「渡辺岳夫音楽祭」と「伊福部昭百年紀Vol.1」が爆音リマスターでリニューアル発売
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CD「チャージマン研!音楽大全・増補版」
¥3,000
CD「チャージマン研!音楽大全・増補版」です。 チャージマン研!主題歌、挿入歌、BGMを超高音質デジタル・リマスタリングで収録! さたに、佐藤昇さんの朗読を20分程度、新録音! チャージマン研!の名台詞、伝説のあのセリフなどを、佐藤さんの格の良い声色で聞けます。 オークションなどで1万円で取引されていた貴重なCDです。 送料は、チャーケストラチケット購入の御客様は チャーケストラお客様用2をご選択ください。 それ以外は、日本郵便をご選択ください。
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【賀川ゆき絵の自筆サイン入り】ナレーション新録追加・3SCD0072渡辺宙明音楽選3ver.2 「怪獣王子、赤い花/田中由美子」「美佐の歌、白バラ仮面/根本由美」
¥3,056
品切れ中だったCDにナレーションの追加収録をして新発売! アマゾンキラーこと、賀川ゆき絵さんの自筆サインも限定数あり(売り切れ次第、サイン入りは終了)。お早めにご購入ください! 幻の作品「怪獣王子」(渡辺宙明版)の主題歌・BGMや「太陽戦隊サンバルカン」用の未発表曲「美佐の歌」ほかを収録したCD「渡辺宙明音楽選3 未発表作品集」が完成! ■CD番号 3SCD-0072 ■発売元 スリーシェルズ ■CDタイトル 渡辺宙明音楽選3 「怪獣王子、赤い花/田中由美子」「美佐の歌、白バラ仮面/根本由美」 ■キャッチコピー「ついに怪獣王子が音源化!新発見楽曲を含む未発表作品集」 ■作曲:渡辺宙明 作詞(補):田野倉健之 ■編曲:吉原一憲(怪獣王子主題歌、美佐の歌、美剣士白バラ仮面、赤い花) ■歌:田中由美子、根本由美、成松こだま ■解説:怪獣王子についての宙明先生へのインタビューより(田野倉健之)、プロデューサーノート(西耕一)、歌詞 ■税込 3056円 ■発売 2023年10月1日(コンサート会場限定) ■収録楽曲 01.怪獣王子 主題歌 作詩:渡辺宙明(補:田野倉健之)編曲:吉原一憲 歌:田中由美子 タケル・ネッシーの声:成松こだま 02.テーマ 03.予告篇の①のI 04.予告篇の①のII(予告篇の⑦)乱斗 05.予告編の①のIII 06.予告篇の②(+③)南方の島の静かな不気味さ 07.予告篇の④対面 08.予告篇の⑤恐竜(怪獣) 09.予告篇の⑨ 夜の護衛艦・夕景 10.予告篇の⑩I テラノドン来襲 11.第1回の⑪ I 乱斗(予告編の⑩II、予告篇の⑭) 12.第1回の⑭A End 13.第1回の①のI 14.第1回の①のII(15秒) 15.第1回の①のIII(30秒) 16.第1回の② 17.第1回の②A+第1回の③ 18.第1回の④(第1回の⑧II)島への上陸・ミステリー 19.第1回の⑤ 20.第1回の⑥ ジャングルへ忍び込む 21.第1回の⑦ 少年と会う 追っかけ 22.第1回の⑧ I 恐竜に追われている男 23.第1回の⑨ I 24.第1回の⑩ 25.第1回の⑪ II 予告篇用ラスト 26.オーディション用 GO GO LATIN 27.怪獣王子 主題歌 ガイドメロ 28.怪獣王子 主題歌 カラオケ 29.美佐の歌 作詩:田野倉健之 編曲:吉原一憲 歌:根本由美 30.美剣士白バラ仮面 作詩:田野倉健之 編曲:吉原一憲 歌:根本由美 31.美佐の歌ガイドメロ 32.美佐の歌カラオケ 33.美剣士白バラ仮面ガイドメロ 34.美剣士白バラ仮面カラオケ 35.赤い花 作詩:田野倉健之 編曲:吉原一憲 歌:田中由美子 36.赤い花 演歌版 DTM・編集・ミキシング:吉原一憲 歌録音:2023年8月25日 演奏:35,36のみオーケストラ・トリプティーク ■渡辺宙明版『怪獣王子』の音楽について 『怪獣王子』は、1967年10月2日から1968年3月25日までフジテレビ系で毎週月曜19:30 - 20:00に全26話が放送された特撮作品である。『ゴジラ』とは一味違った「恐竜」がでるTVシリーズを、ハリウッドや海外輸出作品として作ろうと、巨額の予算が投じられ、会社や撮影スタジオが作られたほどだったが、相次ぐトラブルで打ち切りとなった。音楽担当は、渡辺宙明を予定として台本や設定資料も作られていたが、いつの間にか違う作曲家になった。当時、資料を受け取った渡辺宙明は、予告篇、第1回の音楽の作曲を終わらせており、主題歌については、作詞が仕上がってこないので、自ら作詞をして主題歌のプロトタイプを作っていた。しかし、相次ぐプロダクション側のトラブルのため、謝礼も受け取らず音楽を降板することになったという。残された楽譜は、そのまま手つかずのまま放置されていたが、この度、DTMの打ち込みオーケストラでBGMを再現した。渡辺宙明作詞作曲による主題歌の歌唱は、『仮面ライダースーパー1』でヒロイン・草波ハルミ役や『電子戦隊デンジマン』第33話「吸血楽器レッスン」のヨーコ役で知られる田中由美子が担当した。 BGMは25曲ほどの楽譜が残されており、ジャズやラテンのアダルトなサウンド、シンフォニックで壮大な要素、尺八の使用や、テープの遅延再生を行う前衛的な技法など、渡辺宙明の才能が存分に発揮された傑作となっている。 ■『美佐の歌』『白バラ仮面』について 『太陽戦隊サンバルカン』のヒロインの嵐山美佐のために作曲されたと思われる譜面は、宙明先生のサンバルカン関係の楽譜の中から発見された。これまで放送でも使われず、レコードにもCDにも録音されたことがなかった曲である。とはいえ『怪獣王子』の歌詞を作って仮の主題歌を準備するほどの宙明先生。挿入歌が必要になるかもしれないと、美佐のために先回りして曲を作っていたのだろうと推察した。同じく「白バラ仮面」も当時の楽譜資料から発見したもの。2曲とも作詞はされていなかったため、渡辺宙明氏のアシスタントであった田野倉健之氏が、新たに作詞をして嵐山美佐こと、根本由美さんが歌ってくれた。 根本由美は「宙明先生が作曲してくださった曲があるならば、自分は歌は得意ではないけれども、挑戦してみたい」と決意を語られ、40年以上眠ってきた曲を、実際に歌唱を想定された御本人に歌ってほしいと、ファンのためにもやらなければ、と率直に思った。『怪獣王子』主題歌と同じく、吉原一憲氏によって80年代アイドルを意識しつつも令和サウンドを聞かせる巧みなアレンジによって『美佐の歌』『美剣士 白バラ仮面』ができあがった。 ●プロデューサーノート(西耕一)より 今回のCDは、渡辺宙明先生と生前約束していた、未発表作品のCD化実現となった。宙明先生との会話の中で『怪獣王子』を含め、自分にはまだ音になっていない楽譜がいくつかある。私は積極的にやって欲しいとは言わないが、誰かがやりたいと言うのであれば、それを止めません。そのような遠回しな言い方だったが、今思えばの照れ隠しもあったのかもしれない。 怪獣王子について 『怪獣王子』のスコアについては、2015年の卒寿コンサートのために、譜面整理を行った際に、現物を確認しており、いつか機会があればと御許可を頂いていた。コロナ禍に改めて、宙明先生の譜面整理を行った際に、以前には見つからなかった譜面も発見され、今ではパソコンや音楽ソフトも目まぐるしい進化を経て、DTMの打ち込みオーケストラで音にしてみたい、と考え、映画『怪猫狂騒曲』で宙明先生の歌をアレンジした吉原一憲氏にお願いした。主題歌の歌唱は、『電子戦隊デンジマン』にも出演していた女優の田中由美子さんが、担当してくださった。 『怪獣王子』のBGMは、ジャズ、ラテン、シンフォニックサウンド、尺八やテープのスピードを遅延させて音を変化させる技法も用いられていた。このような実験的で鮮烈な仕事が眠ったままだったのだ。嬉しい発見は「主題歌」だった。ここには、「渡辺宙明作詞」の第1番の歌詞が掲載されていたのだった。第2番以降は、断片的に候補となる歌詞が記載されたのみで、楽譜はメロディー譜のみ。主題歌の伴奏オーケストラの楽譜は存在しなかったため、中身のBGMを参考にしつつ、吉原一憲氏によってアレンジして頂いて音になった。56年もの歳月を眠ってきたスコアが生き返った、否、新たな生命を得たのだ。 赤い花について 前述の吉原一憲氏が、アレンジを担当した『赤い花』については、作詞の田野倉健之氏が、一文字だけ歌詞を変更したい、と、常日頃、心残りを語っており、今回、映画『怪猫狂騒曲』にも出演された田中由美子さんが、改訂した歌詞での歌唱を引き受けてくださり、ボーナストラックとして収録させて頂いた。テイクとしては2テイクしか録音していないのだが、通常の歌い方と、演歌風の2種類を歌ってくださり、どちらも捨てがたく、2種類の歌唱を収録した。長年活躍する女優の円熟の「芸」を堪能させて頂いた。 今回もCDの制作中は、宙明先生のお言葉を思い出しながら作っていた。「私の作品は、私が100歳になるまで、毎年新しいCDが1枚出ていれば嬉しい。それは、旧作の再レコーディングや発掘サントラでもいいので、いつまでも私の作品が聞かれることがなによりの望みです」。改めて、このCDのために御協力頂いた皆様に深く御礼致します。 プロフィール ■渡辺宙明(わたなべちゅうめい) 1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で逝去。 ■吉原一憲(よしはらかずのり) 複数のコンテンストでグランプリを受賞しCM等の音楽制作依頼を受けるようになる。 敬愛する伊福部昭の音楽を若い世代に広めるべく「シンフォニア・タプカーラ」「ピアノと管弦楽の為のリトミカ・オスティナータ」等の代表曲をクラブ・ミュージックへアレンジを試み、好評を得たことをきっかけに伊福部昭生誕99年白寿コンサートにて「リトミカ・オスティナータによる《讃》」「アメノウズメの舞」の編曲を担当し今井重幸より手解きを受けた。 横川寛人監督の映画『怪猫狂騒曲』で、渡辺宙明作曲楽曲のアレンジと、BGMの作曲を担当した。
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今や伝説となった2019年感動のライヴCD『冬木透の世界』限定発売!
