-33) 15:「ゴジラの唄」ver.Ⅰ(PS-68) 16:ゴジラ族との戦い(M-35) 17:地中の卵~生徒たちの凱旋(M-36) 18:ヒゲゴジラの告別式(M-37) 19:「ゴジラの唄」ver.Ⅰ~エンディング(M-38-2) 【本編使用楽曲素材】 20:M-38 【本編使用楽曲別テイク】 21:Mナンバー不詳 22:M-38-1 【本編未使用楽曲】 23:M-38(「ハレンチ学園のテーマ」) 『新・ハレンチ学園』 24:日活マーク~ハレンチ大戦争(DB-1 M-1-2) 25:メイン・タイトル=進めハレンチ美女部隊= (DB-1 M-1A 唄-2)(*) 26:山岸の決意(DB-1 M-2) 27:放浪する生徒たち(DB-2 M-3) 28:聖ハレヤカ学園(DB-3 M-4) 29:乗っ取り作戦開始!(DB-3 M-5) 30:教師たちの攻撃!(DB-3 M-5A) 31:制服を脱ぎ捨てて(DB-4 M-6) 32:新・ハレンチ学園誕生!(DB-4 M-7) 33:カバゴンの番組に乱入(DB-5 M-8) 34:教師の入試(DB-6 M-9) 35:ヒゲゴジラをやっつけろ!(DB-7 M-10) 36:十兵衛の正体(DB-7 M-11) 37:だって女の子(PS-52) 38:料理人夫婦のケンカ(DB-8 M-12) 39:餌を食らうヒゲゴジラ(DB-9 M-13) 40:十兵衛を救出(DB-9 M-14) 41:トリオでのぞき(DB-9 M-15) 42:性教育の実習(DB-10 M-16) 43:ゲバゲバ製作所へ(DB-11 M-17) 44:「ゴジラの唄」ver.Ⅱ(PS-73-ゴジラの唄) 45:ゴジラの棺桶(DB-11 M-18) 46:ゲバゲバ製作所をぶっ壊せ!(DB-11 M-19-2) 47:祝賀パーティ(DB-20 M-20) 48:十兵衛のお礼(DB-13 M-21) 49:お礼のつづき(DB-13 M-22) 50:「一月一日」(R-PS-82) 51:ゲバゲバの謀略(DB-14 M-23) 52:女子への怪しいプレゼント(DB-14 M-24) 53:ロープウェイの罠(DB-15 M-25) 54:十兵衛、救出に向かう(DB-15 M-26) 55:裾めくり(DB-16 M-27-2) 56:パンティかるた取りI(Mナンバー不詳) 57:パンティかるた取りII(DB-16 M-28) 58:始業ラッパ(DB-18 M-29-4) 59:生きたモデル(DB-18 M-30) 60:コータローのラッパI(DB-18 M-31) 61:コータローのラッパII(DB-18 M-31A) 62:脱獄用トンネル掘り(DB-19 M-32) 63:トンネル掘り再開(DB-20 M-33-2) 64:教育大臣到着(DB-21 M-34) 65:生徒たちの反撃!(DB-21 M-35-2) 66:包囲網からの脱出!(DB-21 M-35A) 67:甚兵衛たちの加勢(DB-22 M-36) 68:エンディング(DB-22 M-37-2) 69:ゲバゲバ(ゲバゲバ) 【本編使用楽曲素材】 70:DB-1 M-1A-2 【本編使用楽曲別テイク】 71:DB-1 M-1-1(NG) 72:DB-1 M-1A 唄-1(NG)(*) 73:DB-1 M-1A-1(NG) 74:DB-16 M-27-1(NG) 75:DB-18 M-29-1(NG) 76:DB-18 M-29-2(OK) 77:DB-18 M-29-1(NG) 78:DB-18 M-29-2・M-29-3(NG) 79:DB-20 M-33-1(NG) 80:DB-21 M-35(NG) 81:DB-22 M-37-1(NG) 【本編未使用楽曲】 82:DB-16 M-27 83:PS-タイトル参考用(*) ※曲名の次のカッコ内などに記した英数字や言葉は、キューシートに記されていたMナンバーなどをそのまま転載したものです。 作曲:山本直純 (『ハレンチ学園』『身体検査の巻』) 鏑木創 (『タックル・キッスの巻』『新・ハレンチ学園』) 「ズビズビ・ロック」 「ベタベタ・ホレホレ」 作詞:永井豪 作曲:佐々木勉 編曲:馬飼野俊一 「十兵衛のこんなことってあるかしら」 作詞:高円寺博 作曲:奥沢一 「オーッ!