¥3,056
今や伝説となった2019年感動のライヴCD『冬木透の世界』限定発売! 『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』の心揺さぶる名曲を生み出した作曲家・冬木透。 2019年、渋谷のホールに響き合った感動のライブが、待望のCDとして登場! オーケストラ・トリプティークの壮大な演奏で、ヒーローの勇気と希望を今、あなたの手元に。 初回特別紙ジャケ仕様。 CDの魅力ポイント 魅力的な楽曲:「ウルトラセブンのうた」「ミラーマンの唄」「MATのテーマ」など、特撮史に輝く名曲を収録。 特別な演奏:感動のサウンドを現代に蘇らせる、精鋭揃い高橋奨指揮のオーケストラ・トリプティークが、冬木透の自筆スコアを忠実に再現。 特別な出演者:「少年少女合唱団みずうみ」の流れをくむ「東久留米児童合唱団そよかぜ」が参加。 アンコール曲: ファン必聴の「ワンダバ(MATのテーマ)」は、観客が大合奏で応え、 作曲者の冬木透が舞台で体感した感動の演奏を収録しています。 ※ライブシネマ部分は未収録ですが、音楽の感動はそのままパッケージ! 主な収録曲 ウルトラセブンのうた(児童・男声つき) ミラーマンの唄 MATのテーマ(男声つき) 『帰ってきたウルトラマン』BGM 『ウルトラセブン』BGM 全44トラックの詳細は公式サイト(www.3s-cd.net)でチェック! CD詳細情報 ■CD番号 3SCD-0076 ■発売元 スリーシェルズ ■CDタイトル 冬木透の世界 ■キャッチコピー「今や伝説となった2019年感動のライヴCD」 ■作曲:冬木透 ■譜面作成:今堀拓也ほか ■演奏:髙橋奨指揮、オーケストラ・トリプティーク、ヒーローコーラス、東久留米児童合唱団そよかぜ ■収録:2019年3月2日渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(録音・編集:上埜嘉雄) ■税込 3056円 ■発売 2025年5月24日(予定2) ■バーコード:4560224350764 収録内容 1.ウルトラセブンのうた(児童・男声つき) 2.Sieste 3.フルートとピアノのための協奏曲 4.ディヴェルティメント 5.恋人たち 6.希望 7.ララバイ オブ ダイゴロウ 8.ミラーマンの唄 9.SGMのテーマ 10.戦えミラーマン 11.朝日に向かってジャンボフェニックス 『帰ってきたウルトラマン』BGMより 12.M63メインタイトル 13.M4 明日なき死闘 (男声つき) 14.M12 怪獣対ウルトラマン 15.M3 MATのテーマ (男声つき) 16.M21 郷とアキ、その青春 17.M9 炎の市街戦 18.M15 明日なき死闘 19.M82 怪獣たちの脅威 20.M16 明日なき死闘 21.M81 ピンチの戦い 22.M13 夕陽に立つウルトラマン 23.M62 エンディング 『ウルトラセブン』BGMより 24.メインタイトル 25.ウルトラセブンのうた(メロオケ) 26.鋼の猟犬 27.シークレット・ハイウェイ 28.ウルトラ警備隊のうた(メロオケ) 29.地球防衛軍基地 30.クラタとキリヤマ 31.哀惜の調べ 32.ウルトラホーク発進 33.不死身のダン 34.脱出 35.危機 36.セブンの戦い 37.エンディングI 38.ウルトラセブンのうた パート2 39.予告編音楽 40.ウルトラセブンのうた 41.ULTRASEVEN 42.ウルトラ警備隊 43.MATのテーマ(アンコールのもの) 44.ウルトラセブンのうた(アンコールのもの) 高橋奨指揮:オーケストラ・トリプティーク 1Vn 三宅政弘 柿沼麗子 小形真奈美 星野仁子 2Vn 荒井智子 内藤歌子 知見寺武 Va 星光 伊藤美香 Vc 竹本聖子 任キョンア Kb 長谷川信久 Electone 竹蓋彩花 Electric Guiter 大坪純平 Drums 重本遼太郎 Pf 藤井麻理 Fl 向井理絵 高本直 Cl 宮前和美 古川邦彦 Bn 宮部貴絵 Hr 本田史由記 小泉舞 Tp Hervé Vattan 肥田尚子 永井綾子 Tb 山本靖之 櫻井俊 BassTb 鯖瀬真義 プロフィール 作曲 冬木透・ふゆきとおる 1935年3月13日、満州・新京(中国・長春)生まれ。14歳の時、満州から母親の郷里広島に引き上げる。 エリザベト音楽短期大学作曲科、宗教音楽専攻科修了後に上京し、ラジオ東京(現TBS)に入社。音響マンとして勤務する傍ら、国立音楽大学の3年生に編入し、高田三郎氏に師事。 テレビ放送がはじまった時期に、劇伴で冬木透の筆名で作曲を始める。桐朋学園大音楽学部でも教鞭をとった。 『鞍馬天狗』『ここに泉あり』『鳩子の海』などのテレビ番組で劇伴を手がけ、とりわけ『ウルトラセブン』をはじめとするウルトラシリーズの音楽で広く親しまれた。 ※合唱曲や宗教曲を書くときは本名の蒔田尚昊、テレビや映画の音楽を書くときは冬木透の名を使いました。 指揮 高橋 奨・たかはしすすむ 千葉県船橋市出身。10歳よりヴァイオリンを始め、19歳でヴィオラに転向。東京音楽大学音楽学部卒業、洗足学園音楽大学大学院修了。ヴィオラを兎束俊之、百武由紀、岡田伸夫、井野邉大輔の各氏に、指揮を上杉隆治、野村英利の各氏に師事。2009年、ゲルハルト・ボッセ指揮ジャパンアカデミーフィルハーモニック参加。2011~17年、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団に所属し、秋山和慶芸術監督の下で研鑽を積む。2012年より、オーケストラ・トリプティークの首席ヴィオラ奏者を務める。近年は指揮者としても活躍の場を広げており、チャージマン研!ライブシネマコンサートや「冬木透の世界」コンサートを成功に導いた。 オーケストラ・トリプティーク 日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして、プロ奏者により2012年結成。 伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして8回の公演に出演。 NHKや新聞の取材も受け、テレビニュースでも特集され、音楽雑誌ほかで好評を得る。 これまでに浜離宮朝日ホール(朝日新聞社内)や旧奏楽堂(上野公園内)、東京国際フォーラムほかでコンサートを行い、リリースしたCDはタワー・レコードやamazonのチャートで幾度も1位を記録。 フルオーケストラ、弦楽オーケストラ、アンサンブル、小編成まで様々な形態で日本の作曲家の音楽をアーカイヴすべく活動している。 2021年4月の無観客演奏会がニコニコ超会議で放映され約7万人が視聴。その録音は8月の東京パラリンピック開会式で使用され大きな話題となった。 トリプティークは三連画。前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意である。 https://3s-ca.jimdofree.com/
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新コミカライズ「頭の中にダイナマイト」(漫画:横川寛人)全16p
¥1,000
チャージマン研!音楽祭・記念限定グッズ! 新コミカライズ「頭の中にダイナマイト」(漫画:横川寛人)です。 全16ページで、忠実なコミカライズを行いました。 作画は、特撮映画や、ドラマ監督などで知られる、映画監督・横川寛人です。 送料は、チャーケストラチケット購入の御客様は チャーケストラお客様用2をご選択ください。 それ以外は、日本郵便をご選択ください。
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殺人レコード・ペア・コースター
¥1,000
チャージマン研!音楽祭の限定グッズ 殺人レコード・ペア・コースター です。
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チャーケストラ記念!限定ポストカード9種
¥2,000
チャーケストラ記念!限定ポストカード9種です。 送料は、チャーケストラチケット購入の御客様は チャーケストラお客様用2をご選択ください。 それ以外は、日本郵便をご選択ください。
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完全予約生産「第1回チャーケストラ」DVD-R
¥5,000
チャーケストラ完全予約生産「第1回チャーケストラ/チャージマン研!ライブシネマコンサート」のDVD-Rです。 ニコニコ動画で放送されたものと同じ内容ですが、画質、音質が良いです。 コンサートを記念した特別販売商品となります。 西野社長が出演されたのは、音声のみです。 発送まで1~2ヶ月程度のお時間を頂きます。
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限定受注生産・チャーケストラ第2回DVD-R
¥5,000
チャーケストラ完全予約生産「第2回チャーケストラ/チャージマン研!ライブシネマコンサート」のDVD-Rです。 ニコニコ動画で放送されたものと同じ内容ですが、画質、音質が良いです。 コンサートを記念した特別販売商品となります。 発送まで1~2ヶ月程度のお時間を頂きます。
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完全予約生産チャーケストラ第3回DVD-R
¥5,000
チャーケストラ完全予約生産「第3回チャーケストラ/チャージマン研!ライブシネマコンサートVol.3」のDVD-Rです。 コンサートを記念した特別販売商品となります。 「頭の中にダイナマイト」のコミカライズを担当した横川寛人監督の撮影編集になります。 発送まで1~2ヶ月程度のお時間を頂きます。
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完全予約生産チャーケストラ第4回DVD-R or Blu-ray-R(購入時にどちらかお選びで備考欄などにリクエストください)
¥5,000
チャーケストラ完全予約生産「第4回チャーケストラ/チャージマン研!音楽祭」のDVD-Rです。 コンサートを記念した特別販売商品となります。 お値段変わらずBlu-ray-Rへの変更もOKです。 注文時にBlu-ray希望と備考欄などにご記載ください。
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限定受注生産・Tシャツ1「ドゥンドゥン」
¥4,000
チャーケストラ記念! 限定受注生産・Tシャツ「ドゥンドゥン」です。
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限定受注生産・Tシャツ2「レコード」
¥4,000
チャーケストラ記念! 限定受注生産・Tシャツ2「レコード」です。
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限定受注生産・Tシャツ3「佐藤昇イエロー」です。
¥5,000
チャーケストラ記念! 限定受注生産・Tシャツ3「佐藤昇イエロー」です。
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限定受注生産・Tシャツ5「ジュラルの最期&ボルガ博士」です。
¥4,000
チャーケストラ記念! 限定受注生産・Tシャツ5「ジュラルの最期&ボルガ博士」です。
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限定受注生産・Tシャツ6「お許しください!」です。
¥4,000
チャーケストラ記念! 限定受注生産・Tシャツ6「お許しください!」です。
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限定受注生産・Tシャツ7「音楽祭」です。
¥4,000
チャーケストラ記念! 限定受注生産・Tシャツ7「音楽祭」です。
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送料無料「芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサート」【3SCD-0045】
¥4,400
芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサート 【没30年記念CD】「芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサート」 「赤穂浪士」「八甲田山」「八つ墓村」「鬼畜」「Kappa」など収録。 松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク 美しいメロディー、アレグロとリズムの楽しみ。 生誕90年のメモリアルコンサートがついにCD発売! 企画:スリーシェルズ、新・3人の会 解説:徳永洋明、清道洋一、小林淳 協力:松竹音楽出版、東宝ミュージック、芥川眞澄 生誕90年のメモリアルコンサートがついに発売! 芥川也寸志の映画音楽の三大傑作である「八つ墓村」「八甲田山」「鬼畜」の組曲や NHK大河ドラマ「赤穂浪士」のBGMの組曲化! 幻の傑作バレエ「Kappa」や「小管弦楽のための組曲」や「NHK幻のテーマ音楽集」など美しいメロディー、アレグロとリズムの楽しみが満載! 日本映画の傑作を音楽で支えた作曲家 芥川也寸志(1925-1989)の生誕90年コンサートがついにCD発売! 文豪 芥川龍之介の息子でもある芥川也寸志の感動的な音楽をたっぷりと聴けます。 「たたりじゃ~!」の流行語でも知られる金田一耕助シリーズの映画「八つ墓村」は、映画音楽としても日本映画史に残る傑作です。芥川本人も「私の映画音楽の集大成である」と語っています。 失われたスコアを、徳永洋明が映画のサウンドトラックから執念の耳コピで復元された部分も楽譜を復元して上演した入魂の演奏となります。 今なお人気を誇る映画「八甲田山」(1977)もこれまで演奏されたものとは違う新構成の組曲です。 映画「鬼畜」(1978・松本清張原作)組曲は、貴重なストリートオルガンの演奏も入った貴重な版です。これらは日本アカデミー賞を受けた日本映画の傑作です。 もうひとつの目玉はバレエ音楽「河童」(1951)です。 これは、芥川龍之介が晩年に書き上げた傑作「河童」を原作とするバレエに、その息子である也寸志が音楽をつけたものです。時を越えた親子共演となります。アレグロ、リズムの愉悦が満載!なんと芥川には珍しい「ルンバ」やジャズ的なフィーリングを発揮した部分もあり、傑作発見です! 今回、作曲家の清道洋一によって復元構成され、組曲としてよみがえりました。 幻の音楽の復活となる。NHK大河ドラマ「赤穂浪士」組曲や、日本のテレビ放送の最初に流れた「NHKテレビオープニングテーマ」も貴重!戦後のお茶の間を彩った心温まる放送音楽の数々は、メロディーメーカー芥川の宝庫である! 芥川也寸志を愛する音楽家が結集して、生誕90年を祝ったコンサートのCD化となります。 【CD収録内容】 芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサート/松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク DISC1 (1)Do Re Mi Fa Sol La Si Do ! (2)祝典組曲No.3 marcia in do (3)映画「鬼畜」組曲 (4)(5)小管絃楽のための組曲より Basso ostinato、トッカァタ (6)バレエ「KAPPA」組曲 (7)-(12)NHK大河ドラマ「赤穂浪士」組曲 幻のテーマ音楽集 (13)NHKオープニング・エンディング (14)日本のあゆみ(Andantino) (15)若い農民(Allegro molt)開始と終了 (16)学校放送(Andantino) (17)家庭の音楽(Allegretto) (18)メロディの流れ(Moderato) (19)NHK教養大学(Andantino) (20)海外の話題(Allegretto) DISC2 (1)-(5)映画「八つ墓村」組曲 (6)映画「八甲田山」組曲 (7)みつばちマーチ 指揮:松井慶太 コンサートマスター:三宅政弘 演奏:オーケストラ・トリプティーク ゲスト奏者:森ミドリ(チェレスタ)、今江望(ストリートオルガン) 構成・復元:徳永洋明、清道洋一(祝典組曲No.3のみ清道オーケストラ編曲) 2015年5月31日きゅりあん大ホール/録音:小島雅夫 トラック番号は、曲調にあわせてつけているため組曲も1トラックとしているものもあります 芥川也寸志生誕90年コンサート実行委員会 渡壁煇、徳永洋明、清道洋一、小林淳、西耕一、内原康雄、大橋鉄雄、西脇博光、山口翔悟
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芥川生誕100年・伊福部生誕110年【特別送料込み】3SCD-0055「芥川也寸志、伊福部昭/藤岡幸夫指揮、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」
¥2,476
19%OFF
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「エンター・ザ・ミュージック」放送記念、送料込み! 【日本の傑作を名演でCD化】 藤岡幸夫指揮、東京シティ・フィルの初CD完成!かつてない灼熱のサウンドによる名演で伊福部昭のサロメと芥川也寸志の交響曲第1番を高音質CD化! 日本の傑作を後世に残すために最高のスタッフが藤岡幸夫マエストロのもとに結集しました。 CD「芥川也寸志、伊福部昭/藤岡幸夫、東京シティ・フィル」詳細ページはこちら https://www.3s-cd.net/2020-08-11/ 【日本の傑作を残したい!藤岡幸夫入魂の企画】 世界中のオーケストラで活躍する指揮者の藤岡幸夫のライフワークは日本の作品を普及することです。その藤岡が、2019年4月から東京シティ・フィルの首席客演指揮者に就任したタイミングでこのCD録音が計画されました。 【全4楽章、30分を超える「交響曲第1番」、全7楽章、40分を超える「サロメ」】 収録されたのは2作、いずれも必聴の大作です。芥川也寸志(1925-1989)の「交響曲第1番」(1954/55)は、全4楽章で30分を超える日本の作曲史上の傑作です。芥川が残した唯一の番号付きの交響曲であり、初演後にソ連へ密入国して、ショスタコーヴィチやハチャトゥリアンなど多くの作曲家と交流してその経験を元に改作されました。芥川の特徴である、明朗快活なアレグロだけでなく暗鬱重厚なるシリアスなサウンドも鳴り渡ります。今回の演奏・録音に際して、芥川による直筆オリジナル譜を検証した外山雄三、徳永洋明による校訂資料を統合して、決定版の楽譜を整備しました。 伊福部昭(1914-2006)の「サロメ」は、当初バレエ音楽として1948年に作曲され、100回以上のバレエ上演が行われた戦後バレエ界の記念碑的傑作です。その後、音楽だけで成立するコンサート版(1987)として改訂作曲されました。伊福部は、この作品を非常に気に入っていたようで、晩年まで箏曲として編曲するなど生涯愛したテーマでした。