ハレハレ」 作詞:北原たけし 作曲:奥沢一 「嘆きのボイン」映画ver. 作詞・作曲:月亭可朝 「ハレンチ天国」 作詞:飯田朗 作曲:佐々木勉 編曲:馬飼野俊一 「ハレンチ学園のテーマ」 作詞:日活翔 作曲:鏑木創 「ゴジラの唄」 作詞:田中登 作曲:楠井景久 「進めハレンチ美女部隊」 作詞:小沼勝 作曲:楠井景久 歌: ハレンチ学園コーラス部(*) 月亭可朝(DISC 1-23・26・61) モラル・マイナス・1(DISC 1- 1・48) 高松しげお(DISC 2-44)
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送料無料特別価格【3SCD00-53】「渡辺岳夫音楽祭」
¥2,751
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「白い巨塔」「巨人の星」「ガンダム」「バカボン」の音楽の作曲家・渡辺岳夫 2017年に行われた奇跡に音楽祭のライヴCDがついに完成! 『白い巨塔』(1978) 01.メインタイトル 02.テーマ 03.手術の曲 04.対立 05.佐枝子のテーマ 06.異常を認める里見(手術パターン) 07.誤診(重く流れて) 08.裁判の曲 09.財前の裏側(わびしく) 10.怒り/9-3 11.エンディング 12.メインタイトル-セリフ-テーマ 『天才バカボン』(1971) 13.『バカ田大学校歌』(Instrumental) 14.『バカ田大学校歌』(歌入り) 15.主題歌(Instrumental) 16.M2 パパのテーマ 17.M6 B ハジメのテーマ 18.M12 怪しげに 19.M29 20.M8 B 21.予告編の音楽 『巨人の星』(1968-1971) 22.『ゆけゆけ飛雄馬』(Instrumental) 23.M60 24.M2 25.M74 26.M15 27.M17 28.M49 29.M109 30.青雲高校応援歌 「青雲健児の歌」 31.M31 32.C(巨人の星オープニングより) 33.M32 B 34.M109 35.M106(M1) 36.M32 37.M97 38.M107 T2 39.M225 オズマのテーマ 40.M228 41.M42 42.M214 43.M120 44.M211 45.M127 46.M204 47.M91 48.『ゆけゆけ飛雄馬』(歌入り) 『アルプスの少女ハイジ』(1974) 49.主題歌「おしえて」(Instrumental) 『フランダースの犬』(1975) 50.主題歌「よあけのみち」(Instrumental) 『機動戦士ガンダム』(1979) 51.主題歌「翔べ! ガンダム」 52.H-6 サブタイトル 53.A-3 長い眠り(前半) 54.A-3 長い眠り(後半) 55.F-1 ガンダム 大地に立つ 56.B-3 サスペンス 57.F-2 颯爽たるシャア 58.C-3 戦いへの恐怖 59.A-1 悲愴、そして決然と(前半) 60.A-1 悲愴、そして決然と(後半) 61.F-3 勇壮なるガンダム 62.D-1 安堵 63.D-2 悲しみ アンコール 64.翔べ! ガンダム 65.ゆけゆけ飛雄馬 66.天才バカボン ※ライヴ収録によるノイズもございますので御了承ください。 ■品名:CD「渡辺岳夫音楽祭」松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク、ヒーローコーラス ■帯: オールラウンドの職人技が冴える! ■CD番号 3SCD 0053 バーコード 4560224350535 ■定価 3056円(税込) ■発売:2020年7月17日 ■企画・発売元:スリーシェルズ ■解説:西耕一 ■収録:2017年9月3日新宿文化センター(録音:上埜嘉雄/編集:今堀拓也) ■協力:渡辺家、藤田純二、前川陽子、小林淳、貴日ワタリ 渡辺岳夫について 「巨人の星」「機動戦士ガンダム」など、誰もが知る主題歌とBGMを作った男。