サロメの愛と死の狂乱の音楽が、伊福部70代の円熟を極めたオーケストレーションで響くのです。20年以上倉庫に眠っていた楽譜を藤岡幸夫が再発見して、バレエ版の楽譜も検証して、入念な準備を経て作られた決定版の演奏収録となりました。今回、バレエ版とコンサート版の比較検証を行い、「サロメ、7つのヴェール」の色と場所も判明、演奏だけでなく、小林淳の解説にも反映されました。 録音は、無観客レコーディングではなく、歴史的な再演の日にコンサートに集った観客の熱気も受けつつ、その拍手や歓声などの一度きりの空気感も収録した、高音質、高精細の録音となっています。CDで聴いても、手に汗握るようなあの日の感動と興奮が甦るようです。日本の音楽史に燦然と輝く傑作がここに発売されます。 【藤岡の熱意に共感して最高のスタッフが結集】 今回のCD録音は、当初からコンサートと兼ねたライヴ・セッション収録として想定されたもので、演奏、録音、作品の内容ともに優れたCDを後世に残したい、という藤岡幸夫の執念と熱意に応えたスタッフが集ったものです。 解説は、伊福部昭に長年インタビューを続け、共著の書籍も作っている小林淳(映画評論家)、芥川家とも協力して芥川也寸志作品の校訂と復元・普及に熱意を燃やす徳永洋明(作曲家)、録音は上埜嘉雄(日本大学芸術学部講師/Audio Engineering Society 日本支部所属)、録音編集補は今堀拓也(作曲家/スリーシェルズ所属)。プロデューサーは西耕一。楽譜協力は伊福部家、全音楽譜(芥川曲) 、芥川眞澄(芥川也寸志夫人)です。 CDは、スリーシェルズの直販サービスからの先行予約では、マエストロ藤岡幸夫の自筆サイン入りが販売され、Amazon、タワーレコード、HMVなどで全国流通販売も行われます。CD発売は2020年8月11日(予定)です。 定価は3056円です。後世に伝えられるべき日本の傑作をCDでお楽しみください。 スリーシェルズの直販サービス https://3scdjrl.shopselect.net/items/31409597 【CDの詳細】 ■CD番号 3SCD-0055 ■品名 CD「芥川也寸志、伊福部昭/藤岡幸夫、東京シティ・フィル」 ■帯 重厚、凄絶なる交響曲第1番、愛と死が交錯する狂乱のサロメ! 藤岡、東京シティ・フィルによる灼熱のサウンドが高音質CD化! ■バーコード 4560224350559 ■定価 3056円(税込) ■発売 2020年8月11日(予定) ■企画・発売元 スリーシェルズ ■解説 藤岡幸夫、小林淳、徳永洋明 ■収録 2019年8月6日ミューザ川崎/2019年11月9日東京オペラシティ ■協力 伊福部家、芥川眞澄、東京シティ・フィル、藤岡幸夫 ■録音・ミックス・バランス 上埜嘉雄(編集補・今堀拓也) 芥川也寸志 交響曲第1番 01. 第1楽章 Andante 02. 第2楽章 Allegro 03. 第3楽章 Adagio 04. 第4楽章 Allegro molto 伊福部昭 舞踊曲「サロメ」 05.I.前奏曲 06.II.侍女たちの踊り 07.III.ヘロデ王とヘロディアス王妃の出御 08.IV.サロメ登場・王との対話 V.7つのヴェールの踊り 09. 白色のヴェール(頭部) 10. 緑色のヴェール(胸部) 11. 青色のヴェール(腕部) 12. 赤色のヴェール 13. 金色のヴェール 14. 青色のヴェール(腰部) 15. 金色のヴェール 16.VI.黙劇 17.VII.狂乱と死 18.拍手
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【追悼・小林武史】3SCD-0067 「小林武史卒寿記念・伊福部昭ヴァイオリン協奏曲第2番・世界初演」
¥2,445
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3SCD-0067 「小林武史卒寿記念・伊福部昭ヴァイオリン協奏曲第2番・世界初演」 チェコでの世界初演を初CD化! 90歳を迎えた世界的ヴァイオリニスト小林武史の提供による3種類の演奏を初CD化。 世界初演(チェコ)と試演会(日本:詳細不明)とピアノリダクション版のリハーサル(日本:詳細不明)は、いずれも今回が世界初CD化となる。 ボーナストラックに、小林の芸術祭受賞祝賀会で伊福部が行った乾杯の挨拶(1989年)を収録した愛蔵盤! CDタイトル:伊福部昭/ヴァイオリン協奏曲第2番・世界初演 CD帯:小林武史卆寿記念・チェコでの世界初演録音を初CD化! 作曲:伊福部昭 ヴァイオリン独奏:小林武史 発売予定:2021年12月11日 発売レーベル:スリーシェルズ CD品番:3SCD0067 バーコード:4560224350672 価格:3,056円(税込) 解説:小林淳 プロデュース:西耕一 音源提供:小林武史 2021年で90歳を迎えた巨匠ヴァイオリニスト・小林武史のヴァイオリンソロによる伊福部昭のヴァイオリン協奏曲第2番の世界初演をついにCD化! 1979年、チェコでの世界初演、初演の前に国内で行われていた試演の録音、そしてリハーサルのピアノリダクションという3種類の録音をCD化。 すべて小林武史所有のテープからCD化を敢行した。ボーナストラックとして、小林武史芸術祭賞受賞記念祝賀会における伊福部昭の乾杯の挨拶(1989年のもの)を収録。 各録音について 1.ヴァイオリン協奏曲第2番の世界初演は、3月8日、9日の二日間行われたが、残されていたテープは初日のものだけであった。ブルノフィルに問い合わせたものの、オーケストラ側のマスター確認には至らず、小林武史所有の6mmマスターを使用した。 2,チェコでの世界初演に向けて、国内でのリハーサルを兼ねた試演が行われていた。関係者のみが鑑賞できた演奏会であったためこれまでその存在が知られずに居たが、そのときの録音がカセットテープで小林武史の元に残されていた。チェコでの初演を控えての国内でのリハーサルとして行われた試演だったので指揮者、オーケストラ、会場についても不詳であり、パンフレットなども何も残されていない。指揮者は、小林武史の記憶によると三石精一とのことである。 3、世界初演に向けて、ピアノリダクション版でリハーサルを重ねていた折の録音である。 あくまでも練習の参考録音である。しかし、小林武史の演奏によるピアノリダクション版の録音が残されていた、その貴重な記録として、どのようにして世界初演が行われたかというドキュメントとして収録した。 4,小林武史は、1988年のリサイタルの成果として文化庁の芸術祭賞を受賞した。その受賞を祝う会が1989年2月5日に行われ、團伊玖磨、大山倍達らと共に伊福部昭も挨拶をした。その録音が残されており、実際に伊福部昭の肉声で小林武史の演奏に触れており、このCDのボーナストラックにふさわしいと考えて収録した。
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【CD】3SCD-0075【限定発売】渡辺宙明生誕99年記念CD:渡辺宙明メモリアル/うた・セリフ:高野二郎・伴大介ほか
¥3,056
スリーシェルズは、渡辺宙明生誕99年記念CDとして「渡辺宙明メモリアル」を2024年12月25日に発売することを、12月19日に発表しました。 オーディオドラマ風の構成で、生誕99年ライブや、伴大介、高野二郎の歌唱など、様々な時空が交差するというコンセプトで作られたCDです。CD企画を推進した、作詩の田野倉健之は「宙明先生の99年にCDもライブもないなんてありえません。このCDでそれを実現します」と述べています。また、女優の賀川雪絵は「恐ろしきヒット曲!歌って踊る渡辺宙明!」と応援コメントを寄せています。 ■伴大介がキカイダー、イナズマンを熱唱! 平成令和の子門真人・高野二郎の歌唱で「九十九巨人ライン」「異形の軍団」「新アトム・ボーイ」など近未来SF設定で、描かれるオーディオ・ドラマ付き宙明ソング集CDが完成! 金子大輝による豪華メンバー登場・描き下ろしジャケットにも注目! ■渡辺宙明生誕99年 オーディオドラマ風の構成で、様々な時空が交差する、渡辺宙明生誕99年CD。 これまで未発表のままだった曲や、作曲が終わっていたが映像が作られずにいた曲など、様々な理由で残された作品、そして、リアルでは開催されなかった生誕99年ライブをCDとして実現! いまやノスタルジック・イラストレーターとして人気の金子大輝による描き下ろしのジャケットにも注目です! ■伴大介が歌い、叫ぶキカイダー&イナズマン キカイダー、イナズマンの主演俳優である伴大介が、キカイダーだけでなく、放送から50年を迎えたイナズマン、イナズマンFの歌唱にも挑戦! 田野倉健之の執筆による当時を彷彿とさせるオリジナル台本が楽曲を彩ります。 ■平成令和の子門真人・高野二郎の絶唱 高野二郎の絶唱で6つの未発表曲がCD収録です。 未完・未製作のオムニバス特撮『異形の軍団』の主題歌『異形の軍団』、挿入歌『九十九巨人ライン』。 『ザ・ボディーガード』の主題歌、エンディング用に作られたが使用されなかった『燃えろアクション!』『男のバラード』。 生前、アシスタントの田野倉健之の依頼で作った『パヤパヤ電エース9』。 楽譜も録音も散逸している「アトム・ボーイ」を現在にリニューアルした「新アトム・ボーイ」など、 そのほか、スリーシェルズCDのカラオケ、メロオケを使って、おなじみの作品も録音しました。 卆寿コンサートのメロオケ等を使用して、リアルでは開催されなかった高野二郎の歌唱によるデンジマン、スパイダーマン、キカイダー01、怪獣王子など、生誕99年ライブをCDで実現、という構成になりました。 ■アニメ・特撮・宙明作品にゆかりの人物によるセリフや歌唱 『スパイダーマン』アマゾネス役や、『太陽戦隊サンバルカン』アマゾンキラー役でも知られる賀川雪絵が応援コメントを提供。 『ゴーゴー・キカイダー』『戦えイナズマン』では、渡辺眞子 a.k.a. マコ・プリンシパルが、伴大介のバックでコーラスを担当してキュートな歌声を披露している。 映画『ネズラ1964』や『怪猫狂騒曲』で共演した、佐藤昇(チャージマン研!のボルガ博士、魔王様や星くんなどの声優でもある)の風格ある朗読も随所でCDのストーリーテラーとして登場。 『怪獣王子』や数々のスーパー戦隊シリーズにも出演している、きくち英一のオーディオドラマパートへの出演もニヤリとさせます。 オーディオドラマ風の構成で、様々な時空が交差するというコンセプトのため、実際の発売は2024年12月25日ですが、クレジットとしては2024年8月19日~2025年8月18日まで、 渡辺宙明生誕99年~100年の期間に毎日どこかで発売されているという摩訶不思議なメモリアルCDとなりました。 ■CD番号 3SCD-0075 ■発売元 スリーシェルズ ■CDタイトル 渡辺宙明メモリアル/うた・セリフ:高野二郎・伴大介ほか ■キャッチコピー「生誕99~100年宙明サウンド大進撃」 ■作曲:渡辺宙明 作詞(補):田野倉健之 ■編曲:吉原一憲、金属恵比須、福田裕彦ほか ■うた・セリフ:高野二郎・伴大介、きくち英一、渡辺真子 a.k.a. マコ・プリンシパル、こぷち、サン・ジュナ、成松こだま、小川空、不思議もみ、荒井豊ほか ■解説:渡辺宙明先生との思い出、曲解説(田野倉健之) ■税込 3056円 ■発売 2024年8月19日~2025年8月18日(予定2024年12月25日) ■バーコード:4560224350757 ■収録楽曲(全作曲:渡辺宙明) 1~2.異形の軍団(『異形の軍団』主題歌) 編曲:吉原一憲 作詩:田野倉健之 歌:高野二郎 ナレーション:佐藤昇 3~4.九十九巨人ライン(『異形の軍団』挿入歌) 編曲:吉原一憲 作詩:渡辺宙明・田野倉健之 歌:高野二郎 ナレーション:佐藤昇 セリフ:荒井豊(初代ライン=アライ) きくち英一(島津室長) 田野倉健之(ツグモ) 5~7.新アトム・ボーイ 編曲:吉原一憲 作詩:田野倉健之 歌:高野二郎 セリフ:きくち英一 渡辺真子 a.k.a. マコ・プリンシパル 8~10.パヤパヤ電エース9 編曲:吉原一憲 作詩:渡辺宙明・田野倉健之 歌・セリフ:高野二郎 ナレーション:佐藤昇 セリフ・コーラス:きくち英一、サン・ジュナ、渡辺真子 a.k.a. マコ・プリンシパル、こぷち、 成松こだま、小川空、不思議もみ、田野倉健之 11~14.ジローのギター、ギルの笛、メインタイトル、セリフ~ 15.ゴーゴー・キカイダー 作詩:石ノ森章太郎 歌・セリフ:伴大介 演奏:福田滋指揮・卆寿ブラスオーケストラ コーラス:渡辺真子 a.k.a. マコ・プリンシパル、不思議もみ 16~17.戦えイナズマン 歌・セリフ:伴大介 編曲:吉原一憲 作詩:石ノ森章太郎 コーラス:渡辺真子 a.k.a. マコ・プリンシパル 18~19.フラッシュ!イナズマン 歌・セリフ:伴大介 編曲:吉原一憲 作詩:八手三郎 20.イチローのトランペット~ 21.キカイダー01 作詩:石ノ森章太郎 歌:高野二郎 演奏:福田滋指揮・卆寿ブラスオーケストラ 22.01ロック 作詩:八手三郎 歌:高野二郎 演奏:福田滋指揮・卆寿ブラスオーケストラ 23.駆けろ!スパイダーマン 作詩:八手三郎 歌:高野二郎 演奏:福田滋指揮・卆寿ブラスオーケストラ 24.ああ電子戦隊デンジマン 作詩:小池一夫 歌:高野二郎 演奏:福田滋指揮・卆寿ブラスオーケストラ 25.デンジマンにまかせろ! 作詩:小池一夫 歌:高野二郎 演奏:福田滋指揮・卆寿ブラスオーケストラ 26.怪獣王子・渡辺宙明版 男声用 編曲:吉原一憲 作詩:渡辺宙明・田野倉健之 歌:高野二郎 タケル・ネッシーの声:成松こだま 27.燃えろ!アクション 編曲:吉原一憲 作詩:渡辺宙明・田野倉健之 歌:高野二郎 28.男のバラード 編曲:吉原一憲 作詩:渡辺宙明・田野倉健之 歌:高野二郎 29.ゴーゴー・キカイダー(金属恵比須version) 歌:高野二郎 演奏:金属恵比須 30.春くれば(金属恵比須version) 歌:高野二郎 演奏:金属恵比須 31~32.よみがえれ!不死鳥(『パープル・ライラック』 Version) 編曲:金属恵比須/吉原一憲 作詩:田野倉健之 33.Brand-new Titan(『巨人新世界ラインXジェンダー』主題歌) 編曲:福田裕彦 ブラスアレンジ:渡辺宙明 ディレクション:渡辺宙明 作詩:田野倉健之 松浦有希 歌:高野二郎 松浦有希 34.紅い花(『異形の軍団』挿入歌) 編曲:吉原一憲 作詩:田野倉健之(2024年歌詞改訂) 歌:小川空 演奏:鈴木智士指揮、オーケストラ・トリプティーク DTM・編曲・編集・ミキシング:吉原一憲 ジャケット:金子大輝 撮影:横川寛人 応援コメント:賀川雪絵 制作協力:小林孝志 早川優 協力:渡辺宙明コミュニティ。(クロ8472) 『異形の軍団』『巨人新世界ラインXジェンダー』(C)荒井豊 ラピッドプログレス 企画・製作:スリーシェルズ 歌録音:2024年8月20日、9月20日、10月1日、10月26日 プロフィール ■渡辺宙明(わたなべちゅうめい) 1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で逝去。 ■吉原一憲(よしはらかずのり) 複数のコンテンストでグランプリを受賞しCM等の音楽制作依頼を受けるようになる。 敬愛する伊福部昭の音楽を若い世代に広めるべく「シンフォニア・タプカーラ」「ピアノと管弦楽の為のリトミカ・オスティナータ」等の代表曲をクラブ・ミュージックへアレンジを試み、好評を得たことをきっかけに伊福部昭生誕99年白寿コンサートにて「リトミカ・オスティナータによる《讃》」「アメノウズメの舞」の編曲を担当し今井重幸より手解きを受けた。會田瑞樹CDに提供した編曲作品を含むCD「いつか聞いた歌」でレコード芸術レコードアカデミー賞を受賞した。横川寛人監督の映画『怪猫狂騒曲』で、渡辺宙明作曲楽曲のアレンジと、BGMの作曲を担当した。
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【新CD】「ZEN&SHIN/The SUPER NOVA」オーケストラ・トリプティーク:指揮:松井慶太、Vocal:西田真以、ヒーローコーラス(オーケストレーション:鹿野草平)
¥3,056
スリーシェルズの西耕一がプロデュースする作詞・作曲デュオ「ZEN&SHIN」のニュー・アルバムCD「The SUPER NOVA」が完成! 2025年1月1日に発売! 鹿野草平のオーケストレーションで聴く ZEN&SHIN作品集CD「The SUPER NOVA」完成! 松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティークが迫力のサウンドで奏でる! 収録曲(全作曲・作詞:ZEN&SHIN/編曲・オーケストレーション:鹿野草平) 1.機関車天国(コーラス版) 3:40 2.真夏の夜の夢 4:10 3.そよ風のラブソング 3:47 4.夏の終わりに 6:57 5.零の予感 4:55 6.Black Panther(Vocal:西田真以) 5:09 7.荒野と草笛 2:53 8.サクラロック 4:08 9.機関車天国(メロオケ・チェロ版) 3:40 10.ブラックパンサー(メロオケ・サックス版)5:09 プロデューサーノート 工学博士号を持つ、作曲・作詞デュオZEN&SHINの魅力に触れたのは2017年頃でした。ふとしたきっかけに2人の歌うCDを手に入れ、他にない音楽性を知ることになりました。その優れたメロディを、オーケストラで聴いてみたい、という企画が立ち上がってからCD完成までにはオーケストラの録音2回、歌唱録音1回、足掛け3年の歳月が過ぎてしまいましたが、時間をかけただけの内容と自負しています。 オーケストラへのアレンジは、2021年のパラリンピックで音楽が使用された鹿野草平さん。演奏は、同じくパラリンピックで演奏が使用されたオーケストラ・トリプティークと指揮の松井慶太さんによって、ZEN&SHINの美しく力強いメロディやリズムが、絢爛たるサウンドで彩られています。まるで、架空の映画音楽CDとでも形容できそうです。 オペラから映画音楽、歌謡曲まで幅広く歌うクロスオーバーなソプラノの西田真以さんの輝く太陽のような歌唱が《ブラックパンサー》の魅力を引き出してくださいました。男声コーラス入りの《機関車天国》や《サクラロック》も歌詞と音楽の融合を聴かせてくれます。《夏の終わりに》は、「交響詩」と言っても過言でないくらいの壮大な世界観が味わえます。2024年10月19日には、ステージでのお披露目コンサートがありましたが、大喝采で受け入れられ、演奏後に、あの曲は誰の曲?と問い合わせが何件も来たほどです。このCDは、ZEN&SHINに新たな光を当てるものになるでしょう。 ■CD番号 3SCD-01002 ■発売元 スリーシェルズ ■CDタイトル「ZEN&SHIN/The SUPER NOVA」 ■キャッチコピー「光り輝くサウンド!オーケストラで味わうZEN&SHIN」 ■作曲・作詞:ZEN&SHIN ■編曲・オーケストレーション:鹿野草平 ■歌唱:西田真以、ヒーローコーラス ■演奏:オーケストラ・トリプティーク(松井慶太指揮、柿沼麗子コンサートマスター) ■プロデューサー:西耕一(スリーシェルズ) ■アートディレクション:田中真史(デザインプール) ■録音・編集:山田正弘(ビート) ■税込 3056円 ■発売予定 2025年1月1日 ■バーコード 4560224359965 オーケストラ・レコーディング/:2023年6月11日、2024年2月18日(アバコスタジオ) ソロ、コーラス・レコーディング:2024年3月14日(キングレコード) ■Zen&Shin 工学博士号を持つ二人組、Zen&Shinが紡ぎ出す音楽のビッグバン。 今、40年間の沈黙を破り、創作活動を再開。 中学時代からコンビを組むZen&Shinは、カレイドスコープのように多彩な曲の数々を世の中に送り出します。 2022年7月にシングルCD「サクラロック/半田浩二」(テイチク)でデビュー。デビュー・シングルは、オリコンチャート上位を記録して明るく朗らか、かつ、ロックサウンドの力強さを備えた楽曲が話題となった。 日本音楽界の巨人・萩田光雄という稀有なアレンジャーとの出会いによって、これまで以上に楽曲に輝きを増し、デビューアルバムCDを完成させた。 2023年、2024年に、鹿野草平オーケストレーションによってフルオーケストラによるCD「The SUPER NOVA」を完成させた。 今後の活動にご注目下さい。 Zen&Shin ホームページ https://zenshin-music.com/ ■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。 株式会社スリーシェルズ 〒110-0015 東京都台東区東上野1丁目14-5 ユーエムビル 8階 TEL:070-5464-5060 http://www.3s-cd.net/ メール [email protected] 担当 西