それが作曲家 渡辺岳夫(1933-1989)です。作曲家の渡辺浦人の長男として生まれ、父の仕事を手伝い音楽の道へ。FEN(進駐軍ラジオ)でアメリカのジャズを聴いて、ドラムやポピュラー音楽もマスターしました。 その後、パリで最高の作曲技術を学んで帰国。アニメ、ドラマなど幅広くBGM、主題歌を作曲して、映像と音楽の可能性を追求し、週に10本以上の番組を抱えながら20数年間で1万曲を超える作品を残しました。 亡くなって30年を越えた今も、ファンからは「ナベタケ」サウンドと呼ばれ、世界で愛されています。 このCDは、2017年に開催され、話題となった奇跡の音楽祭の待望のライヴCDです。 2017年に開催された渡辺岳夫音楽祭 誰もが知ってる「ナベタケ」サウンドですが、コンサートで上演される機会は皆無でした。 その状況に一石を投じようとオーケストラ・トリプティークが立ち上がり、渡辺岳夫御遺族の協力のもと、オリジナル楽譜を探索。残されていた自筆譜をオリジナル音源と検証。テレビで使われた音を再現しつつ、音楽祭が行われました。 取り上げられたのは、お馴染みの「巨人の星」「機動戦士ガンダム」「天才バカボン」「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」など。映像と共に脳裏に焼き付いた、最高にカッコいいサウンドが甦りました。 ときにシリアス、ときにナンセンス、ヒーロー達の活躍を彩ったナベタケの職人技が冴える! 録音の編集・ミックスにもこだわり 30年以上前の音源しか残されていないナベタケサウンドの2020年版を作る! 万全を持しての録音はスリーシェルズの主任録音技師の上埜嘉雄が担当。 それをコンサートとはまた違った観点で、録音芸術として今堀拓也が編集を担当しました。 フランスのIRCAMや世界の現代音楽・電子音楽研究の成果を惜しげもなく投入。 コンサートの記録とはアプローチを変えてテレビ、映画音楽のスタジオ的なバランスも引き出した編集となっています。 オーケストラの音を知り尽くした録音技師と編集技師だからこそできるCDの完成です。 収録作品について 渡辺岳夫の言葉より抜粋 巨人の星 「音楽は人の心に入りこんで、そこで長い長い命を燃やし続けるのです。」 機動戦士ガンダム 「今回の仕事は何か1つ越えたなという実感があります」 「オープニングテーマはアムロの燃え上がる心と行動を願いました」 「エンディングテーマはアムロの周りにいる人たちのアムロへの願いを託しました」 「生命の尊さ、勇気、行動、人間讃歌になりました」 白い巨塔 「財前五郎という男の生きざま」を書きました
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【伴大介】3SCD-0069「春くれば2022/伴大介&金属恵比須/作曲:渡辺宙明」 伴大介デビュー50周年・渡辺宙明先生追悼CD
¥3,056
SOLD OUT
スリーシェルズは、『人造人間キカイダー』の主演俳優・伴大介のデビュー50周年を記念したCD「春くれば2022」を2022年10月14日に全国のCD店、ネットショップなどで発売! 【50周年CD完成】人造人間キカイダー主演・伴大介のデビュー50年を記念してCD「春くれば2022」が完成! 6月に逝去された渡辺宙明楽曲をプログレッシヴ・ロックバンド金属恵比須が伴大介と共演。 故・渡辺宙明が、伴大介のために作曲した「春くれば」(人造人間キカイダー挿入歌)を、約半世紀ぶりに伴大介が歌唱してレコーディング! オリジナルに忠実なアレンジで、プログレッシヴ・ロック・バンドの金属恵比須による強靭なるサウンドが加わり、50周年に相応しい新境地となっている。お馴染みの主題歌「ゴーゴー・キカイダー」や「メインタイトル」も収録。こちらもダイナミックで、切れ味の鋭い演奏と、伴大介の深みある声が力強く響く。「ゴーゴー・キカイダー」では、次世代を担う令和の時代の子供たちによる昭和リスペクトな掛け声「ゴゴーゴー!」が聞けるのも地味に嬉しい。 