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谷川俊太郎さん追悼【30%オフ・送料無料】「TBSと日本の巨匠・團伊玖磨」【3SCD-0051】
¥3,500
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3CD-BOX【TBSと日本の巨匠・團伊玖磨】完成! 谷川俊太郎作詩の合唱曲、倉本聰や芥川也寸志との対話、オリンピック序曲、ラジオの歴史に残る名作を厳選。 秘蔵音源で聴く作曲家の音楽と人生。 谷川俊太郎は、作詩から半世紀を経て、CD収録の合唱曲《ディヴェルティメント》を聴いて「今の若い人たちに歌ってもらいたいなと思いました。日本語がきれいに響くための練習になると思うんです。合唱コンクールの課題曲になるといいですね」と語っている。 あのTBS Vintage Classics シリーズの最新作。 世界の巨匠たちのJapan Liveに続き、日本の巨匠たちの秘蔵音源を発掘! 日本の歴史的な瞬間は團伊玖磨と共にあった。音で聞く、本人の語りで知る、作曲家の人生。 【作品タイトル】 ■TBSと日本の巨匠・團伊玖磨(全3巻セット) 第1集/音楽/CD1「團伊玖磨その音楽/谷川俊太郎、アラブ、東京オリンピック」 第2集/対話/CD2「團伊玖磨の人生/聴き手:倉本聰」 第3集/対話/CD3「團伊玖磨が語る/音楽、タバコ、母、旅」 偉大なる作曲家の仕事がTBSのアーカイブに眠っていた! 「夕鶴」「ぞうさん」「ラジオ体操」など誰もが知る音楽を作った作曲家・團伊玖磨(だん・いくま)。 TBSのアーカイブに眠っていた「日本の巨匠・團伊玖磨」の偉大なる仕事が甦る! 谷川俊太郎と團伊玖磨が新たな合唱音楽をめざした「ディヴェルティメント」。 團伊玖磨が自らアラブに赴き調査研究したシンフォニックルポルタージュ。 日本の歴史に燦然と輝く東京オリンピックを飾った「序曲」・・・。 作曲家の人生に様々な角度から光をあてた倉本聰の3時間に及ぶロングインタビュー。 奇跡的に保存されていた谷川俊太郎の詩作メモや自筆原稿、ラジオ番組のオリジナルキューシートなど初公開の貴重な資料を集成したカラー28ページブックレット付属。 TBSのアーカイブに眠っていた歴史的音源を厳選した豪華3枚組CDとして完成。 ■タイトル「TBSと日本の巨匠・團伊玖磨」 ■品番:3SCD-0051(全3枚組セット・限定300部) ■定価:4999円(税込) ■バーコード 4560224350511 ■発売:2020/02/12 ■企画:スリーシェルズ ■出演:團伊玖磨、谷川俊太郎、倉本聰、芥川也寸志ほか ■原盤・協力:TBSヴィンテージ ジャパン 【収録番組】 ■混声合唱のためのディヴェルティメント(1968年) 作曲:團伊玖磨、作詩:谷川俊太郎 制作:細谷隆夫・阿部昭・浜井誠 指揮:木下保、フルート: 宮本明恭・植村泰一、合唱:日本合唱協会 ■特別番組/シンフォニック・ルポルタージュ《アラブ》(1958年) 構成・作曲・指揮:團伊玖磨/制作:門馬直美 演奏:新室内楽協会、語り:近江正俊 ■オリンピック序曲(1964年)作曲:團伊玖磨 ■電子音楽「オリンピックの鐘」(1964年)作曲:黛敏郎 実況:渡辺謙太郎、ゲスト:芥川也寸志 ■「倉本聰・ニッポン人生録」 第17回~19回(1997年) ■「百万人の音楽」(1988年) 司会:芥川也寸志 ■「暮らしのサロン」~タバコの話(1967年) ■「母を語る」(1968年) ■ 朝のファンファーレ「一口ゼミナール」~島の話(1984年) 【3枚組CD、28ページブックレットのおすすめポイント】 ・本人の声、本人の演奏による「リアルな音の記録」を初CD化 ・まるで團伊玖磨が目の前に居るかのような対話の数々を収録 ・歴史ファン、文学ファン、音楽ファンまでに配慮したわかりやすい内容 ・谷川俊太郎秘蔵の自筆原稿など、貴重な写真を多数掲載 ・谷川俊太郎への最新インタビュー(2019年)を掲載 ・TBSに残された歴史的音源を専門家がセレクション ・TBS制作のラジオ、テレビ番組における團伊玖磨関連データを掲載 ・オリジナルキューシートなどの当時の秘蔵資料を掲載 ・TBSと日本の巨匠シリーズのスタート記念の特別価格で発売 【TBSと日本の巨匠・團伊玖磨/収録曲目一覧】 第1集「團伊玖磨その音楽/谷川俊太郎、アラブ、東京オリンピック」 ■混声合唱のためのディヴェルティメント(1968年12月22日放送/芸術祭賞受賞記念番組) 作曲:團伊玖磨、作詩:谷川俊太郎/制作:細谷隆夫・阿部昭・浜井誠 指揮:木下保、フルート: 宮本明恭・植村泰一、合唱:日本合唱協会 1.冒頭コメント 2.團伊玖磨(作曲)のコメント 3.谷川俊太郎(作詩)のコメント 4.木下保(指揮)のコメント 5.演奏者紹介 6.ディヴェルティメント 第1章「風」 7.ディヴェルティメント 第2章「愛」 8.ディヴェルティメント 第3章「祭」 9.ディヴェルティメント 第4章「巡礼」 ■シンフォニック・ルポルタージュ《アラブ》(1958年2月23日放送/特別番組) 構成・作曲・指揮:團伊玖磨/制作:門馬直美 演奏:新室内楽協会、語り:近江正俊 10.オープニング音楽(音楽:團伊玖磨) 「バグダッド」 11.ひらけゴマ~寺院 12.アラブのバザール 13.バグダッドの楽隊 14.金属の弦楽器サントゥールのソロ 15.擦弦楽器ラババのソロ 「砂漠」 16.ジープで砂漠へ (音楽:團伊玖磨) 17.白いラクダに乗った老人の歌 18.数々の人類の歴史を飲み込んだ砂 (音楽:團伊玖磨) 19.遥か彼方の地平線 「遊牧民」 20.ベドウィン族、遊牧の大移動 (音楽:團伊玖磨) 21.遊牧民のラクダの声 22.族長の歌「お前を殺すぞ」 23.アラブの小笛ミズーチ 24.オアシス(音楽:團伊玖磨) 25.アブマリアの泉 (音楽:團伊玖磨) 「バグダッドふたたび」 26.再びバグダッドの街角 27.アラブのキャバレー(カヌーンソロ) 28.いつ果てるともないアラブの夜 (音楽:團伊玖磨) 29.さようならアラブ (音楽:團伊玖磨) 30.番組クレジット ■オリンピック序曲(1964年10月10日放送/オリンピック東京大会実況中継 第1日) 実況:渡辺謙太郎、ゲスト:芥川也寸志 31. 13時00分の時報~番組テーマ音楽~実況中継~ BGM:行進曲「大空」(作曲:須摩洋朔/斎藤徳三郎指揮、自衛隊中央音楽隊) 32. 堂々たるバンドの行進~芥川也寸志のコメント BGM:行進曲「雷神」(作曲:スーザ/岡英男指揮、消防庁音楽隊) 33. 13時49分「すべての目が、耳が、いまこの国立競技場に」 34.「オリンピック序曲」(作曲:團伊玖磨)斎藤徳三郎指揮 陸・海・空自衛隊、警察、消防庁、皇宮警察、神奈川県警、各音楽隊ブラスバンド 35.「オリンピックで重要なことは勝つことではなく参加することである」 電子音楽「オリンピックの鐘」(作曲:黛敏郎) 第2集「團伊玖磨の人生/聴き手:倉本聰」 ■「倉本聰・ニッポン人生録」 第17回~19回(1997年2月9日、2月16日、2月23日放送) 1.ナレーション 「幼少期」 2.オレンジ色のアロエの花が咲く八丈島にて、高台にある團伊玖磨邸 3.家業について、生まれについて、世襲を厭う家系 4.人生最初の視覚的な記憶 5.人生最初の音の記憶 6.音楽家として頭に残る最初期の記憶 7.父の考えからピアノを始める 8.一宮道子(三千子)先生の教育 9.血盟団事件について 「東京音楽学校」 10.東京音楽学校の歴史 11.山田耕筰の仕事 12.作曲家になろうと決心する 13.中学二年、山田耕筰に面会に行く 14.山田先生は曲でなく人間をみた 15.下総皖一の厳しい指導 16.実作について、骨格を大事にした諸井三郎 17.山田耕筰の指導、日本語のイントネーション 「戦争、軍楽隊、終戦」 18.戦争と重なった自分の青春 19.音楽学校から陸軍軍楽隊へ 20.陸軍軍楽隊の同級生 21.軍楽隊の生活 22.学徒動員 23.軍楽隊から戦後の音楽家が育った 24.團伊玖磨の認める軍歌・戦時歌謡10選 25.戸山学校が燃えて、浅草橋で終戦を迎える 26.B29のビラで予感した終戦 27.終戦直後の軍楽隊、またあう日までグッドバイ 「戦後」 28.終戦後、電車もハガキも、人々は業務をこなしていた 29.