特筆すべきは、故・渡辺宙明が、逝去される数日前まで歌詞の監修と編曲プランについて指示を出していた2つの新作「春はくる」と「よみがえれ不死鳥!」の収録である。故・渡辺宙明は「伴さんの50周年にお祝いとして」とアレンジを提案。原曲は、2006年の伴大介一人芝居のために作られたBGMであったが、ブルージーなギターサウンドが染みる名曲。これらを70年代文化にリスペクトを捧げる金属恵比須ならではのアレンジによって、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、ジェネシスなど、往年のサウンドに迫る名曲として完成された。メロトロン、ハモンドオルガン、ミニモーグなど、お馴染みのヴィンテージ楽器の音色も心地よい。 「春はくる」は、「春くれば」のアンサーソング的な意味合いも持つが、しっとりと響く伴大介の声が特徴的なラジオボイスやメロトロンコーラスも加えてファンタジックに表現されている。 「よみがえれ不死鳥!」は、6分近い大曲。 正義の心を持って何度でも立ち上がろうとする正義のヒーローを描いた歌詞が心に染みるが、それにあわせてブルース・ロックを基調としつつも、ハード&ヘヴィなサウンドが展開される。圧倒的な存在感を持つ後藤マスヒロのドラムとベースの栗谷秀貴による鉄壁のリズム、髙木大地によるブルージーなギターソロ、宮嶋健一による怒涛のキーボードサウンドなど、伴大介の凄味のある歌唱も踏まえ、涙なしには聴き通すことができない。 「人造人間キカイダー」の主演俳優である伴大介の歌声はもちろん、50周年という企画盤のレベルを超えた、宙明サウンドとプログレッシヴ・ロックの融合が聴ける名盤である。是非ともお聞きいただきたい。(文責:西耕一) ミュージック・ビデオ https://youtu.be/THAt6wXZWvI 【CD詳細】 ■CD番号 3SCD-0069 ■品名 「春くれば2022/伴大介&金属恵比須/作曲:渡辺宙明」 ■帯 伴大介デビュー50周年・渡辺宙明先生追悼CD ■バーコード 4560224350696 ■定価 3056円(税込) ■初回:300枚(初回出荷はすべて伴大介の自筆サイン入り) ■発売 2022年10月14日(予定) ■企画・発売元 スリーシェルズ/ボロミアンリング ■プロデュース 西耕一 ■解説 渡辺宙明、髙木大地、西耕一 ■デザイン 横川寛人 [収録楽曲] 1.春くれば2022 2.人造人間キカイダー・メインタイトル 3.ゴーゴー・キカイダー 4.春はくる 5.よみがえれ不死鳥! 6.カラオケ・春くれば2022 7.カラオケ・ゴーゴー・キカイダー 8.カラオケ・春はくる 9.カラオケ・よみがえれ不死鳥! [演奏] 春くれば 2022Version ・Electric Guitar, Keyboards 髙木大地 ・Bass, Acoustic Guitar 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums, Triangle後藤マスヒロ メインタイトル ・Electric Guitar 髙木大地 ・Bass 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums 後藤マスヒロ ゴーゴー・キカイダー ・Electric Guitar 髙木大地 ・Bass 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums, Tambourine 後藤マスヒロ ・Chorus 稲益宏美、髙木児童合唱団 春はくる ・Synthesizer髙木大地 ・Acoustic Guitar 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 よみがえれ、不死鳥 ・Electric Guitar, Acoustic Guitar 髙木大地 ・Bass 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums 後藤マスヒロ レコーディング:2022年8月15日、9月9日、9月15日 CDはこちらから購入できます (https://3scdjrl.shopselect.net/items/67158276) 〈CDブックレット収録の解説より〉 「1972年当時、これらの曲をロック・バンド編成で演奏するとしたら?」金属恵比須・髙木大地 編曲のテーマは「1972年当時、これらの曲をロック・バンド編成で演奏するとしたら?」。 アコースティック楽器と違い、バンドで使用するエレクトリック楽器は時代とともに進化するので、最新のテクノロジーを使用するのが常だ。が、今回は50周年。1972年当時の音が鳴る楽器の使用を心がけた。音色の「時代考証」をして、それらの楽器に見合った編曲と使用法を採用した。もちろんヴィンテージ楽器がすべて揃うわけではないので復刻製品やシミュレーターも併用している。さながら大河ドラマのスタッフの気分だ。 「ゴーゴー・キカイダー」「春くれば」は、基本的に渡辺宙明先生のアレンジに準拠した。しかしブラスとストリングスなどのオーケストラ楽器はエレクトリック楽器に置換。トランペットは70年製造開始のモノフォニック・シンセサイザー「Minimoog」、そのほかのブラスやストリングスは70年代製造のテープ・サンプリング鍵盤楽器「Mellotron」(一部、Mellotronのデジタル・サンプリング楽器「Memotron」)を使用。和音の補強にはHammond Organ、エレクトリック・ピアノを。当時のロック・バンドが手に入る機材を想定した。普通のバンドがやるようなデジタル・シンセサイザーによる安易な置換は決してしていない。ギター・アンプは当時の主役だったMarshall 1959(復刻版)を使用している。「ゴーゴー~」のタンバリン、「春くれば」のトライアングルも忠実に再現。 初演の「春はくる」「よみがえれ、不死鳥」は完全に私による編曲だ。「春はくる」は、当時の洋楽を意識したリッチなフォーク・ソングを意識した。イントロと間奏には「ジローのギター」の変奏を挿入し、コンセプトの一体感を持たせるようにした。「よみがえれ、不死鳥」はギターを主役にした編曲に。ブルースロック系にすることによって曲の重さを表現してみた。「ジロー」といえばやはりギターだからだ。 編曲するに際し改めて感じたことは宙明先生のメロディの強さである。後世に残るどころではないインパクト。 今回、遺作の編曲という大役をおおせつかったプレッシャーは尋常ではなかった。何度も腹を痛めてトイレに駆け込んだほどだ。もし50年前に依頼を受けた時を想定し、駆け込むトイレは和式か洋式かどちらだったのかの「時代考証」をしながら。 伴大介さんと宙明先生の友情の楽曲(西耕一によるプロデューサーノート) 2022年2月23日、映画『怪猫狂騒曲』を鑑賞に池袋ヒューマックスにいらした伴大介さんから、「春くれば」をもう一度レコーディングしたい、と相談を受けた。伴さんの目の奥で燃える炎を見て、これは「本気だ」と思った。伴さんは、ここまで渡辺宙明先生の曲を大切に思ってくださっていたのだ。すぐさま宙明先生と、作詞の田野倉健之さんと会議を重ねた。宙明先生の体力を踏まえて、雑誌『モノ・マガジン』で宙明先生から3月に作曲指導を受けたばかりの、金属恵比須の髙木大地さんに編曲と演奏をお願いしては、と提案して、宙明先生も田野倉さんも「それは名案!」と考えが一致した。当初は、「春くれば」と「ゴーゴー・キカイダー」「人造人間キカイダー・メインタイトル」をレコーディングする予定であったが、宙明先生が「伴さんのお祝いならば、なにか用意しなければなりません!」と新曲を提供することになり、伴さんの一人芝居『人造人間は愛の夢を見るか』(2006)のために宙明先生が書き下ろしたBGMに宙明先生監修のもと、新規に作詞して、「春はくる」「よみがえれ不死鳥!」が完成した。 その制作中に、宙明先生から伴さんの思い出を何度も伺い、この仕事に寄せる思いの深さを知った。考えてみれば、いわゆる挿入歌やBGMではなく、「伴大介」のために曲を作るというのは、異例なことであった。作詞と編曲のプランなどが完成したのが6月21日、先生は6月23日に急逝されてしまった。 残されたものたちで仕事を進めた。