父との約束「学校を出たら自活」 30.NHKの専属作曲家は13人 31.ジャズの流入 32.日本人のリズム感覚、ジャズとストリップ 33.映画音楽はだいぶあと 34.コンクールで芥川也寸志と1位を分け合う 「オペラ」 35.夕鶴について 36.素朴な疑問への回答として 37.ヨーロッパでも上演されるオペラを書きたい 38.オペラを書くには「なぜ歌うか、なぜ話すか、を疑え」 39.日本の音楽文化は、受け取る側の変化を求められている 40.本気で書く。物を作るには物を作る生き方をするべき 41.自分に手間ひまをかけて経験を積むことが大事 42.7つめのオペラに至るまで、将来残るオペラの題材とは 43.オペラは手書きで楽譜を書く。本当のオペラ劇場で完全上演を 「倉本聰のコメント」 44.インタビューを終えて 第3集「團伊玖磨が語る/音楽、タバコ、母、旅」 ■「百万人の音楽」(1988年5月8日放送/司会:芥川也寸志、野際陽子) 1.番組テーマ 「中国旅行」 2.海南省と南寧への旅 3.56の民族からなる中国 4.中国への旅は36回目 5.芥川也寸志の訪中話。杜子春の峨眉山へ 6.若き日のソ連から中国への旅 7.砂漠の話 8.ラクダの話 「中国の音楽」 9.腱鞘炎を鍼で治す 10.西洋医学と東洋医学を音楽に当てはめて考える 11.中国は芸術より先に人間がいる 12.中国はおおらか、日本は尻込みしてしまう 「シルクロードと3人の会」 13.管弦楽組曲「シルクロード」 14. 3人の会 15.今後は第2シルクロードを書きたい ■「暮らしのサロン」~タバコの話(1967年10月11日放送/聴き手:高階玲子) 16.作曲しているときは吸わない 17.日本語の名前を大切に 18.食べ過ぎ、飲みすぎだって良くない 19.パイプの良さ 20.タバコを美味しく吸うには 21.愛用のパイプ 22.「ダンヒルたばこ紳士」 ■「母を語る」(1968年5月10日放送) 23.母はアメリカで生まれた 24.アメリカで育った母の性格 25.アメリカの家庭と日本の家庭との違い 26.母の教育方針 27.「思う通りやりなさい」母は音楽への夢を応援してくれた 28.音楽学校を経て、家へ戻ると 29.世の中の本当の厳しさを教えてくれた母 ■ 「一口ゼミナール」~島の話 (1984年7月23,24,25,26,27,28日放送/聴き手:山本文郎) 30.「にっぽん島の旅」全5巻の話 31.山本アナウンサーの感想 32.八丈島の生活 33.釣りは地球との会話 34.八丈島の方言 35.第1巻「太平洋の島々」の話 36.島へ滞在する喜び 37.「パイプのけむり」の話 38.島は日本人の魂のふるさと 39.大自然に暮らす人々への配慮 40.第2巻「北海道の島々」の話 41.歴史、美食、祭り、流通、旅の醍醐味 42.第3巻「瀬戸内海の島々」の話 43.島は島。孤独によって自分を取り戻す 44.八丈島のスナック、島の酒 45.テレビ番組「音楽の旅はるか」の話 46.第4巻「九州の島々」の話 47.無人島の話 48.人が住む島に必要なもの 49.第5巻「沖縄・薩南の島々」の話 50.沖縄の音楽 51.沖縄から先の島々 52.18年暮らしている八丈島 53.島の人々 54.島の抱える問題 55.團伊玖磨が推薦する島 56.訪ねていない島をシラミ潰しに 團伊玖磨(だん いくま 1924-2001) オペラ《夕鶴》をはじめ、《ぞうさん》《やぎさんゆうびん》 《ラジオ体操第二》《花の街》など多くの作品が親しまれている国民的作曲家。 大田黒元雄の『西洋音楽史物語』を読み、12歳で作曲家になると決めた少年は、 東京音楽学校(後の東京藝大)を経て、陸軍戸山学校軍楽隊で小太鼓と編曲作業を担当して作曲家になった。師は、山田耕筰、諸井三郎、近衛秀麿、下総晥一、橋本國彦、細川碧ら。七つのオペラと六つの交響曲を創作の柱とし、管弦楽では《シルクロード》、吹奏楽では《祝典行進曲》、合唱では《筑後川》などすべてのジャンルへ愛される作品を残した。 作風は、大陸的で雄大な時間の流れと歌謡性、オーソドックスではあるがゆるぎない構造美が持ち味である。 盟友の芥川也寸志、黛敏郎と3人の会を結成して、戦後の作曲界に大きな足跡を残したほか、前衛の波に揺らぐことのない確固たる創作姿勢で77年の生涯を貫いた。様々な歴史文化芸術に触れるために、旅を愛する人でもあったが、なかでも中国には1966年以来、50回以上訪中。日中文化交流協会の会長を務めるなど中国との関わりが深かった。27巻に及ぶ随筆集『パイプのけむり』シリーズなど著書多数。2001年5月、旅行先の中国・蘇州で急逝。
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完売【伴大介】3SCD-0069「春くれば2022/伴大介&金属恵比須/作曲:渡辺宙明」 伴大介デビュー50周年・渡辺宙明先生追悼CD
¥3,056
SOLD OUT
スリーシェルズは、『人造人間キカイダー』の主演俳優・伴大介のデビュー50周年を記念したCD「春くれば2022」を2022年10月14日に全国のCD店、ネットショップなどで発売! 【50周年CD完成】人造人間キカイダー主演・伴大介のデビュー50年を記念してCD「春くれば2022」が完成! 6月に逝去された渡辺宙明楽曲をプログレッシヴ・ロックバンド金属恵比須が伴大介と共演。 故・渡辺宙明が、伴大介のために作曲した「春くれば」(人造人間キカイダー挿入歌)を、約半世紀ぶりに伴大介が歌唱してレコーディング! オリジナルに忠実なアレンジで、プログレッシヴ・ロック・バンドの金属恵比須による強靭なるサウンドが加わり、50周年に相応しい新境地となっている。お馴染みの主題歌「ゴーゴー・キカイダー」や「メインタイトル」も収録。こちらもダイナミックで、切れ味の鋭い演奏と、伴大介の深みある声が力強く響く。「ゴーゴー・キカイダー」では、次世代を担う令和の時代の子供たちによる昭和リスペクトな掛け声「ゴゴーゴー!」が聞けるのも地味に嬉しい。 特筆すべきは、故・渡辺宙明が、逝去される数日前まで歌詞の監修と編曲プランについて指示を出していた2つの新作「春はくる」と「よみがえれ不死鳥!」の収録である。故・渡辺宙明は「伴さんの50周年にお祝いとして」とアレンジを提案。原曲は、2006年の伴大介一人芝居のために作られたBGMであったが、ブルージーなギターサウンドが染みる名曲。これらを70年代文化にリスペクトを捧げる金属恵比須ならではのアレンジによって、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、ジェネシスなど、往年のサウンドに迫る名曲として完成された。メロトロン、ハモンドオルガン、ミニモーグなど、お馴染みのヴィンテージ楽器の音色も心地よい。 「春はくる」は、「春くれば」のアンサーソング的な意味合いも持つが、しっとりと響く伴大介の声が特徴的なラジオボイスやメロトロンコーラスも加えてファンタジックに表現されている。 「よみがえれ不死鳥!」は、6分近い大曲。 正義の心を持って何度でも立ち上がろうとする正義のヒーローを描いた歌詞が心に染みるが、それにあわせてブルース・ロックを基調としつつも、ハード&ヘヴィなサウンドが展開される。圧倒的な存在感を持つ後藤マスヒロのドラムとベースの栗谷秀貴による鉄壁のリズム、髙木大地によるブルージーなギターソロ、宮嶋健一による怒涛のキーボードサウンドなど、伴大介の凄味のある歌唱も踏まえ、涙なしには聴き通すことができない。 「人造人間キカイダー」の主演俳優である伴大介の歌声はもちろん、50周年という企画盤のレベルを超えた、宙明サウンドとプログレッシヴ・ロックの融合が聴ける名盤である。是非ともお聞きいただきたい。(文責:西耕一) ミュージック・ビデオ https://youtu.be/THAt6wXZWvI 【CD詳細】 ■CD番号 3SCD-0069 ■品名 「春くれば2022/伴大介&金属恵比須/作曲:渡辺宙明」 ■帯 伴大介デビュー50周年・渡辺宙明先生追悼CD ■バーコード 4560224350696 ■定価 3056円(税込) ■初回:300枚(初回出荷はすべて伴大介の自筆サイン入り) ■発売 2022年10月14日(予定) ■企画・発売元 スリーシェルズ/ボロミアンリング ■プロデュース 西耕一 ■解説 渡辺宙明、髙木大地、西耕一 ■デザイン 横川寛人 [収録楽曲] 1.春くれば2022 2.人造人間キカイダー・メインタイトル 3.ゴーゴー・キカイダー 4.春はくる 5.よみがえれ不死鳥! 6.カラオケ・春くれば2022 7.カラオケ・ゴーゴー・キカイダー 8.カラオケ・春はくる 9.カラオケ・よみがえれ不死鳥! [演奏] 春くれば 2022Version ・Electric Guitar, Keyboards 髙木大地 ・Bass, Acoustic Guitar 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums, Triangle後藤マスヒロ メインタイトル ・Electric Guitar 髙木大地 ・Bass 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums 後藤マスヒロ ゴーゴー・キカイダー ・Electric Guitar 髙木大地 ・Bass 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums, Tambourine 後藤マスヒロ ・Chorus 稲益宏美、髙木児童合唱団 春はくる ・Synthesizer髙木大地 ・Acoustic Guitar 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 よみがえれ、不死鳥 ・Electric Guitar, Acoustic Guitar 髙木大地 ・Bass 栗谷秀貴 ・Keyboards 宮嶋健一 ・Drums 後藤マスヒロ レコーディング:2022年8月15日、9月9日、9月15日 CDはこちらから購入できます (https://3scdjrl.shopselect.net/items/67158276) 〈CDブックレット収録の解説より〉 「1972年当時、これらの曲をロック・バンド編成で演奏するとしたら?」金属恵比須・髙木大地 編曲のテーマは「1972年当時、これらの曲をロック・バンド編成で演奏するとしたら?」。 アコースティック楽器と違い、バンドで使用するエレクトリック楽器は時代とともに進化するので、最新のテクノロジーを使用するのが常だ。が、今回は50周年。1972年当時の音が鳴る楽器の使用を心がけた。音色の「時代考証」をして、それらの楽器に見合った編曲と使用法を採用した。もちろんヴィンテージ楽器がすべて揃うわけではないので復刻製品やシミュレーターも併用している。さながら大河ドラマのスタッフの気分だ。 「ゴーゴー・キカイダー」「春くれば」は、基本的に渡辺宙明先生のアレンジに準拠した。しかしブラスとストリングスなどのオーケストラ楽器はエレクトリック楽器に置換。トランペットは70年製造開始のモノフォニック・シンセサイザー「Minimoog」、そのほかのブラスやストリングスは70年代製造のテープ・サンプリング鍵盤楽器「Mellotron」(一部、Mellotronのデジタル・サンプリング楽器「Memotron」)を使用。和音の補強にはHammond Organ、エレクトリック・ピアノを。当時のロック・バンドが手に入る機材を想定した。普通のバンドがやるようなデジタル・シンセサイザーによる安易な置換は決してしていない。ギター・アンプは当時の主役だったMarshall 1959(復刻版)を使用している。「ゴーゴー~」のタンバリン、「春くれば」のトライアングルも忠実に再現。 初演の「春はくる」「よみがえれ、不死鳥」は完全に私による編曲だ。「春はくる」は、当時の洋楽を意識したリッチなフォーク・ソングを意識した。イントロと間奏には「ジローのギター」の変奏を挿入し、コンセプトの一体感を持たせるようにした。「よみがえれ、不死鳥」はギターを主役にした編曲に。ブルースロック系にすることによって曲の重さを表現してみた。「ジロー」といえばやはりギターだからだ。 編曲するに際し改めて感じたことは宙明先生のメロディの強さである。後世に残るどころではないインパクト。 今回、遺作の編曲という大役をおおせつかったプレッシャーは尋常ではなかった。何度も腹を痛めてトイレに駆け込んだほどだ。もし50年前に依頼を受けた時を想定し、駆け込むトイレは和式か洋式かどちらだったのかの「時代考証」をしながら。 伴大介さんと宙明先生の友情の楽曲(西耕一によるプロデューサーノート) 2022年2月23日、映画『怪猫狂騒曲』を鑑賞に池袋ヒューマックスにいらした伴大介さんから、「春くれば」をもう一度レコーディングしたい、と相談を受けた。伴さんの目の奥で燃える炎を見て、これは「本気だ」と思った。伴さんは、ここまで渡辺宙明先生の曲を大切に思ってくださっていたのだ。すぐさま宙明先生と、作詞の田野倉健之さんと会議を重ねた。宙明先生の体力を踏まえて、雑誌『モノ・マガジン』で宙明先生から3月に作曲指導を受けたばかりの、金属恵比須の髙木大地さんに編曲と演奏をお願いしては、と提案して、宙明先生も田野倉さんも「それは名案!」と考えが一致した。当初は、「春くれば」と「ゴーゴー・キカイダー」「人造人間キカイダー・メインタイトル」をレコーディングする予定であったが、宙明先生が「伴さんのお祝いならば、なにか用意しなければなりません!」と新曲を提供することになり、伴さんの一人芝居『人造人間は愛の夢を見るか』(2006)のために宙明先生が書き下ろしたBGMに宙明先生監修のもと、新規に作詞して、「春はくる」「よみがえれ不死鳥!」が完成した。 その制作中に、宙明先生から伴さんの思い出を何度も伺い、この仕事に寄せる思いの深さを知った。考えてみれば、いわゆる挿入歌やBGMではなく、「伴大介」のために曲を作るというのは、異例なことであった。作詞と編曲のプランなどが完成したのが6月21日、先生は6月23日に急逝されてしまった。 残されたものたちで仕事を進めた。宙明先生の御子息の俊幸先生からは「父が発注を受け、やり残した仕事なのであれば、完成させてください」と御許可を頂いた。 金属恵比須のオケ録りは、8月15日。伴さんのヴォーカル録音は9月9日、9月15日に行われた。その最中に、伴さんから様々な話を聞いた。1973年の「春くれば」のレコーディングには、作詞の丘灯至夫先生と、作曲の宙明先生もいらしたんだ。でも、俺はまだ何も知らない若者で、レコーディングの後に、丘先生がどんなにすごい人だったかを知ったんだ。宙明先生のレッスンに、撮影が終わってから通ったな。「春くれば」の良さが、歳を重ねて更にわかってきたんだ、だからこそ、50周年で歌いたいんだよ。伴さんは熱っぽく語っていた。 新曲となった「春はくる」「よみがえれ不死鳥!」は、金属恵比須の演奏とアレンジが、絶妙に組み合わさり、宙明サウンドを踏まえた新境地となっている。伴さんと宙明先生の友情の結晶ともいえるこのCDで、宙明先生のご冥福をお祈りしつつ、残された素晴らしい音楽を世に広め、伝えていきたい。 初回出荷分には、伴大介の自筆サイン入り。特製・伴大介コースターも付属する。 プロフィール ■伴大介(ばんだいすけ) 5月5日生。川口市出身。 1972年、劇団NLT在籍中に「人造人間キカイダー」主人公ジロー役に抜擢されデビュー。この時、原作者の石ノ森章太郎氏により芸名を「伴大介」と命名される。その後も「イナズマン」「イナズマンF」「忍者キャプター」と次々と特撮作品で主役を演じる。 一方、Jホラーの父と呼ばれる鶴田法男監督のVシネマ「ほんとにあった怖い話~第2夜 霊のうごめく家~」に出演したのをきっかけにホラー作品の出演も多い。映画「リング」「らせん」「リング0~バースデイ~」いずれも貞子の父、伊熊平八郎役で出演。 音楽では、渡辺宙明氏によるキカイダーの主題歌・挿入歌集で「春くれば」、「石ノ森章太郎男も泣けるTV主題歌集」で「ゴーゴー・キカイダー」を歌唱。また、2022年2月公開の宙明サウンド×化け猫映画「怪猫狂騒曲」で祟られる佐賀藩主・鍋島光茂を熱演した。 https://twitter.com/bandaisuke1 ■金属恵比須(きんぞくえびす) 1991年結成のプログレッシヴ・ロック・バンド。 2015年、『今日は1日プログレ三昧』(NHK-FM)でオンエアされブレイク。TV番組・雑誌・新聞など多数のメディアに取り上げられ、五木ひろし、頭脳警察、ダミアン浜田陛下(元聖飢魔Ⅱ)との共演を果たす。著名人にファンが多く、髙嶋政宏(東宝芸能)が熱烈に応援。 2019年、『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の樋口真嗣監督ら主催による「小松左京音楽祭」に出演。 代表作は『ハリガネムシ』『武田家滅亡』『黒い福音』。 Vocal, Percussion:稲益宏美 Bass, Guitar:栗谷秀貴 Drums:後藤マスヒロ(元・人間椅子) Guitar, Keyboards:髙木大地 Keyboards:宮嶋健一 https://yebis-jp.com/ ■渡辺宙明(わたなべちゅうめい) 1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で逝去。 こちらのCDの購入は、ボロミアンリングさんのサイトへ以降しました。 スリーシェルズ直販からの販売は終了致します。 何卒宜しくお願いします。 https://borromean.base.shop/
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生誕100年価格【30%オフ・送料無料】「團伊玖磨 吹奏楽作品集Vol.1」【3SCD-0001】
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團伊玖磨 吹奏楽作品集Vol.1 収録作品 ①若楠国体行進曲(序曲つき)* ②パシフィック・フリート ③ブリヂストン・マーチ* ④青年 ⑤航空自衛隊大行進曲* ⑥べっぷ ⑦祝典行進曲 ⑧新・祝典行進曲 ⑨行進曲「横須賀」 ⑩吹奏楽のための奏鳴曲 * 世界初CD化 国民的作曲家である團伊玖磨(1924-2001)は、「夕鶴」をはじめとするオペラ、交響曲、「筑後川」等の合唱曲といった大規模な作品から、「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」などの童謡やラジオ体操第2といった実用音楽まで、実に幅広いジャンルにわたって傑作を書いていますが、吹奏楽の分野も例外ではなく、多くの注目すべき作品を残しています。しかしながら、「祝典行進曲」など極一部の作品を除いてそれら吹奏楽作品の大半は人知れず埋もれていると言えましょう。 本CDは、そんな埋もれた傑作を掘り起こすことにより、今一度團の吹奏楽ワールドを俯瞰し、そしてなにより聴く楽しみを提供します。当然ながら世界初CD化となる作品も多数含まれていますが、特に楽譜の紛失により正に幻の名曲となっている「吹奏楽のための奏鳴曲」は貴重でしょう。更には、地球規模のスケールの大きさと、勇壮な男の背中が宿すペーソスが絶妙に融合された「パシフィック・フリート」、朗らかで明るく理屈抜きにマーチを聴く喜びに浸れる「若楠国体行進曲」等々・・・ 知られざる團の吹奏楽ワールドをご体験ください。