宙明先生の御子息の俊幸先生からは「父が発注を受け、やり残した仕事なのであれば、完成させてください」と御許可を頂いた。 金属恵比須のオケ録りは、8月15日。伴さんのヴォーカル録音は9月9日、9月15日に行われた。その最中に、伴さんから様々な話を聞いた。1973年の「春くれば」のレコーディングには、作詞の丘灯至夫先生と、作曲の宙明先生もいらしたんだ。でも、俺はまだ何も知らない若者で、レコーディングの後に、丘先生がどんなにすごい人だったかを知ったんだ。宙明先生のレッスンに、撮影が終わってから通ったな。「春くれば」の良さが、歳を重ねて更にわかってきたんだ、だからこそ、50周年で歌いたいんだよ。伴さんは熱っぽく語っていた。 新曲となった「春はくる」「よみがえれ不死鳥!」は、金属恵比須の演奏とアレンジが、絶妙に組み合わさり、宙明サウンドを踏まえた新境地となっている。伴さんと宙明先生の友情の結晶ともいえるこのCDで、宙明先生のご冥福をお祈りしつつ、残された素晴らしい音楽を世に広め、伝えていきたい。 初回出荷分には、伴大介の自筆サイン入り。特製・伴大介コースターも付属する。 プロフィール ■伴大介(ばんだいすけ) 5月5日生。川口市出身。 1972年、劇団NLT在籍中に「人造人間キカイダー」主人公ジロー役に抜擢されデビュー。この時、原作者の石ノ森章太郎氏により芸名を「伴大介」と命名される。その後も「イナズマン」「イナズマンF」「忍者キャプター」と次々と特撮作品で主役を演じる。 一方、Jホラーの父と呼ばれる鶴田法男監督のVシネマ「ほんとにあった怖い話~第2夜 霊のうごめく家~」に出演したのをきっかけにホラー作品の出演も多い。映画「リング」「らせん」「リング0~バースデイ~」いずれも貞子の父、伊熊平八郎役で出演。 音楽では、渡辺宙明氏によるキカイダーの主題歌・挿入歌集で「春くれば」、「石ノ森章太郎男も泣けるTV主題歌集」で「ゴーゴー・キカイダー」を歌唱。また、2022年2月公開の宙明サウンド×化け猫映画「怪猫狂騒曲」で祟られる佐賀藩主・鍋島光茂を熱演した。 https://twitter.com/bandaisuke1 ■金属恵比須(きんぞくえびす) 1991年結成のプログレッシヴ・ロック・バンド。 2015年、『今日は1日プログレ三昧』(NHK-FM)でオンエアされブレイク。TV番組・雑誌・新聞など多数のメディアに取り上げられ、五木ひろし、頭脳警察、ダミアン浜田陛下(元聖飢魔Ⅱ)との共演を果たす。著名人にファンが多く、髙嶋政宏(東宝芸能)が熱烈に応援。 2019年、『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の樋口真嗣監督ら主催による「小松左京音楽祭」に出演。 代表作は『ハリガネムシ』『武田家滅亡』『黒い福音』。 Vocal, Percussion:稲益宏美 Bass, Guitar:栗谷秀貴 Drums:後藤マスヒロ(元・人間椅子) Guitar, Keyboards:髙木大地 Keyboards:宮嶋健一 https://yebis-jp.com/ ■渡辺宙明(わたなべちゅうめい) 1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で逝去。 こちらのCDの購入は、ボロミアンリングさんのサイトへ以降しました。 スリーシェルズ直販からの販売は終了致します。 何卒宜しくお願いします。 https://borromean.base.shop/
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音楽芸術1962年8月号・「私のドビュッシー感・松下真一、諸井誠、松村禎三、矢代秋雄、一柳慧」「現代アカデミズムの苦悩・江崎健次郎」「コルトーに・三善晃」ほか。付録なし
¥990
音楽芸術1962年8月号・「私のドビュッシー感・松下真一、諸井誠、松村禎三、矢代秋雄、一柳慧」「現代アカデミズムの苦悩・江崎健次郎」「コルトーに・三善晃」ほか。付録なし 蔵書を整理していてダブりが出たためお分けします。 経年劣化あり。ノークレームノーリターンでお願いします。